今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

金剛山 光明寺 最勝院(青森県弘前市大字銅屋町)

2016年06月07日 | 神社・仏閣
大学時代を弘前で学んでいた、元同僚に観光場所について連絡を取ったところ、最初に薦められた場所が「五重塔」のある最勝院である
禅林街及び新寺町と呼ばれる地区にある46寺院、その中で長勝寺と並ぶ代表的寺院

金剛山 光明寺 最勝院
天文元年(1532)に高僧弘信上人が、堀越城外萩野の地に三宇の伽藍を造営し開基した
金剛山光明寺最勝院の名称の起源は、『金光明最勝王経』という仏教教典に由来し、五穀豊穣、国家安泰等の深い願いが込められている

新仁王門



寺院の入口や本殿・本堂前に普通「狛犬」が置かれているが……



最勝院では「兎」が神域を守っている



山号「金剛山」の扁額



仁王像
仁王像を撮るときにいつも苦労するのが、格子と鉄の網
全体像を撮ることができなかったが……



何とか表情をとらえることができた
普段はあまり視線が合うことはないが、その迫力に圧倒されてしまった



三十三観音
参道の両脇に安置されている



鐘楼
「平和の鐘」として、「皆が健康でありますように」「皆が幸福でありますように」「争いのない平和な世界でありますように」



「一人一回のみ 心をこめてお撞き下さい」と書かれていたので、そのように打鐘した



手水舎



本堂
1970年の再建






護摩堂
旧大圓寺の本堂。本尊は「牛頭天王」



「密厳舎」の額



聖徳太子堂






六角堂(如意輪観音堂)



元治甲子元年(1864)十一月連光山大圓寺 第二十一世朝昌導師のもと建立



五重塔(重要文化財)



寛文7年(1667)に完成した旧大円寺の塔で方3間、総高31.2メートル



津軽藩3代藩主津軽信義、4代津軽信政の寄進により、前後10年以上をかけて建立された



国の重要文化財指定の五重塔としては日本最北端に位置する



文化財の指定説明にも「實ニ東北地方第一ノ美塔ナリ」とあるなど均整のとれた美しい姿として有名
 


 


弘前に重要文化財の五重塔があるのを知らず、境内でこれを知ったとき狂喜乱舞の心境であった
国宝と重要文化財の塔(三重塔・五重塔・多宝塔)は全部見て回ろうと思っているので実に幸運であった

撮影 平成28年5月13日

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