訪問日 令和2年9月24日
二上山 當麻寺(たいまでら)
今回が二度目の参拝になる。車中泊していた道の駅から近いこともあり立ち寄ることにした
国宝の三重塔が2基(東塔・西塔)ある、唯一の寺としても知られる
「仁王門<東大門>(奈良県指定文化財)」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/9e/570c56ce6f99fa8912319d42b88eea5f.jpg)
「仁王像」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ad/7911e3ef7df6720d095cb3162239bd85.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/96/d8f1cf1b4718285d71aae8e7e49582c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/34/1826ce7577b67b1f5ba82b6621ffbbc7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/cb/f89c0593e7db9d0ba27bfccc0b021829.jpg)
當麻寺由緒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fb/ecd413448bac93e9d8b2c717ff06eee9.jpg)
境内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3c/32ac1a362959b1fba7b6e1090be7dd26.jpg)
梵鐘(国宝)
日本最古級の梵鐘で、當麻寺創建当時の遺物と推定
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/31/4e5b152c4cc1513db1fe9f3eda3ba50b.jpg)
在銘で国内最古の妙心寺鐘(698年)よりも古い日本最古の梵鐘として知られている
「日本最古」と「国宝」の案内がなければ通りすぎてしまうほど目立たない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/73/3b113e50bd9fe2af0082830141b5a077.jpg)
「中之坊」
當麻寺最古の塔頭で、熊野権現が現れた場所に役行者が道場として開いた
もとは「中院」とよばれ、中将姫の師である實雅や、弘法大師の弟子の實弁などの高僧が住房とした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/9e/c924a8b14d0ab0e78fb6da8b3fab688b.jpg)
中将姫剃髪の地と伝承されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/46/ee6c08f4bd1a8255b1f8e3531fd84f6c.jpg)
参道左手に国宝の東塔が見える
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/88/3a99f20567c046bce7f898680681f863.jpg)
本堂<曼荼羅堂>(国宝)
参道の左右に金堂と講堂があり、正面の位置に本堂がある。拝観受付は本堂で行う
拝観できるのは、曼荼羅堂(本堂)、金堂、講堂の3カ所で係の女性が案内と説明をしてくれる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ef/a905f24e635818b1c08670b676c5d0f3.jpg)
本尊は仏像ではなく「當麻曼荼羅(国宝)」
源頼朝寄進の須弥壇(国宝)上に安置されている
中将姫が蓮の糸を用い、一夜で織り上げたという伝説がある……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/93/282443d3c630b032bd2644605cee33fc.jpg)
姫が蓮の茎から取った糸を井戸に浸すと、たちまち五色に染め上がった
五色の蓮糸を用い、一夜にして織り上げたのが「当麻曼荼羅」である
29歳の時、生身の阿弥陀仏と二十五菩薩が現れ、姫は西方極楽浄土へと旅立った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/74/4a1511ad8ddd302100ee3b80d2c84c55.jpg)
講堂(重要文化財)
次に案内されたのが講堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c2/2bf01e93907b5ad732e67620c29fb28f.jpg)
丈六仏 阿弥陀如来坐像、妙幢菩薩立像、伝阿弥陀如来坐像、地蔵菩薩などが祀られている(全て重文)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b9/d153ff26854609c0701d54ec2ee9bbb2.jpg)
「中将姫像」が講堂の横に立っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/61/ecc2e91c757270a9f1833408c6f9a5cf.jpg)
金堂(重要文化財)
最後に案内されたのは金堂で、裏の方が入り口となっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/88/d8a285669c254c4728591153df6c85a7.jpg)
堂内を回って正面にくると驚くほど見事な仏像が安置されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a1/92fde1ecf384f9c3914d0e18ced7a74b.jpg)
本尊:塑造弥勒仏坐像(国宝)は日本最古の塑像である
四天王のうち、持国天立像、増長天立像、広目天立像の3体は、日本最古の乾漆像。多聞天は鎌倉時代の木像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b9/bf89bd5dcdca33e6d437f9c79c0326a2.jpg)
中世以降、當麻寺の信仰の中心は当麻曼荼羅を安置する本堂(曼荼羅堂)に移っているが、本来の中心堂宇は金堂であった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d5/8ea182ee9608fcdf409ea379dbb2db25.jpg)
石灯籠(重要文化財)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/79/a4cf91c06244dc651b59c523bb45fe90.jpg)
白鳳時代に作られた日本最古の石灯籠。二上山の凝灰岩で作られている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ad/9cac220208f1d8a7cd68a017dc30e173.jpg)
