杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

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あたりまえこそ素晴らしい?

2007年12月30日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 

怒涛の忘年会シーズンも昨日で終了しました。思うに今年一年様々なことが
ありました。体力的につらい時期もありましたが、あーだ、こーだ、と愚痴を
いいながらも何とか一年が終わろうとしております。楽しく仕事ができる、できた、というのが一番良かった点だと思いました。日常の当たり前のことが当たり前に過ぎて行く毎日ですが、1日、1日が無事に当たり前に終わる幸せ、をふと立ち止まって考え、感謝する、、、ということを実践できればなあ、とも思います。
そう思えば、愚痴ではなく、何か自分でももっとできるかもしれない、と発想の転換ができる気がしています。
関係者の皆様、今年一年お世話になりました。
懐かしい写真がありました:2年前の青木先生宅にて
Yさわ先生、T大のhagi-dora先生, Kおじさん、Kanpo-Master,やぎちゃん(今は母になってしまった)



忘年会partIV

2007年12月29日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。
写真は、島唐辛子(泡盛につけこんだ唐辛子)とシークアーサーを持つ
ほんちゃん。沖縄そばの味が島唐辛子を入れるとお酒臭くなりました。
しかも結構酔っちゃいます。
そういえば、次回のあんずレクチャーには、徳田先生をお招きして
COPDのphysical diagnosisに特化してやってもらおうと画策しております。


忘年会partIII

2007年12月29日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。
今日は、聖路加のカリスマGIMの徳田安春先生と、うちの病理学呼吸器グループの知念先生、ぴらお先生、ほんちゃん、Kanpo-Masterの5人で忘年会となりました。
沖縄料理を堪能しましたが、かなり泡盛で酔いました。
自分を高めるために努力し続けている先生方にお会いするたびに刺激を受けますし、まだまだがんばりが足りないかなあ、、とも思います。
一年が終わろうとしていますが、また来年もあらたな目標を立ててがんばろうと
思った次第です。
写真:ぴらお先生、徳田先生、知念先生、Kanpo-Masterです

home party II あんず&トラ

2007年12月29日 | Kanpo-Master の部屋
虎病院の足あらおっか先生、私Kanpo-Master, あんずのKおじさんです。
あんずからは病理のC先生もいらっしゃいました。
明日も聖路加のT先生、C先生、私を含めて数名で忘年会です。忘年会続きで私の肝臓もかなり光輝くことでしょう!
おー、全く同じ写真が青木先生のブログに出てました。以下参照。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/4f7560cdb108ab2057a09c14fc42f3ae

青木先生の症例検討会という名のhome party

2007年12月29日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。

青木眞先生宅でのhome partyに行って来ました。
今回は人数が少なめの方の会だったので、北朝鮮行きを命じられることなく
過ごしました。ジャズが流れる中、今回は大人の雰囲気の会でした。
知り合いの先生ばかりでしたが、楽しかったです。明日もpartyがあり、30名以上
集まるようです。
そういえば、私のリクエストで青木先生が日本一おいしいというラーメン屋に行って来ました。うーん、実はこのラーメン屋2年か3年前にもやはり、青木先生宅の帰りに寄ったことがある場所でした。確かにおいしい。しょうゆラーメンでした。


抗菌薬感受性セミナー受付終了のお知らせです

2007年12月25日 | Kanpo-Master の部屋
 Kanpo-Masterです。

おかげさまで、1月12日のレクチャーは現時点で100名近い事前予約の
申し込みがありました。うちのあんず医局やその他の院内関係者の分も
事前予約が必要となる関係で受付は本日を持ちまして終了させて頂きます。
また2月分に関しては後日情報を流します。
沢山のご参加をありがとうございます。
当日は、皆様とお会いできることを楽しみにしております。

山口県や岩手県からいらっしゃる方もいるという噂です、、、

写真:あなたはどの働きアリですか?

抗菌薬感受性セミナー 

2007年12月18日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです  
恒例の抗菌薬感受性セミナーですが今回はホップ、ステップ、ジャンプの3回シリーズです。臨床に即直結する内容ですのでお見逃しなく、、、!

今回は参加者の人数がいまひとつ把握できないのと会場の関係で事前予約制にさせていただければと思います。
参加ご希望の方は出席希望は、下記に連絡いただきますようお願い致します。
 メールアドレスは noriaki.shimasaki@pfizer.com
 担当窓口:嶋崎 憲昭

宜しくお願い致します。

嶋崎 憲昭  / NORIAKI SHIMASAKI
   ファイザー(株) 武蔵野営業所
   TEL      /042-526-1851
   FAX      /042-526-0934
講師:佐竹幸子先生(群馬大学医学部保健学部応用検査学)
   青木眞先生(感染症コンサルタント、サクラ精機学術顧問)
場所:すべて武蔵野スイングホールです。
武蔵境駅すぐ近くです
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2256/_geo_contents_/swing/info.html

第1回:1月12日(土曜日)11F レインボーサロン
18:30-21:00
臨床で知っておきたい臨床微生物学の基礎

第2回:2月2日(土曜日)11F レインボーサロン
18:30-2100
臨床で知っておきたい抗菌薬感受性結果の読み方(総論、各論I)

第3回:3月1日(土曜日)10F スカイホール 
18:30-21:00
臨床で知っておきたい抗菌薬感受性結果の読み方(各論II)

佐竹先生からのお薦め参考文献は以下です
CLSI. 2007. Performance standards for antimicrobial susceptibility testing;
seventeenth informational supplement. M100-S17.CLSI, Wayne, pa.

