今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

伊賀流忍者博物館 その1( 三重県伊賀市上野丸之内)

2021年06月22日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和3年5月21日

伊賀流忍者博物館<からくり忍者屋敷>
幼い頃から忍者に興味を持っていた
漫画では横山光輝の「伊賀の影丸」や「仮面の忍者 赤影」
映画では市川雷蔵の「忍びの者」などに熱中していた



農家を移築・復元し忍者屋敷として開館した



忍者屋敷というより、茶室のような佇まいだ



忍者屋敷のような雰囲気がでてきた
入り口はかなり狭く、大勢の敵の侵入を制限しているようにみえる



「どんでん返し」
屋敷内に入ると桜色の衣装を纏った「くノ一」が説明をしてくれる
入館者は私一人で、仕方なく太った爺の下忍の役を担うことになった(笑)
右側の壁板だがある場所を押すと壁板が180度回転し、身を隠すことができる



「隠し階段」
見かけは普通の棚だが、紐を操作することにより



棚が床に下がるとあっという間に階段になり、2階に逃げることができる
これは、現代の建築技術にも活かされている



「地下道への隠し扉」
この扉も、ある場所を押すと開くようになっているとヒントを与えられた……
悔しいが、数カ所押しても全く反応しなかった



業を煮やした「くノ一」に扉の左端の上を押すように言われた
何とびっくり、簡単に扉が開き写真のようになった
敵が戸惑っている間に逃げ出すというからくりだ



「見張り」
これは、あっと驚くというより地味なしかけになっている



押し入れの3本の横木に隙間があり外の様子を見張るというものだ
閉所恐怖症で頻尿の私には絶対無理だと瞬間思った



「刀隠し」
忍者屋敷で一番驚いたのがこれだ。通常は床板で刀が隠れて見えないのだが……
「くノ一」が足でトンと床を押すと床板が外れ、居合い抜きのような速さで切られてしまった
太った爺の下忍の役と思っていたのだが、いつの間にか敵になっていた(笑)



縁側の床下には、今でいうこと隠し金庫があり、金品が甕に入れられている
紹介が遅れたが案内役の「くノ一」
刀隠しの実演でカメラも驚き動かなくなってしまったが、十数分の間、世間話をしながら待ってくれた
下忍の爺にも優しく親切に対応してくれたことが嬉しい



からくり忍者屋敷だがこのように眺めもいい
お茶でも飲みながらゆっくりしたい気分にさせてくれる



気配がしたので上を見ると、もう一人の「くノ一」に見張られていた
忍者屋敷にはあまり期待してはいなかったが、そうではなかった
案内役のお蔭で楽しい時間になった



撮影 令和3年5月21日

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