石灯籠の奥に金堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/dd/8c6df259754f080b42f29bdb299f9f9f.jpg)
東塔(国宝)
東塔は、當麻寺に現在残っている最も古い建造物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f8/2d858dafb851315a877acf056fbc9057.jpg)
塔を撮すのがが好きな私でも、ここの塔は難しい
正面には木があり全体を撮すことができないし、周辺は立入禁止になっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/42/809097a45d509d1863eae423ff23b7bd.jpg)
木組みなど全く興味がないのだが、これしか撮れないのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/3d/f88523dc73b52f02ec476783b108409c.jpg)
相輪が見えるのはこの位置だけになる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b0/26615e916390b24987f7ab5ffadc19ad.jpg)
少し離れた場所から箱の上に乗って撮ってみた(努力している)
相輪には、一般の塔では「九輪」であるが、「八輪」に
相輪上部の水煙が、他に例をみない魚骨状のデザインになるなど、異例の点が多い塔である
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f8/e563d8f692c908a8207672e6dcedf259.jpg)
西塔(国宝)
もう一つの西塔は、東塔よりやや遅れて作られている
以前訪れた時には近くまで行けたと記憶しているが、立入禁止の柵がある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/84/60ae906133e1cc832715d0ad5a85e36f.jpg)
相輪が八輪になっている点は東塔同様だが、水煙のデザインは未敷蓮華(みふれんげ)をあしらったもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/18/1f0ee7651adc3b6c655075e4496adf49.jpg)
帰る時間になり、青空が見えるようになってきた
正面が本堂(国宝)、左に金堂(重文)、右に講堂(重文)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b3/66ef93098a25a3946fa36dc6695e9d8f.jpg)
中之坊の奥に見える東塔、ここが一番よく見える場所かも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/37/3b60920d0566907f4323fb9da8e00cd0.jpg)
鐘楼と仁王門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/59/1672edc41bb12ac27f6387044e72f1d1.jpg)
仁王門前の門前町の商店街
右手の電柱横に民営駐車場がありそこを利用した
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0f/cc59b04fa21717f4da9096237f0ea00a.jpg)
撮影 令和2年9月24日
二上山 當麻寺(たいまでら)
今回が二度目の参拝になる。車中泊していた道の駅から近いこともあり立ち寄ることにした
国宝の三重塔が2基(東塔・西塔)ある、唯一の寺としても知られる
「仁王門<東大門>(奈良県指定文化財)」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/9e/570c56ce6f99fa8912319d42b88eea5f.jpg)
「仁王像」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ad/7911e3ef7df6720d095cb3162239bd85.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/96/d8f1cf1b4718285d71aae8e7e49582c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/34/1826ce7577b67b1f5ba82b6621ffbbc7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/cb/f89c0593e7db9d0ba27bfccc0b021829.jpg)
當麻寺由緒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fb/ecd413448bac93e9d8b2c717ff06eee9.jpg)
境内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3c/32ac1a362959b1fba7b6e1090be7dd26.jpg)
梵鐘(国宝)
日本最古級の梵鐘で、當麻寺創建当時の遺物と推定
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/31/4e5b152c4cc1513db1fe9f3eda3ba50b.jpg)
在銘で国内最古の妙心寺鐘(698年)よりも古い日本最古の梵鐘として知られている
「日本最古」と「国宝」の案内がなければ通りすぎてしまうほど目立たない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/73/3b113e50bd9fe2af0082830141b5a077.jpg)
「中之坊」
當麻寺最古の塔頭で、熊野権現が現れた場所に役行者が道場として開いた
もとは「中院」とよばれ、中将姫の師である實雅や、弘法大師の弟子の實弁などの高僧が住房とした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/9e/c924a8b14d0ab0e78fb6da8b3fab688b.jpg)
中将姫剃髪の地と伝承されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/46/ee6c08f4bd1a8255b1f8e3531fd84f6c.jpg)
参道左手に国宝の東塔が見える
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/88/3a99f20567c046bce7f898680681f863.jpg)
本堂<曼荼羅堂>(国宝)
参道の左右に金堂と講堂があり、正面の位置に本堂がある。拝観受付は本堂で行う
拝観できるのは、曼荼羅堂(本堂)、金堂、講堂の3カ所で係の女性が案内と説明をしてくれる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ef/a905f24e635818b1c08670b676c5d0f3.jpg)
