昨年の9月に未曾有のハリケーンに襲われたニューオリンズでは再建に向けた動きが加速していますが、洪水区域にある家々に対しては3フィートのかさ上げをFEMAが指示しています。1フィートのかさ上げに凡そ4万ドルですから、12万ドルのかさ上げ工事費が必要となります。これを参考に被害者はそのまま洪水地域にかさ上げ工事をして住み続けるのか、他の地域に移り住み新築するのかの判断をしなければなりません。中にはこの際思い切ってと10フィートもかさ上げする家主も出ています。このかさ上げ推奨を適用しない場合は保険金額が膨大な金額となるとともに家の評価金額そのものも下がることになります。多くの家は堤防や運河が完成した後建築した地表面に基礎の高さをした築後平均50年であります。家をかさ上げするには油圧ジャッキで持ち上げその下に木製か鉄製の支柱で支えることになります。これにより一部地域の景観はかなり変化しそうです。
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住めば都で大災害の前には施しようがないかもしれません。 阪神淡路大震災も復興10年を過ぎ街並みもぐーーんとよみがえってきました。
翌年の復興ではなかなか大変でしょうけれど住めば都で、なんとかしてでもニューオーリンズの街を復活させて欲しいです。