今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

松峯山 金剛輪寺 その1(滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺)

2014年12月04日 | 神社・仏閣
湖東三山の一つに数えられる。今回が2回目の参拝になるが風車が印象に残っている寺である

松峯山 金剛輪寺
奈良時代の中頃、天平13年(741)に聖武天皇の勅願で行基によって開山
行基が観音さまを彫り進めたところ、木肌から一筋の血が流れ落ちたため、その時点で魂が宿ったとして、粗彫りのまま本尊として祀っている

総門(黒門)
大型駐車場の近くに総門がある。江戸時代の建立で、「黒門」とも呼ばれている



左側通行で受付所へ向かう



参道は木々に囲まれ爽快な気分に
だが、本堂までの距離が長いためその気分も次第に変化してくる



西谷堂
最初にあるお堂。江戸時代の建立



前に来たときもそうだったが、お堂と同じ名前で私同様自由奔放に生きている趣味優先の知人のことを思い出す



堂内には阿弥陀如来像が祀られている



赤門
遠くに赤い色をした門が見えてくる



「赤門」に入ることは難しいと思ってはいたが、ここは特に難関で



遠くから眺めるだけになる



石柱に刻まれた文字と反対の人生を送ってきたような気がして、心が痛い
「己れを忘れて他を利するは、慈悲の極みなり」最澄


 
腰を低くしてこの門をくぐることにした。



千体地蔵
二天門までの参道の両脇に千体地蔵が並ぶ



地蔵堂
信徒・縁者の回向道場









不動堂
護摩供を修法する祈願道場






参道の両脇に千体地蔵が整然と並べられている場所が数カ所ある






千体地蔵に添えられている風車。注意して見てきたが破損しているものがないのには驚く



石佛




 







道のりは長かったが石段の向こうに二天門が見えてきた。千体地蔵もここで終わる



撮影 平成26年10月19日

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