竜巻

４月に入り、当地オハイオは竜巻（トルネード）の季節になりました。日本でも最近は北海道あたりでは、竜巻警報が出るようになったとか聞きますが、こちらの竜巻はこれから秋の終わりまでは、トルネードに要注意です。日本で言う、いわゆる入道雲（積乱雲）に伴って地上から雲まで延びる上昇気流を伴う高速の竜巻です。これが発達して地上に発生（タッチダウン）すると、建物等地上にあるものに甚大な被害をもたらします。規模としては、水平方向の大きさは数十メートルから、大きな物で数百メートルと狭いのですが、その中心部では局所的に１００M/秒の猛烈な風が吹き被害を与えるのです。台風や温帯低気圧に比べ小規模とは言われていますが、傷跡をみると何か巨大恐竜が踏み潰したように木端微塵の状況を見ると、台風の傷跡と同じように悲惨である事に変わりはありません。そんな季節になり被害の無い事を祈るだけです。