今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

神谷神社(香川県坂出市神谷町621)

2022年08月14日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年5月27日

神谷神社(かんだにじんじゃ)
本殿が国宝に指定されていると知り訪れた

創建について社伝では
弘仁3年(812年)に空海の叔父にあたる阿刀大足(あとのおおたり)が社殿を造営し、相殿に春日四神を勧進したと伝える

鳥居



鳥居も額も石造で社号の「神谷神社」と刻まれている



手水舎



漱盤と刻まれた鉢(お参りの時に口を漱ぐ水を入れる鉢の意)
(写真上部に)境内図があるのを今知った



狛犬






拝殿
昭和2年(1927年)大晦日の夜に、燈明の火が拝殿に引火するという火事が発生した
拝殿は焼亡したが、住民が焼け落ちる拝殿を本殿の反対側に引き倒したため、本殿は難を逃れた



現在の拝殿は昭和3年(1928年)より昭和5年(1930年)にかけて再建されたものである









本殿(国宝)
鎌倉時代初期の建保7年(1219年)に荘官の刑部正長により旧本殿より再建された三間社流れ造りの社殿



建造年の明らかな神社建築としては日本最古であり、国宝に指定されている



祭神
火結命 (ほむすびのみこと)
奥津彦命 (おくつひこのみこと)
奥津姫命 (おくつひめのみこと)



社殿裏手約50mの地には、「影向石」と呼ばれる巨岩が立つ
当地では古代に磐座として祭祀が行われていたという






収蔵庫



木造随身立像 2躯(重要文化財)などが収められている



観光バスでは道路が狭く社殿の傍までは来ることができない
近くに民家があり離合不可の生活道路を何度か譲ってもらいながらの参拝であった



撮影日 令和4年5月27日
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