今回、初めて地元北海道を紹介する。
浮島湿原は興味のない人にとっては知られていない場所で観光客も多いとは思えない。
昔、紋別市に5年間勤務していたことがあり、浮島湿原に入る道路(273号線)は50回以上は通行していたが今年に入るまでその存在は知らなかった。
旭川方面からは無料高速道路があり「浮島」で下りる。
滝上・紋別方面に向かって5分程走ると右側に小さな看板が見える。
浮島トンネルが見えてくると行き過ぎなので戻ることになる。
私などは約40年間見過ごしてきたので心配することはない。
下の写真は車道ではなく、湿原に向かう歩道。湿原までの車道はこの歩道の2倍の幅、今となっては珍しい砂利道走行を往復5キロ程度経験できる。
湿原までは1.6Kmとの案内板があるが、歩道の左右は写真のような雰囲気。
この日は曇りで雨雲が空を覆い小雨も降る天気。時々青空が見える。
湿原などでコケ類も
比較的新しい倒木
このような風景に慣れてくると、気になるのが「あとどれくらいで着くの」ということ。
そのような気持ちを察してか、次の控えめな案内板には距離が書いてあり、あと700mということがわかる。
歩道にはウッドチップが敷かれ、柔らかく膝にも優しいが、この日は台風の2日後でもあり足型がくっきり残り、それなりの対応が必要であるということを学んだ。
到着。案内板で沼が多いことを初めて知る。案内板では42になっているが、大小合わせて70余りの沼が点在している。
湿原遊歩道の入口、先が見えないだけに「ワクワク」してくる。
最初に見える湿原風景。
大きな沼には案内板がある。雲が厚く夕方のような感じもするが午前11時過ぎである。
沼の中央に円い植物の固まりがあるが、実は沼に島のように浮かんでいる。「浮島」である。
この日は曇天だったためか沼の色は「真っ黒」。
今、北海道では「青い沼」に観光客が集まっているようであるが、この自然の黒い沼も面白い。
沼に周囲の木を入れて撮すことによって面白い写真になる。
風景写真など撮したことがなかったので新鮮で楽しい気持ちになる。
これはやり過ぎかも知れないが本当に楽しい。
北海道に住む人間には見慣れている光景だが、木の枝が雪の重みで下に向いている。
風向きの関係で枝が一定方向に向いている。
海抜850メートル、面積約700ヘクタールの高層湿原。
1日では紹介できないほどの空間なので続きは明日。興味のある人はぜひご覧ください。
次回へ続く
撮影 平成25年9月18日
浮島湿原は興味のない人にとっては知られていない場所で観光客も多いとは思えない。
昔、紋別市に5年間勤務していたことがあり、浮島湿原に入る道路(273号線)は50回以上は通行していたが今年に入るまでその存在は知らなかった。
旭川方面からは無料高速道路があり「浮島」で下りる。
滝上・紋別方面に向かって5分程走ると右側に小さな看板が見える。
浮島トンネルが見えてくると行き過ぎなので戻ることになる。
私などは約40年間見過ごしてきたので心配することはない。
下の写真は車道ではなく、湿原に向かう歩道。湿原までの車道はこの歩道の2倍の幅、今となっては珍しい砂利道走行を往復5キロ程度経験できる。
湿原までは1.6Kmとの案内板があるが、歩道の左右は写真のような雰囲気。
この日は曇りで雨雲が空を覆い小雨も降る天気。時々青空が見える。
湿原などでコケ類も
比較的新しい倒木
このような風景に慣れてくると、気になるのが「あとどれくらいで着くの」ということ。
そのような気持ちを察してか、次の控えめな案内板には距離が書いてあり、あと700mということがわかる。
歩道にはウッドチップが敷かれ、柔らかく膝にも優しいが、この日は台風の2日後でもあり足型がくっきり残り、それなりの対応が必要であるということを学んだ。
到着。案内板で沼が多いことを初めて知る。案内板では42になっているが、大小合わせて70余りの沼が点在している。
湿原遊歩道の入口、先が見えないだけに「ワクワク」してくる。
最初に見える湿原風景。
大きな沼には案内板がある。雲が厚く夕方のような感じもするが午前11時過ぎである。
沼の中央に円い植物の固まりがあるが、実は沼に島のように浮かんでいる。「浮島」である。
この日は曇天だったためか沼の色は「真っ黒」。
今、北海道では「青い沼」に観光客が集まっているようであるが、この自然の黒い沼も面白い。
沼に周囲の木を入れて撮すことによって面白い写真になる。
風景写真など撮したことがなかったので新鮮で楽しい気持ちになる。
これはやり過ぎかも知れないが本当に楽しい。
北海道に住む人間には見慣れている光景だが、木の枝が雪の重みで下に向いている。
風向きの関係で枝が一定方向に向いている。
海抜850メートル、面積約700ヘクタールの高層湿原。
1日では紹介できないほどの空間なので続きは明日。興味のある人はぜひご覧ください。
次回へ続く
撮影 平成25年9月18日