アジアのほうでは台風5号が中国の方で暴れているようです。こちら北米ではハリケーンデニスが先週、フロリダ近辺でかなりの傷跡を残して行ったかと思うと今週はエメリーが発生こちらもキッチリと成長してただ今メキシコの方を様子を伺っているようです。大陸内部の方はその影響で雲の多い日が続いていますが、そのお陰で気温は低めでしのぎ易い日々が続いています。それでも時折湿気の多い日がたまにあってアメリカ人は閉口しているようですが、日本の湿度を経験しておればまだまだ快適です。
イラク戦争の長期化のせいかただ今アメリカでは全軍(アーミー、マリーン、ナショナルガード、エアフォース)挙げての採用活動が盛んです。テレビ、ダイレクトメール、エアショーなどいろんな場で軍の宣伝活動を目にします。日本の自衛隊など足元にも及ばないような活動です。ですからもちろんそのお金の使いようも桁違いでしょう。空軍はカスタムバイクを作ったり、爆撃をシュミレーションできるPCゲームを体験させたりです。ノベルティーグッヅも豊富で、ボールペン、ピン、ステッカー、バッジ、ポスターなどなどです。やはり空軍が一番お金を掛けているように見えます。空軍の中でパイロットは4%、他にも多くの仕事が皆さんを待っていますと宣伝しています。
アメリカ空軍のサンダーバード編隊飛行を見学することができました。鳴り物入りで出発前のセレモニーもあり凄かったです。ブッシュ元大統領を始め各界の著名人の録音した挨拶が流れそれに合わせた音楽もあってパイロット、整備士などが一糸乱れぬ動きでセレモニーが離陸までおこなわれます。離陸後の編隊飛行は4機によるダイアモンド編隊、6機によるデルタ編隊飛行、両方からすれ違うクロスなどなど一歩間違うと大変なことになるような飛行を何度となく見せてくれます。観客からは手を振りやんやの喝采です。この様なところにも愛国心の掲揚を図っているのが見られました。
家や会社を開放していろんな人に見てもらうのがオープンハウスだと思っていましたら、大学の飛行場を開放してのオープンハウスがあるというので出かけてきました。大学が持っているといってもかなり広くそこにはいくつかの民間の会社も同居しています。オープンハウスは宣伝の機会でもあるようで、アーミー、ポリス、USマリーン、飛行機販売、などのブースがあってしきりと説明をしていました。いわゆる営業活動ですね。そこには営業用のグッヅがありペン、パンフレット、ポスターなど気に入ったものは自由に頂けます。ペンが多かったですが、各社とも趣向を凝らしていて、三角ぺん、ぐにゃぐにゃぺんなどがありました。肝心の空港関係では、わがフライングクラブのトーイングフライトデモやスカイダイブのデモもありました。展示で注目したのは、コロンバス市の上空をパトロールするポリスのヘリコプターに注目が集まっていました。
こんどのバットマン「Batman begins」は、前作のかなりオチャラケ調と異なり現実的な色合いを濃く出していました。どんな風にして格闘の技を身に付けたか、コウモリの恐怖から逃れるためにどうしたか、などなど前作とはうって変わった内容でした。私的には今回の方がお気に入りです。漫画と同じように執事やいろんな新兵器を生み出す技術者も結構な俳優が演じておりリアル感に溢れていました。恋人役のレイチェルはトムクルーズとの婚約がまとまったケイエティです。エンディングは何となく次回作を期待させるような形ですので、来年くらいにはまた「Batman Returns」で楽しませてくれるのでしょうか?
アメリカ中西部はアメリカの穀倉地帯といわれるだけあって農業の盛んな地域です。農家につき物の納屋が多いのも当然です。ハイウェーや洲道を走っていればいたるところでバーンに出くわします。日本と違って大型機械を使っての農業ですから、その納屋も大きいのは当たり前です。広大な農地にどっかりと建つ納屋はさしずめ大地の守り神の様にも映ります。色は白色と錆色が大半です。多くは1700~1800年代に建造されたものですからかなりの年代物です。そんな木造建造物が健在し今も使われていると言うのですから、驚きです。
この時期アメリカの各地ではフェアーが行われています。カウンティー(郡)フェアーでの見世物と言えば子供の乗り物、出店、品評会、花火、それとロデオのようです。昨夜はそのロデオを見物に行ってきました。夕方からの見世物です。始まりが午後8時前です。それでもまだ明るいのですから、アメリカの夏は日の上がっている時間が長いです。国歌斉唱に始まりいよいよロデオの始まりです。牛にまたがるのはまだ若いカウボウイばかりです。牛の下半身をロープで強烈に締め上げ牛はそれを解こうとして下半身を跳ね上げる、その牛の挙動に片手で乗っているカウボウイがどれだけ長い時間またがっておれるかと言う競技です。ちゃんと審判が3人いて毎回点数と順位が発表されていました。おそらく何がしかの賞金がかかっているのでしょう。そこのところは未確認ですが。ロデオの間を持たせるピエロのような人も居てあっという間に時間が経っていました。
