今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

池鏡山 圓鏡寺(岐阜県本巣郡北方町北方)

2022年06月12日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年5月13日

高野山真言宗別格本山 池鏡山 圓鏡寺
弘法大師が弘仁2年(811)に嵯峨天皇の勅命により創建したという名刹
永延年間(987~988)に、一条天皇の勅願寺となる

楼門(重要文化財)
鎌倉後期 永仁4年(1296年)建立
三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺



勾配の緩やかな屋根と腰の均衡が優美で、明治神宮南楼門建造のモデルとなった



木造金剛力士像(重要文化財)
像高218cm、鎌倉初期「雲慶作」 *運慶と雲慶は同一人物?



重要文化財の像だけに金網で保護されている



そこでスマホを取り出し隙間から撮影する






次にコンデジで特殊撮影(最近使用していなかった)






薬師堂



参道の奥に観音堂(本堂)が見える









池の中央に渡された橋



楼門と観音堂は直線で結ばれている



弁財天堂
美濃七福神の一つ
永延2年(988年)中興の祖 良祐上人が境内に弁才天女の祠を建て池を掘った



池の中から掘り当てた明鏡を第66代一条天皇にご覧に入れた際「池鏡山 圓鏡寺」の名を賜った



観音像があったがいつもと様子が違う、腕に魚を抱いている



台座に「魚供養観音菩薩」と彫られていた



聖徳太子堂






鐘楼






観音堂(本堂)
空海から数十年後、補陀落上人が聖観音像を一夜で彫り上げ、本尊とし「補陀落院」と改めた
観音堂には「木造聖観音立像(重要文化財)」が祀られている



額には「普門」
真言宗では一切の智徳を収める大日如来を指す
観音などを祀る寺、観音などが広く衆生を済度しようとする広大な慈悲の門の意味もある



観音堂の扉は閉ざされていたが、お堂の左右の祠に「賓頭盧尊者像」



「大黒天像」



大黒天像の足もとには「おもかる石」
利き腕の右手は痛めていることもあり、重くて持ち上がらなかった



三重塔
平成1年(1989年)の建立






忠魂堂



観音堂と三重塔



重文の楼門を後にして「本坊」へ向かう



「円鏡寺公園」をまたぐ場所に本坊がある



山門



「別格本山 圓鏡寺本坊」とある



大師堂



「木造不動明王立像(重要文化財)」が祀られている



石造十三重塔



堂内の様子



手水鉢



本坊



庭園






クロガネモチの木(北方町指定天然記念物)
この樹は「男女和合のモチ」ともいわれている



撮影日 令和4年5月13日

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