くらげ足

2007年12月11日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです
http://www.asahi.com/science/update/1122/OSK200711220059.html

最近のPNASにマイコプラズマには足があった、、というのが
大阪市立大学から報告されています。

http://www.pnas.org/cgi/content/full/104/49/19518

こちらはInternal Medicineにマイコプラズマの画像所見についてのarticleです
放射線科の酒井先生らも加わっています。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/46/14/1083/_pdf

写真はasahi.comから。

Physical Diagnosis of COPD もういっちょう!

2007年12月04日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。 
昨日ご紹介した徳田安春先生 著の
Physical Diagnosis of Chronic Obstructive Pulmonary Disease
http://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/46/23/1885/_pdf
を見て、physical から迫るClinical Pearlが沢山あって驚きました。また宮城先生や徳田先生が指導されているphysicalもそれを裏打ちするエビデンスがしっかりある、ということを学びました。referenceが読んだことのないものが多く、また知らないサインも結構あったりして自分自身、呼吸器内科医を名乗ることが恥ずかしく思えた程です。早速、referenceにあがっていた宮城征四郎先生関連を図書館で漁ってみると、、
 medicina 1986;23:2236-2242 胸部、理学的検査法
 medicina 1987;24:584-585
臨床病理 1990;4:415-419
をゲットしました。内容も”教育回診実況中継”で述べられている根拠が載せてあり勉強になりました。また、以下は宮城先生のお言葉ですが、心に響きました。一部抜粋します。
診療の原点は常に患者の訴えに注意深く耳を傾け、自らの医学知識に基づいてその訴えを咀嚼し整理して患者が悩まされている疾患のオリエンテーションを得ることである。理学的所見は万国ならびに全人類に共通の表現であり、われわれ臨床家は患者のこの種の言葉に表れない悲痛な訴えにこそ全神経を傾注すべきであって、、、 
感動しました!

Physical Diagnosis of COPD 

2007年12月03日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 

同じ号に徳田安春先生と宮城征四郎先生によるCOPDと身体所見のreviewも出てました。http://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/46/23/1885/_pdf
こちらは明日じっくり勉強させていただこうと思います。本当にすごい勢いでペーパーを書かれている徳田先生です。呼吸器科必見のペーパになるかも知れません。

写真は僕がよく引用するBMJおじさん(COPDの)と、宮城先生、徳田先生の本(Dr宮城の教育回診実況中継)からの内容を一部引用させていただいたスライドから。


Sarcoidosis 再び×3

2007年12月03日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 

"Pulmonary Sarcoidosis with Massive Parenchymal Masses"
という御題でhttp://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/46/23/1939/_pdf
Internal Medicineにアクセプトされ本日出ました。フリーでダウンロード可です。perilymphatic spreadが一つのkey wordです。ACEの測定やBALもやっていない症例でしたが、massiveな病変はrareであっても、画像上はサルコイドーシスを疑う所見満載でありそこをeditorに理解して頂いたのが非常にうれしかったです。

ボーンアルテイメイタム 

2007年12月02日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Maserです。 

今日は、IDATENの勉強会がはったはずだが、、、自分は午前の外来(健診結果の説明やら常連さんやら)+病棟コンサルト2件で結構疲れてしまい、思わず現実逃避のため午後2時間ばかりをボーン、何とか、という映画を見に行った。ボーンシリーズは結構、面白いので期待通りのものだったが、疲れのせいか、開始20分を爆睡してしまった。とにかくタフな主人公であり、あやかりたいものです。関係ありませんが、昨日のアクセス数は600越えでした。
今年もあと1ヶ月、、自分の目標の1/3も達成できていない、まだまだ、、です。
写真:走るボーンさん。

青木眞先生の本、第2版発売!

2007年12月01日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 
僕の研修医時代に、金づちで頭を殴られるくらいのインパクトを与えてくださった恩師の一人である青木眞先生著の「レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版」が本日発売されるようです。一家に一冊の必読の本です。僕が提供した写真もちょこっと載っているようですので楽しみです。明日は本屋に直行ですね。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/dc4ba73d41dce1b0c56d22061f1eb9c5

掌蹠嚢胞症

2007年12月01日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。 
今日、一般内科の外来をしていたら、某大学病院で掌蹠嚢胞症と診断された
中年の女性が来た。健診目的だったのだが、、、
病変の初期と思われる皮下の嚢胞状の病変とがさがさの皮膚、掻痒感を伴っていた。感染症の青木眞先生には手足に発疹を見たら、IE, 手足口病、梅毒、掌蹠嚢胞症なんかを考えよ、ということを研修医時代に習ったが掌蹠嚢胞症の本物を見たのは初めてだった。患者さんにも、「先生よくみて今後のために勉強してね」と言われた。自分は、知らない病気は「あまり知らない」、とか、初めてみる病気はどこで外来をやっていても「初めて見る病気ですが、、」などついつい言ってしまうのだが、つくづく患者さんに教えてもらうことが多いと思う。今日も両手首を握りしばしの間、観察させてもらった。この病気は某女優がなったことで有名ですね。
パッチテストをやられたと言っていたが、金属アレルギーのテストをされたのだ
と思う。ついでにこの写真は使えると思いました。http://www.dermatol.or.jp/QandA/pustulosis/contents.htmlより拝借。
http://www.begin.or.jp/~smile-km/syouseki.htmlと全く同じ症状であった。