アメリカ人は道具をうまく使いこなしますね。今日は電話会議に出席してきました。いままで1対1の会議はやったのですが、今日は4社が参加の会議です。それのサービスを提供するAT&Tも凄いですが、それを使いこなすアメリカ人もたいした者です。一つのパーティーに最低でも2名から5名が出席していましたから、総勢で14名くらいの電話会議だったと思います。最初の頃は良かったのですが、さすがのアメリカ人も発言者が入り乱れて来て、「何処の会社の誰が話しているのが、解らなくなってきました」と言い出したのには、笑えて来ました。それでもこんな便利なもので遠く離れた人たちが即座に会議をもてるのですから、たいしたものですよ。便利な道具はうまく使いこなせば大変役に立つと言う見本ですね。これで旅費と時間の大きな削減ですよ。
スペースシャトルの発射が延期されましたね。9月ですか、またまた長いお待たせです。安全重視ですからキッチリと対策をして見事なミッションを達成してきて欲しいです。燃料タンクのセンサーが不調ではこの前の2の舞になりますよ。センサーは5ヶ所あるので他のセンサーで行くこともできたのでしょうが、ここは慎重に原因と対策をして再度の発射が正解でしょう。実況中継を期待してみていたのですが、ほんの1時間半前で中止、そして延期の知らせでした。街中の電気屋さんでもテレビで実況中継を移していて、やはりシャトル発射は国民的行事の感じがしました。9月というと夏は過ぎもう涼しくなっているでしょう。
革靴の靴磨きはどのようにされていますか?なかなか自宅で自分で磨くというのも、私はしていません。そこで靴磨きやさんに出くわすとここぞとばかりに靴を磨いてもらいます。今日は飛行場で靴磨きやさんに会いましたので、お願いしました。黒人の体格の良い方でしたが、手の動きや、腕の振りがリズミカルで印象的でした。近くで見ていた子供がその振りを見てその動きを真似て体を動かしていて滑稽でした。靴も久々のオイルを縫って手入れをされてピカピカ状態です。払った金額は6ドルプラス2ドルのチップでした。チップはちょっと多すぎたかなと思いましたが奮発しておきました。
「爪が伸びてきた、しらないうちに…」という歌が井上揚水の初期の歌にあったとおもいます。爪、髪の毛、髭は人間の命が絶えてもしばらくは伸びるらしいですね。幼い頃、親から「夜に爪を切ってはいけない」とか、「夜に爪を切ると親と早く死別する」とか、爪きりにまつわる話はいろいろありますね。成人になってからは「デートの前は爪を切っておけ」とか、爪の話は一生ついてまわるのでしょうかねぇ。本当に知らないうちに爪が伸びているのを自覚します。生きている証拠ですかね。
昨日は近くで交通事故があり電信柱を倒して送電障害が起きました。私たちの会社も停電で焼く2時間半機械を動かすことが出来ず、商売あがったりでした。会社内でいろいろ調べたりしましたが、結局送電の問題と解るまで30分くらい掛かりました。隣の会社も停電ということで、会社の外が問題だと解ったのですが、電気会社ものん気な者で「悪いとことはわかっていますけど、時間がかかります。送電できるようになりましたら電話します。」とのことです。
トムクルーズ主演の「宇宙大戦争」を巷の映画館に見に行って来ました。金曜日の夕方でしたが、入場料は約450円でした。この値段から見てもアメリカの映画産業の懐の深さを感じました。値段の安さの割には、入場者は少なく20名も居なかったと思います。ゆっくりと映画を楽しむことが出来ました。ストーリーはといえば、テレビのCMでは想像もしなかった敵方の姿が出てきて驚いたと言うより、その形(タコみたい)にちょっと笑わされました。転地がひっくり返るような場面の特撮には驚きましたが、敵方が強すぎてどんな結末になるのか気を揉みましたが、結果はあっけなく拍子抜けした感じでした。ただ今アメリカ映画の興行収入代2位を行く映画でした。
美味しいワインが飲みたい。日本では、食前にビールか焼酎を頂いて居たのですが、アメリカではもっぱらワインを楽しんでいます。銘柄には特段こだわらずに買うときの気分で「赤」「白「「ロゼ」と楽しんでいます。今のところのお気に入りは「ホワイトジンファンデール」です。甘さもほどほどで、どんな食事の折に合うと思っています。このワインが5リットル入りで、12ドルで購入できるのです。大きな箱状態にコックがついています。それをいつも冷蔵庫に入れております。ビールではお腹の膨張を気にしなければ駄目ですが、ワインは心配なしです。
私的な、アメリカの夏の風物詩は「芝刈り、BBQ,ドライブインシアター」と思います。三つ目のドライブインシアターを楽しんできました。週末の夜にだけ開かれるもので、日没後の空が暗くなってから(午後10時前)の上映でした。見たのはコミックを映画化した「ファンタスティック4」でした。早めに行かないと良い場所がとれず、皆さん家族で早々と来て椅子を出しておしゃべりゲームを楽しんでいました。映画につきものポップコーンは屋外でも定番でバケツのように大きなポップコーンを抱えて食べていました。FMラジオの周波数を規定の物に合わせると音声が聞こえる仕組みとなっています。夏とはいえ、日が沈むと気温が下がってきて車外やオープンカーで見ている人は毛布を掛けての観賞です。以前はこのドライブインシアターが騒動の元だったようで、地元のシェリフが場内を歩いて監視していました。映画が終わったのは深夜12時前でした。