今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

土門拳記念館(山形県酒田市飯森山)

2021年09月08日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和3年6月8日

土門拳記念館
写真家・土門拳の写真作品を所蔵・研究・展示するための酒田市立の美術館



日本初の写真専門の美術館として、7万点におよぶ土門作品のすべてを所蔵している



入館料が以前に訪れた時に比べると、倍近く値上がりしていた
コロナの影響かと思い尋ねると、酒田市の条例改正でこのようになったとのこと



この日の最初の入館者だった



亀倉雄策と土門拳~時代を創った二人の仕事~
1964年の東京オリンピックのポスターをこの二人が担当していたということを初めて知った
オリンピックのポスターに写真を用いたのは東京五輪が最初のようだ









1964年東京オリンピックのポスターをはじめ日本万国博覧会のポスターなど数々の傑作が知られている



亀倉雄策と土門拳



古寺巡礼
私の旅で寺社の写真が中心になっているが元々興味があったわけではなかった
この記念館で感動した仏像や建造物を巡り、次第に興味を持つようになった



今回の旅で訪れた「室生寺」の写真が展示されていた












「大野寺弥勒磨崖仏」



「風貌」も大好きなシリーズ



館内の様子






土門拳愛用のカメラとレンズ






土門拳のメモ帖
土門は「メモ魔」だった
「報道カメラマンなら当然」が口癖で、酒席でも他人の話をメモした



すべてが鞄の大きさに見合った特注品で、仏像や器の特色・寸法などのほか
気に入れば図解、彩色までした



今森光彦「自然と暮らす写真のまなざし」



切り紙作品 7点、立体作品 7点、写真作品 29点を展示
(展示室内は撮影禁止)



休憩所だが絵になる空間



売店で「寺と仏像手帳(土門拳著)」を購入
土門拳は写真も凄いが文章も面白い



1時間ほど滞在したが入館者は私一人だった









撮影 令和3年6月8日

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