今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

喜見山 摩尼寺(鳥取県鳥取市覚寺)

2019年11月16日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年5月23日

喜見山 摩尼寺(鳥取県鳥取市覚寺)
初めて訪れる寺院である。ナビでは「門脇茶屋0857-24-6630」と入力する事を後で知った
駐車場から歩くと両側に茶屋がある
寄ってらっしゃいの愛想のよい声に気持ちが揺らぐが先に進む



初めてなので境内案内図は重要だ



この時は知らなかったが、303段の石段を上る事になる



途中にある石仏を撮しながら呼吸を整える



仁王門(鳥取県指定文化財)
途中に仁王門がある。文禄3年(1594年 桃山時代)に島根県隠岐島の焼火権現より移築と伝えられる
階下に金剛力士、階上に釈迦如来と十六羅漢が安置されている



「金剛力士像」 格子の隙間にレンズを突っ込み、いつものように適当にシャッターを押す



考えて撮るよりも迫力ある写真になることが多い点が気に入っている



昨年(H30)秋の台風により参道の一部が崩落していた



山門が見えているのに足が前に進まない
「ばんえい競馬」でいうと、最後の障害前で力をためている馬のようだ



山門(登録有形文化財)
額には山号の「喜見山」



初めて訪れる寺院の楽しみは山門の先にある景色である。第一印象はかなりいい



本堂(登録有形文化財)
摩尼山の山頂付近に開創された古刹である。本尊は帝釈天



承和年間(834年頃)、円仁(慈覚大師)が再興したのが摩尼寺の起こりであるという



鐘楼(登録有形文化財)



「秀衡杉」 奥州の藤原秀衡が重病の折り、摩尼寺で病気平癒の祈願が成就したお礼に杉苗を植えた
苗は大木に育ったが、江戸時代の落雷で倒木
大幹はここに祀られ、倒木は不動明王を刻して本堂に祀られている



「閻魔堂」



閻魔堂内部



「三祖堂」



伝教大師・弘法大師・慈覚大師を祀る



「善光寺如来堂」 明治後期に建立、S18の鳥取大震災で損傷、S50年代に再建した



本尊は虚空蔵菩薩









境内に点在している仏様



















再び本堂に戻り参拝する



扁額の文字は読めないが、「千徳殿」と呼ばれている本堂なので、その可能性大



堂内外の彫刻も素晴らしい









本尊の「帝釈天、千手観音」を中心に



左右には「四天王」が安置されている






長い階段を下りる。違った景色が視界に入ってくる






上がった時には気づかなかったが狛犬なのか。周囲に溶け込んでいてわからなかった



汗だくで疲労困憊。茶屋のお姉さんの声に誘われアイスクリームを購入してしまった



撮影 令和元年5月23日

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