杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

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入局,大歓迎です!

抗菌薬感受性セミナー第3弾

2008年02月27日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです
抗菌薬感受性セミナーの第3弾が開催されます。
場所:新宿NSビル3Fホール
時間:3月1日の夕方6時半から
講師:佐竹幸子先生(群馬大学医学部保健学部応用検査学)
   青木眞先生(感染症コンサルタント、サクラ精機学術顧問)

定員が今回は150名までは大丈夫なところだそうです。

最終確認したところ、事前登録ですでに150名で一杯とのことです。
当日の直接参加は難しいとのことです。
よろしくお願い致します。


Kampo (Kanpo)-Medicine 大事にしたいもの、、、

2008年02月24日 | Kanpo-Master の部屋
土日にかけて漢方合宿に行ってきました。
驚いたのは、今まで漢方セミナーで何度かご一緒した先生が実は以下のTV番組に
出演されている先生の一人だった、こと。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/ 
また知り合いの知り合い、とか直接お会いしたことはないけれど、メーリングリストなどで名前を拝見したことのある先生がいたこと。でしょうか、、
最後の症例検討は西洋医学ばりの身体所見から迫るグループdiscussionで、これが一番楽しかった。西洋医学の専門もばらばら、でそれもまた沢山の意見が出ていいと思いました。思いがけず、自分の実験の相談などもできたりする収穫もありました。体全体を考え常に証として捉える漢方の魅力は尽きません。思えば東洋医学との出会いは学生時代に酒井シズ先生の医史学ゼミに参加してからでしょうか、、
http://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/i_ningengaku/index.html
あのころ東洋医学に漠然と抱いていた興味、関心がまさか今現在、漢方治療という形で実現するとは思いもよりませんでした。
Definition
Kampo (sometimes spelled kanpo) is a Japanese variant of Chinese traditional medicine that involves the extensive use of herbs. The name is derived from the Japanese symbols kan, which means China and po, which means medicine. Kampo treatment has become very much integrated in the Japanese health care system. It is widely available from hospitals and physicians there, and is the most popular form of complementary health care in contemporary Japan. Kampo herbal preparations are sold by many Japanese pharmacies. The World Health Organization (WHO) reports that Japan has the highest per capita consumption of herbal medicine in the world. In addition to herbal treatments, Kampo practitioners may also administer acupuncture, moxibustion, and manipulative therapy.

たまには呼吸器関連の話題も....

2008年02月12日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。ちょっと気になった最近のパーパーを一部チョイスしてみました。
http://www.mayoclinicproceedings.com/Abstract.asp?AID=4607&Abst=Abstract&UID=
Recent advances in the diagnosis and management of malignant pleural effusions [Mayo Clin Proc 2008;83:235-150]
上記のペーパーはfreeでダウンロード可です。ざっと読んでみましたが基本的な知識の確認にはもってこいだと思います。

http://www.chestjournal.org/cgi/content/abstract/133/2/528
Pulmonary complications of Novel antineoplastic agents for solid tumor  [CHEST 2008;133:528-538]
これは抗癌剤と肺障害についてまとめられている。投与後数ヶ月でおきるものや即時型の反応を呈するものなどいろいろある。我々がよく使用するTopoisomerase I inhibitorのIrinotecan、Topoisomerase II inhibitorのEtoposide (VP-16)、Tyrosine kinase inhibitorのGefitinib, Taxan系のPaclitaxel, docetaxel,などにも触れられている。

http://www.chestjournal.org/cgi/content/abstract/133/1/243
Pulmonary disease due to Nontuberculous Mycobacteria [CHEST 2008;133:243-251]
NTMを生じるパターンを①喫煙歴のあるCOPD男性(上葉に多い)
②やせた高齢の非喫煙者の女性に多い、骨格のdeformityも時に合併 ③Hot tub lung (Hypersensitivity pneumonitis)に分類したり、rapid or slow growing NTMに分類して治療なども紹介している。

