大学での当直中です。最近は毎日10時過ぎに帰宅しなんだかバタンキューな生活です。ほんと、疲れます、、。楽しく仕事はできているとは思ってますが、、、。
当直の合間にざっと読んでみました。BMJから、、
Use of non-invasive ventilation to wean critically ill adults off invasive ventilation: meta-analysis and systematic review [BMJ 2009;338:b1754]
NIPPVは挿管患者において致死率を減少させ、VAP, intensive care unitでの期間の減少、在院日数、人工呼吸器管理の日数などを減少させることができる。
ただこのmeta-analysisはCOPDを多く含むstudyがほとんどで、その他の雑多な疾患(mixed)に関してははっきりいってよく分からない,でも使っても予後を悪くはしなさそう、、。
指導医養成ワークショップに合宿形式で参加してきました。丸2日朝早くから夜遅くまでびっしりの内容でヒョエーという感じでした。
疲れた~、というのがまず、感想です。他科や他病院の先生と一緒になって
レクチャー受けた後の発表を繰り返しました。コーチングやら、寸劇もあったりして、それぞれのチームで発表しました。感じたことは教育が最も重要なテーマになりつつある、ということと教育する側がしっかりした教育を受けていないと下も育たない(だろう、、)ということです。
また教育自体はOn the job training (OJT)による部分が大きいように思われ、それは即ち、指導医そのものの普段の姿勢や熱意、力量などが問われている気がしました。
今日はTICに参加してきました。
症例は65歳男性でDLBCL(diffuse large B cell lymphoma)でR-CHOPの化学療法を受けている人が、発熱,dry coughを主訴に受診した、というものでした。
Hostの免疫状態やshaking chillがあったこと、比較的徐脈などもあり細胞内寄生菌のbacteremiaを疑いましたが、正解はリステリア感染症でした。
チーズは危ない、のですが、なぜかモッツアレラチーズは大丈夫だそうです。
Ehlers-Danlos Syndrome with Recurrent Spontaneous Pneumothoraces and Cavitary Lesion on Chest X-rayas the Initial Complications
[Inter Med 48: 717-722, 2009]