今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

補陀洛山 観音寺(京都府福知山市観音寺1067)

2022年09月18日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年6月4日

補陀洛山 観音寺(あじさい寺)
高野山真言宗の寺院 寺のHPや案内では「華観音寺」になっている
関西花の寺二十五霊場第1番札所(丹波のあじさい寺として知られている)



美しい境内図



仁王門



金剛力士像(京都府暫定登録文化財)
日差しがガラスに反射して苦労した


















参道は一方通行で、紫陽花の季節には早すぎたようだ



所々に申し訳なさそうに花が開いている



華観音寺の見所



庭に放されている「鶏」もこの寺の名物



護摩堂



七観音めぐりのお寺
病気平癒や縁結びなどの諸願成就を祈祷してお参りすると 数々の奇跡が起こっているとのこと

途中にある石仏(わらべ仏)とその言葉にも癒やされる



① 千手観音菩薩



② 馬頭観音菩薩



無常橋



③ 十一面観音菩薩



④ 聖観音菩薩



所々に紫陽花が咲いている



観音様の霊力で眼病が治り、再び光明を得たお礼にと
七色に変化する光の花あじさいを数本植樹されたのがあじさい寺のはじまりだという



⑤ 如意輪観音菩薩



毎年6月~7月には白・青・紫・ピンクのあじさいが鮮やかに咲き乱れ、花浄土と呼ぶのにふさわしい佇まいをみせる









⑥ 不空羂索観音菩薩









⑦ 准胝観音菩薩



慈母観音(あじさい観音)
七観音めぐりを終えると慈母観音が迎えてくれる



台座の含蓄ある言葉







観音堂(京都府指定文化財)
寺伝によれば、養老4年(720年)、法道仙人による開山
本尊:本尊十一面千手観音菩薩



応和元年(961年)空也により中興され七堂伽藍が建立されたと伝える
天正4年(1576年)明智光秀による焼き討ちにより焼失
天明4年(1784年)大聖院・多聞院・本堂が再建された









だるまおみくじ





















わらべ仏も残り少なくなってきた






八体佛



弁天堂






庚申堂



観音杉



開山 法道仙人像



石彫家 長岡和慶の作品



鐘楼(京都府指定文化財)
切妻造、桟瓦葺 
寛政元年(1789年)の建立



前の梵鐘は寛文6年(1666年)は戦時下にて供出
現梵鐘は昭和25年、壇信徒による喜捨の浄財で鋳造









手水舎



山門<表門>(京都府指定文化財)
両袖付きの棟門で屋根を段違いに見せる中国・民時代の唐様建築
関西地方には例がなく、長崎の崇福寺、山口の東光寺、岡山の閑谷学校の校門にみられる






大聖院






緑のアーチを通り駐車場に戻る



撮影日 令和4年6月4日

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