今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

自生山 那谷寺 その1(石川県小松市那谷町)

2014年02月23日 | 神社・仏閣
那谷寺(なたでら)
高野山真言宗別格本山
寺伝によれば、養老元年(717年)泰澄法師が、越前国江沼郡に千手観音を安置したのが始まりとされる

山門



金堂華王殿
明治に廃寺となった花山天皇の御寺に因んで名づけられた



金堂は平成2年に650年ぶりの再建、総桧造りにて鎌倉時代和様建築様式、本尊丈六の十一面千手観音を始め、白山曼荼羅、秦澄神融禅師、中興の祖花山法皇を安置



三尊石
池の中央にそば立つ自然石の岩面が3つにわかれ、阿弥陀三尊の姿といわれ「三尊石」と名づけられた



三尊石の周辺に庭園と茶室が建てられた



庭園



茶室「了了庵」



緑に囲まれた茶室



庭の片隅にある小さな石仏



境内には石段が多く迷路のようになっている



鐘楼(重要文化財)
慶安2年(1649年)建立  入母屋造り和様建築にて袴腰の上まで石造になっている



なかには寛永時代朝鮮より請来した名鐘を吊るしてある



鐘楼も緑に囲まれている



護摩堂(重要文化財)
壁面には沈思、柔和、昇天、凝視、喜悦、雅戯、正邪、問答の八相唐獅子、四面に十二支の動物及び牡丹を彫刻



慶安2年(1649年)建立



さらに石段が続く



途中にある石碑 



次回に続く


撮影 平成21年7月27日

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