本尊は仏像ではなく「當麻曼荼羅(国宝)」
源頼朝寄進の須弥壇(国宝)上に安置されている
中将姫が蓮の糸を用い、一夜で織り上げたという伝説がある……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/93/282443d3c630b032bd2644605cee33fc.jpg)
姫が蓮の茎から取った糸を井戸に浸すと、たちまち五色に染め上がった
五色の蓮糸を用い、一夜にして織り上げたのが「当麻曼荼羅」である
29歳の時、生身の阿弥陀仏と二十五菩薩が現れ、姫は西方極楽浄土へと旅立った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/74/4a1511ad8ddd302100ee3b80d2c84c55.jpg)
講堂(重要文化財)
次に案内されたのが講堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c2/2bf01e93907b5ad732e67620c29fb28f.jpg)
丈六仏 阿弥陀如来坐像、妙幢菩薩立像、伝阿弥陀如来坐像、地蔵菩薩などが祀られている(全て重文)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b9/d153ff26854609c0701d54ec2ee9bbb2.jpg)
「中将姫像」が講堂の横に立っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/61/ecc2e91c757270a9f1833408c6f9a5cf.jpg)
金堂(重要文化財)
最後に案内されたのは金堂で、裏の方が入り口となっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/88/d8a285669c254c4728591153df6c85a7.jpg)
堂内を回って正面にくると驚くほど見事な仏像が安置されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a1/92fde1ecf384f9c3914d0e18ced7a74b.jpg)
本尊:塑造弥勒仏坐像(国宝)は日本最古の塑像である
四天王のうち、持国天立像、増長天立像、広目天立像の3体は、日本最古の乾漆像。多聞天は鎌倉時代の木像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b9/bf89bd5dcdca33e6d437f9c79c0326a2.jpg)
中世以降、當麻寺の信仰の中心は当麻曼荼羅を安置する本堂(曼荼羅堂)に移っているが、本来の中心堂宇は金堂であった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d5/8ea182ee9608fcdf409ea379dbb2db25.jpg)
石灯籠(重要文化財)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/79/a4cf91c06244dc651b59c523bb45fe90.jpg)
白鳳時代に作られた日本最古の石灯籠。二上山の凝灰岩で作られている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ad/9cac220208f1d8a7cd68a017dc30e173.jpg)
石灯籠の奥に金堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/dd/8c6df259754f080b42f29bdb299f9f9f.jpg)
東塔(国宝)
東塔は、當麻寺に現在残っている最も古い建造物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f8/2d858dafb851315a877acf056fbc9057.jpg)
塔を撮すのがが好きな私でも、ここの塔は難しい
正面には木があり全体を撮すことができないし、周辺は立入禁止になっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/42/809097a45d509d1863eae423ff23b7bd.jpg)
木組みなど全く興味がないのだが、これしか撮れないのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/3d/f88523dc73b52f02ec476783b108409c.jpg)
相輪が見えるのはこの位置だけになる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b0/26615e916390b24987f7ab5ffadc19ad.jpg)
少し離れた場所から箱の上に乗って撮ってみた(努力している)
相輪には、一般の塔では「九輪」であるが、「八輪」に
相輪上部の水煙が、他に例をみない魚骨状のデザインになるなど、異例の点が多い塔である
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f8/e563d8f692c908a8207672e6dcedf259.jpg)
西塔(国宝)
もう一つの西塔は、東塔よりやや遅れて作られている
以前訪れた時には近くまで行けたと記憶しているが、立入禁止の柵がある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/84/60ae906133e1cc832715d0ad5a85e36f.jpg)
相輪が八輪になっている点は東塔同様だが、水煙のデザインは未敷蓮華(みふれんげ)をあしらったもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/18/1f0ee7651adc3b6c655075e4496adf49.jpg)
帰る時間になり、青空が見えるようになってきた
正面が本堂(国宝)、左に金堂(重文)、右に講堂(重文)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b3/66ef93098a25a3946fa36dc6695e9d8f.jpg)
中之坊の奥に見える東塔、ここが一番よく見える場所かも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/37/3b60920d0566907f4323fb9da8e00cd0.jpg)
鐘楼と仁王門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/59/1672edc41bb12ac27f6387044e72f1d1.jpg)
仁王門前の門前町の商店街
右手の電柱横に民営駐車場がありそこを利用した
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0f/cc59b04fa21717f4da9096237f0ea00a.jpg)
撮影 令和2年9月24日
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