あんずブログについて

2008年02月10日 | Kanpo-Master の部屋
最近、あんずの呼吸、見てます。とか良く言われます。いきなり、、、知らない人にも、、
でもある人には食べ物の話ばかりだね、とも言われました。そうかなああ、、、
といいながら、本日夜は池袋の”えるびす”に行ってきました。
http://www.elvis.co.jp/kodawari/syouyu.html
普通のしょうゆ、らーめん、がおいしかった。です。
写真:あんず呼吸器グループのエンブレム

大リーガー医 

2008年02月09日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。
Drテイアニーの症例検討会を受けに聖路加国際病院に出掛けてきました。
昨日は順天堂、今日は聖路加のカンファレンスに参加しましたが、どちらもCNS lupusの症例が1例ずつ入ってました。VINDICATEを活用したhistory takingからの鑑別診断は、いつ聞いても勉強になります。Clinical pearlもいくつか教えていただきました。テイアニー先生は朝、昼はとらず一日1食だそうです。

出版記念party2

2008年02月09日 | Kanpo-Master の部屋
正解は黒川 清先生でした。写真左
右写真はテイアニー先生と青木先生。

出会いは重要だ、と言う言葉をよく聞きますが研修医のころに青木先生から受けた
影響ははかりしれません。また教えを丸7年受けられたことは何ものにも代え難い一生の財産となりました。自分の周りには感染症学を目指す人や米国臨床留学を目指す人、などが多い気がしますが、これも青木先生の影響が大きいのだと思っています。しかしいきなりプロジェクターが壊れたのが残念でしたが、、

青木眞先生の出版記念パーテイー

2008年02月09日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。
今日は青木眞先生のレジデントのための感染症診療マニュアルの第2版の出版記念partyが都内某所でありました。USCFのテイアニー先生をはじめとして蒼々たる人が集まってました。都内のみならず、全国から関係者が集まってきました。各方面で様々な分野で日本の医療界に影響を与えているであろう人物が沢山いて贅沢な不思議な雰囲気でした。さて、問題です。この写真の手だけ写っている人は誰でしょうか? answer is coming soon!

関東内科カンファレンス

2008年02月05日 | Kanpo-Master の部屋
以下、内科カンファレンスの情報です。hagi doraさん主催です。ふるってご参加をお願いします。
2/16(土)に、都内病院の若手医師による「内科カンファレンス」を開催いたします。形式としては、IDATENの米国式ケースカンファレンスを大いに参考にしておりますが、
1:カンファレンス前にA4版症例サマリーが入手できる(準備中)
2:診断が病理結果などによって確定していなくても、治療と臨床経過から「…であったと推測される」ような、いわゆる「お蔵入り症例」も提示するなどの特色(?)がございます。
提示される症例は感染症に限りませんが、幅広い鑑別診断を要求される感染症診療において、当カンファレンスも資するところ大と考えております。小生らの施設からは、「抗菌薬の使用によって確定診断が困難になった、しかし感染症とは限らない症例」を提示する予定です。
下記の通りの時間・場所で開催いたします。ご興味がおありの方は、ご面倒ですが、huggy.dora(アット)gmail.comまでご連絡下さい。人数把握の目的だけですので、件名に「カンファレンス参加希望」、本文なしで結構です。
皆様のお越しをお待ちしております。
(アステラス製薬の協賛で開催いたします)
日 時: 平成20年2月16日(土) 18:00~
場 所: アステラス製薬東京本社別館信和ビル 6階会議室
東京都中央区日本橋本町2-2-10

【製品紹介】 18:00~ アステラス製薬
≪症例検討≫
【症例1】18:10~ 東京大学医学部附属病院
「60代男性 繰り返す発熱と脾臓の微小膿瘍、全身リンパ節腫脹」
【症例2】19:00~ 聖路加国際病院
「43歳スイス人男性 多発関節痛を主訴に来院」
(休憩)
【症例3】20:00~ 東京都立駒込病院
「66歳男性 発熱・皮疹を主訴に来院」


