杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

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Accuracy of the physical examination

2008年07月17日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。
今日はあんずの納涼会+ボウリング大会でした。10年ぶりくらいでした。
関係ありませんが、以下はなかなかです。
Accuracy of the physical examination in evaluating pleural effusion
おー、最近、字をおっきくする技を覚えました。
http://www.ccjm.org/ccjm_pdfs_toc/Apr08_Diaz-Guzman.pdf

上記でfreeでダウンロード可です。
Figure: Ausculatory percussion
沢山の人にこのブログも見ていただいているようです。ありがとうございます。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名前変えました (グラム染色道場師範手前)
2008-07-17 18:42:44
ブログの書き込み名を変えました。こちらの方が書くのが楽なので。

基本的な内容になり、研修医への資料提供にはもってこいです。でも、研修医になるので、毎年違う人が入ってきて、同じことを言わないといけません。骨が折れます。

ところで、Urinaly tract infectionのものはないのでしょうか?毎年口がすっぱくなるほど、CVA tendernessの確認、沈渣の所見確認、前立腺炎の有無などをしてUTIとして下さいと言っていますが、入れ替わると浸透しません。
UTI (Kanpo-Master)
2008-07-18 10:35:10
師範様、当直明けの(でも奇跡的にno call)だったKanpo-Masterです。男性であれば尿路奇形や前立腺肥大がなければあまり積極的には私はUTIを疑っていません。結石や癌などの可能性はいつも念頭においていますが、、あとhttp://jama.ama-assn.org/cgi/reprint/287/20/2701.pdfにUTIの
articleがありますが、CVA tendernessの陰性尤度比が低いのが目にとまります。すなわちCVA tendernessがなくてもUTIは否定できない、ということになると思います。尿路系は特に前立腺などの診察はdigitalも含めて自分ではあまり自信がないので、suprapubic painなどをまず探しにかかります。あまり参考にならなくてすいません。
Unknown (グラム染色道場師範手前)
2008-07-18 19:30:49
当直明けの(でも奇跡的にno call)だったKanpo-Master さま

早速ありがとうございます。感触で言うのと、実際にデータを示して言うのはインパクトが違いすぎます。

今日は研修医に『抗菌薬の使用法』についての講義でした。何で検査技師さんが?になりますが、当院は皆さん抗菌薬は遠巻きに見ています。言い換えると避けて通る道でしょうか?難しいようです。私にとっては難しくないのですが。
①まずは診断ありき。
②患者背景を観察
③起炎菌の推定
④菌検査を忘れずに

という内容になりました。
最後に皆さん本読みましょうと言いましたが、まじめで熱心な先生ばかりで嬉しいです。

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