さて日曜日は数ヶ月前から予約していたウエルチアレン主催で、初めての試みとなる眼底、耳鏡セミナーに参加してきました。東京と大阪でのみ行われるそうです。耳を見るのは、苦手ですが、眼底は自分の患者は自分でなるべく見るように心がけています。検診でもやらざるを得ないというのもありますが、、。また大学では眼科依頼後は散瞳しているので非常に見やすくなるためいつもベットサイドではその時を狙って待ち構えてみています。高齢の方は白内障のためか,私の腕が悪いせいか見えづらいことがあります。自分の子供や奥さんではすごくきれいに見えるのでやはり白内障の影響はかなりあると思われます。セミナーで感じたのは僕が普段使用しているパンオプテックは確かに視野が抜群に広くて見易く、粗大病変の検出に優れている一方で、http://www.brightsmile.jp/contents/shopping/diagnosticsets/b0001.html こちらの方は、光が強く出るため視野は狭いが細かい血管病変などの描出とか、固定しながらの操作は優れていると思いました。http://www.brightsmile.jp/contents/shopping/diagnosticsets/b0012.html 今回、最も行って良かったと思った点は網膜中心静脈の拍動をどちらの眼底鏡でも見ることができた点です。うっ血乳頭を見るのは簡単ですが、この拍動は正常でも認めない人もいるそうなのでうれしかったです、、。ちなみに脳圧亢進を示唆するのはこの網膜中心静脈の拍動の消失が非常に大事になるそうです。意外にもうっ血乳頭の脳圧亢進のnegative LRは0.87だそうで、あまりあてにならない、という話もあるようです。写真:購入したばかりのiPHONEで撮影した、眼底練習用の箱型のモデルです。
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