2008年多摩感染症セミナー第2弾

2008年02月03日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。

今日の多摩感染症セミナーも盛況のうちに終了しました。沢山のご参加をありがとうございました。また山口県や広島県から来てくださった先生もいらしたようです。佐竹先生のレクチャーは今日でかなり頭にシミテクルのが分かりました。何度聞いても勉強になりますし、途中で数箇所modifyされた部分もありました。CLSIの基準の変更などはあったりしますが、基本的な考え方が一番重要でかつ知っておかなければいけないことだと思います。青木先生は”やじを飛ばすおじさん”、ではなくて、”コメンテーター”です(笑)佐竹先生や青木先生に感謝しつつ、、、。
またラーメンに行ってしまった.....


入学試験

2008年02月02日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです

昨日は医学部の入試があり数十人の試験監督の一人として一日借り出されました。
試験開始数分前に、「あの~、鉛筆ないんですけど~」とか、試験中に寝てしまう人、気持ち悪くなった人、午後からいなくなった人、しっかり手を挙げないのでトイレに行きたくてもしばらくこちらが気付かなかったり、、とにかくいろんな人がいました。無事にトラブルなく終了して良かったと思います。自分は試験受ける側ばっかりだったのですが逆の立場も結構大変だなあ、、と思いました。

臨床医のための漢方医学フォローアップセミナー

2008年02月01日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。
今日は、新宿まで浅岡俊之先生の漢方セミナー3回シリーズの第1回目に行ってきました。補腎剤、補気剤、補血剤、についての生薬の詳しい解説がありました。
患者のbest conditionから虚or実のどちらに動いているのか、を意識した処方が大事であること。また患者本来の病態の把握のための問診が大事ということを力説しておられました。漢方の生薬構成はアートだと思います。
六味丸(補腎剤ですが、、):地黄、山薬、山茱萸、茯苓、沢瀉、牡丹皮
地黄で体に必要なものが漏れるのを防ぎながら潤しながら(山薬、山茱萸でこれをさらに増強)、茯苓、沢瀉で水の偏在を直し、牡丹皮で臍下不仁(臍下の不快感)を直す。などなど。本当に奥が深いと思います。

抗菌薬感受性セミナーステップ偏 土曜日開催です

2008年02月01日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです  
恒例の抗菌薬感受性セミナーですが今回はホップ、ステップ、ジャンプの3回シリーズです。明日はいよいよステップバージョン。
臨床に即直結する内容です。受付は第2回は定員一杯に達したため終了しています。第3回は場所を新宿に変更してもっと大きな会場でやります。

■■第3回(3/1 土曜日,場所は新宿です、後日お知らせします)の参加ご希望の方は出席希望は、下記に連絡いただきますようお願い致します。
 メールアドレスは noriaki.shimasaki@pfizer.com
 担当窓口:嶋崎 憲昭 宜しくお願い致します。
嶋崎 憲昭  / NORIAKI SHIMASAKI
   ファイザー(株) 武蔵野営業所
   TEL      /042-526-1851
   FAX      /042-526-0934
講師:佐竹幸子先生(群馬大学医学部保健学部応用検査学)
   青木眞先生(感染症コンサルタント、サクラ精機学術顧問)
場所:
武蔵境駅すぐ近くですhttp://www2.wagamachi-guide.com/musashino/map.asp?GPOS=139.546151,35.699562&GSCL=8000&SSIZ=500,500&ID=65&sid=5036

第1回:1月12日(土曜日)11F レインボーサロン
18:30-21:00
臨床で知っておきたい臨床微生物学の基礎→終了しました。

第2回:2月2日(土曜日)11F レインボーサロン
19:00~
臨床で知っておきたい抗菌薬感受性結果の読み方(総論、各論I)

佐竹先生からのお薦め参考文献は以下です
CLSI. 2007. Performance standards for antimicrobial susceptibility testing;
seventeenth informational supplement. M100-S17.CLSI, Wayne, pa.