杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

当教室への連絡をいつでもお待ちしております.
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入局,大歓迎です!

青木眞先生の症例検討会 in あんずの呼吸

2007年10月30日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 
あさって、木曜日はいよいよ青木先生の症例検討会です。今度はどのような
お題なんでしょうか?楽しみですね。
日時:11月1日(木)
場所:基礎研究棟 3階、会議室→いつもと場所が違います。お間違えなく。
時間:夕方5時~
その後の飲み?ラーメン?には病理学教室のC先生も合流する可能性大です!
関係ありませんが、あんずの実が左鎖骨上窩に落ちたときは相当痛かったっす。
写真:あんずの実


ミルチカレー in 札幌 食べたいですな。

2007年10月30日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです  
http://www.mirch.biz/
のミルチカレーがなぜか、すごく食べたくなります。おすすめはチキンベイガンの
辛さ3番。札幌医大の学生が良く来てます。琴似の井上先生にも是非試してもらいたいです。

ミルチカレーを検索したら、青木眞先生のサイトに私が昔コメントした記事が
出てきました
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/688d28c7716a64d1a4da955d291a72ca

御茶ノ水にお出かけの際はエチオピアカレーもお忘れなく、、
http://www.ethiopia-curry.com/
個人的には薬膳カレーも結構好き、、
http://love-curry.seesaa.net/article/827514.html 
大学時代、風邪気味になるとよく通っていました。
ググって見つけた”食い倒ラー”のサイトも勢いあります。一体何者?
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2004/03/post_184.html
写真:じねんじょ薬膳カレー

超重要ジョイントレクチャー by 青木眞先生&佐竹先生

2007年10月29日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです  

いよいよ超重要レクチャーが3回シリーズで行われます。

多数の参加をお待ち申し上げます。
場所:武蔵野スイングホール↓
http://www2.wagamachi-guide.com/musashino/map.asp?GPOS=139.546151,35.699562&GSCL=8000&SSIZ=500,500&ID=65&sid=5036

第1回:1月12日(土曜日)11F レインボーサロン
18:30-21:00
臨床で知っておきたい臨床微生物学の基礎


第2回:2月2日(土曜日)11F レインボーサロン
18:30-2100
臨床で知っておきたい抗菌薬感受性結果の読み方(総論、各論I)

第3回:3月1日(土曜日)10F スカイホール 
18:30-21:00
臨床で知っておきたい抗菌薬感受性結果の読み方(各論II)

非常に楽しみです!!


感染症学会、、その後東京都リウマチ膠原病懇話会

2007年10月27日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 
本日は感染症学会で発表してきました。質問は出ませんでしたが
臨床演題の中に基礎系が交じったせいかも知れません。
うちのボスやDrイッシー、感染症科の何人かの先生方が聞きにきてくださいまして
ありがとうございました。お昼に大雨の中、イッシーとhttp://ameblo.jp/japaneasy1/entry-10006399294.html
神保町の”まんてんカレー”に行って来ました。値段のわりにはボリュームがあってさすが歴史があります。イッシーが高校時代に行っていたところのようです。
その後、東京ドームホテルから中野へ移動し、東京都リウマチ膠原病懇話会の「RA治療中に起こる急性肺障害の診断と治療」PCP肺炎とMTX肺炎を中心に、の講演を聞いてきました。HIVからnon-HIVのPCP、MTX肺炎のreviewで勉強になりました。それにしても風と雨が強く大変な一日でした。

感染症セミナーのご案内

2007年10月26日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 
聖路加の古川先生のレクチャーがあります。あんずからは近いので参加可能ですね。

日 時: 平成19年11月9日(金) 午後 7:30~9:00
場 所: 財団法人 日本心臓血圧研究振興会 
附属 榊原記念病院 榊原ホール
 東京都府中市朝日町3-16-1 TEL 042-314-3111
講演
「 循環器領域の感染症について 」
聖路加国際病院 内科感染症科 医長 古川 恵一 先生
当日、軽食の御用意をさせて頂いております

共催:財団法人 日本心臓血圧研究振興会 附属 榊原記念病院
ブリストル・マイヤーズ 株式会社

PAH ぱーと3 どないするっちゅうねん!

2007年10月26日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Maserです。
あんずでもIIPsのステロイド量やPHの治療についてもう少し突っ込んだ話し合いが
必要と思っています。では、例のMayoから引用すると、、
[診断]
Pulmonary hypertension is defined as mean pulmonary artery pressure(PAP)
that exceeds 25mm Hg at rest or 30mmHg with exercise.もしくは右心カテーテル
[Mangement of pulmonary Hypertension in interstitial lung disesaes]
1. Treat underlying interstitial lung disease
2. Provide supplemental oxygen therapy when appropriate
3. Treat heart failure
4. Consider anticoagulant therapy
5. Consider vasomodulator therapy
ベラプロストナトリウム、経口プロスタサイクリン(PGI2):ドルナーR, プロサイリンR など
prostacyclin analogues epoprostenol(エポプロステノール、商品名フローラン、Gilead社), treprostinil(リモジュリン), iloprost(吸入プロスタグランジン製剤 のiloprost、商品名Ventavis
   **<analogue of prostacyclin PGI2>**
半減期の違い treprostinil vs エポプロステノール= 4時間 vs 3-6分間
どちらの薬剤とも主に在宅で使用されているが、treprostinil は旧世代のエポプロステノールに比べて、半減期が長い(4時間対3-6分間)ことや冷蔵しなくても安定しているなどの利点がある. どちらも静脈注射で使用
phosphodiesterase-5 inhibitor sildenafil(バイアグラ)
 ボセンタン水和物製剤(販売名:トラクリア錠62.5mg)について、効能・効果を「肺動脈性肺高血圧症(WHO機能分類クラスIII及びIVに限る)」として、2005年 4 月11日に承認。ヒトで知られている
エンドセリンのETAとETBの両受容体に非選択的に結合するエンドセリン受容体拮抗薬である。両受容体を阻害することにより、ET-1の上昇に伴う種々の有害作用、特に血管収縮、細胞の増殖と肥大、細胞外マトリックスの形成等を抑制する。
Selective endothelin A receptor antagonists (sitaxsentan and ambrisentan) も将来出てくるとのこと。
6. Consider lung transplantation

最後に、、、ILDとPH合併例でのsystemicな治療は難しい。なぜならV-Q mismatchが増悪して低酸素血症を助長することがあるから。
以下は某T大のdoraさんからのコメント→いつもありがとうございます。
 まったくEvidenceに欠けますが、CTDに合併したPAHについては、
1:RVSP圧が40前後の患者にはドルナーを開始(ドルナーという時点でEvidenceが…)
2:ドルナーでがんばりきれなくなったところで、ボセンタンを追加
3:いきなり右心不全とかで来た患者には、まずDOA, DOAやアムリノン(体血管抵抗と肺血管抵抗で「高いほうを下げてくれる」と、都合のいい話を聞いたことがありますが、真偽のほどは不明)、BiPAP、NO吸入などで急性期を凌ぐ→そのあと必要に応じてフローラン、ボセンタンなど。といったところではないでしょうか。

写真:木の枝にのっている亀ちゃん。分かります?

Europen Respiratory Review  PAHぱーと2

2007年10月26日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 
初めて読んだjounalですが、、ERSでただでもらったので帰りの飛行機の中で一応全部読んでみました。これもPH特集でした。

感想はというと、、、ふーん。、、、という感じでしょうか。
http://err.ersjournals.com/content/vol16/issue102/
これによると遺伝的にPAHへと進展するkey moleculeのmutationが考えられている。これはBMPR2というmoleculeでTGF-β typeII receptorなどをencodeしている
ものらしい。これはCTD, CHF, HIVなどのPAHにおいても関連しているようです。

Endothelin (ETA) とETB receptor の両方:肺動脈の平滑筋細胞(smooth muscle cells of pulmonary arterioles)に存在
ETB receptor : 血管内皮細胞のみに存在

の分布の違いがある。
基礎疾患がどうであってもこの両者の細胞の機能低下はNOやprostacyclinなどの
pro-vasodilatory antiproliferative moleculesのレヴェルを低下させる。
一方でprovasoconstrictive, pro-proliferative moleculesであるThromboxane A2やEndothelin(ET)-1が増加する。これは両者の細胞の機能低下を助長する。

写真のお題:井の頭公園を散歩中。。

Pulmonary hypertension in patients with IIPs

2007年10月25日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです  

今日のカンファレンスでは一応下記の文献紹介をした
 http://www.mayoclinicproceedings.com/pdf%2F8203%2F8203r%2Epdf
これで日常のプラクテイスがどこまで変わるか、は微妙だが、secondary PH
のreviewが少ない中、参考にはなる文献と思われます。

写真はERSの帰りの飛行機からとったものです。きれいっしょ!

OOPS ぱーと2  砂糖をなめてはいけません。

2007年10月23日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです  

先日、某病院にて昨日からの嘔吐を主訴に31歳男性が独歩で来院した。
他院で点滴してもらったが、良くならない、ということであった。既往は特になし
外見は中肉中背のコックさん、ただちょっと目がうつろな感じがするのと、話し方がちょっと舌が回りにくい、、という印象。お酒、たばこはやらず、暴飲暴食は
しない、とのこと。生ものも食べていない。診察すると”呼気が甘い感じ”がした。ただ、看護師さんによると診察直前までりんごジュースを飲んでいた、とのこと。ふーん、と思いながら、須藤先生直伝の爪の診察に入る。爪の形が変だ。あれっ!爪が半分しかないように見える。でも病的意義は良く分からない。舌はひどく乾いている。頚静脈は見えない。胸腹部は異常なくviral enteritisで認めるいわゆる漢方診察”心下否”の所見もない。下痢もない。
呼吸がちょっとだけ早く、深い。肩が呼吸で少し動いている。
よくよく聞いてみると、20才の働き始めたときから健康診断は一回もやっていない(何でやねん!)、今年1年間で20kg体重が落ちた(100kg→80kg)が食事は普通にとっている。須藤先生の声が耳元で聞こえてくる”食べても痩せるのはDMと甲状腺機能亢進症ですよ”また徳田先生の声も、、”腹部の疾患で頻呼吸になるのは急性腹症とかsepsisのときです”。お~、これはもしや、、、OOPS!! 代謝性疾患?? DM性ケトアシドーシスではあーりませんか?? すぐデキスターでBSチェックすると"Hi"の文字が!がびーん!そのまま入院となり、intensive therapyとなりました。僕がほとんど眠れなかったのは言うまでもありません。データはこれに近かった、、が、もっと悪かった(BS 870mg/dl)。が、助けられて良かった。疲れがまだとれない@Kanpo-Masterでした。
http://www.igaku-shoin.co.jp/misc/medicina/seminar4208/

第56回日本感染症学会東日本地方会総会

2007年10月23日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです 

10月26日、27日はいよいよ第56回日本感染症学会東日本地方会総会/第54回化学療法学会東日本支部総会の合同学会が東京ドームホテルで行われます。
あんず医局からは今回は私だけ、発表します
お題”リンパ球、形質細胞浸潤を示すマイコプラズマ肺炎マウスモデルの確立”
その他、知り合いの先生も沢山いらっしゃるようです。自分は土曜日しか出席できそうにありませんが、、
関係ありませんが、ERSに行った時、いろんな場面で3回くらい"Oops!(おっとっと、やっちまった)"を聞いて、いいにくそう、、と思ったのは僕だけでしょうか、、、

瀬島龍三 伊藤忠商事会長・大本営陸軍参謀兼海軍参謀

2007年10月18日 | Kanpo-Master の部屋
 Kanpo-Masterです。

瀬島龍三という人物が9月4日に95才で亡くなった。日本の政財界に精通する
大物であり影響力は大きかった。
http://www.youtube.com/watch?v=zyXah9-owzwも昔見た。

今日外来で拝見した90代の人でhttp://www.chunichi.co.jp/s/article/2007101701000507.htmlに行くという人がいた。お話を伺うと某大手企業の役員であり、大本営にいた人で瀬島氏のの側近であり自分は生き残りの最後だということを話しておられた。瀬島氏は晩年TVで戦争時代のことを語るようになった、と思っていたが、彼によると何も話さずに墓場に行った、と言っていた。そして自分も、、ということも、、。歴史の一証人であるとともに戦争、復興の激動の時代を生き抜いてきた人が目の前にいて”こんなこと話したの先生が始めてだよ”と外来の数10分のお話の中で言っておられたのが非常に印象的であった。いつか瀬島龍三の本ももっと読んでみたい、と強く思いました。

その後のカマキリ

2007年10月17日 | あんずのlethal weapon
当直明けの翌朝カマキリを見に行きますと
写真をご覧になればわかりますように
絶体絶命のピンチでした。

そしてMrチン先生が一言
「卵ないじゃん」

ピンチ!?を切り抜けたカマキリを
昼に見ますとお腹の後ろ側の側面から
普段見たことのないしっぽのような物が
1本ずつ見られました。

今後に乞うご期待

カマキリ

2007年10月16日 | あんずのlethal weapon
ちょっと息抜きです。

敷地内で発見したカマキリです。
朝から夜までずっと同じ場所に居て
写真を撮るために近付いても全く
逃げようともしていませんでした。

Kanpo-Master先生が「写真、写真」と
言って私が撮らされました。
そして、ブログに載せといてと
言いましたのでアップしました。

昆虫博士!?のイッシー曰く
「動かないのは弱ってるからではなく
お腹が大きいので卵を産もうと
しているのではないか」とのことです。

明日の朝が楽しみです。

Brittle nail

2007年10月16日 | あんずのlethal weapon
またもやも爪です。
これも良く見かける爪だと思います。

これは有難くもいつもコメントを書いて下さって
おります『ICT担当の検査技師です』さんが
コメントのところで紹介して下さったサイトから
見つけてきました。

教えて頂いたこのサイトは早速Kanpo-Master先生と
見てみました。
キーワードをnailで検索するとエラーになって
しまいましたので詳しくは見ていませんが
これを見つけられました。

http://health.allrefer.com/pictures-images/brittle-nails.html

ここに載せた写真はこのサイトから拝借しました。
下の方に簡単な説明文がついており、亜鉛や鉄の欠乏、
甲状腺疾患で見られるようです。