今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

阿星山 長壽寺(滋賀県湖南市東寺)

2019年07月14日 | 神社・仏閣
阿星山(あしょうさん)長壽寺
天台宗の寺院。常楽寺、善水寺とともに湖南三山の1つに数えられる
数年前、湖南三山巡りをしていた時、この寺で嫌なことがあって、二度と来ることはないだろうと思っていた



山門
この日の予定にも入れていなかったが、訪ねた「常楽寺」が閉門されていたため予定を変更した
小雨になるまで駐車場に待機し、いざ出発。額には山号の「阿星山」



内佛堂
子宝祈願のお堂で社には男性器に似た石が置かれている



小雨の中、傘をさしてこの参道を歩くのも趣がある



参道の所々に参拝者が笑顔になるような置物がある



このような心配りは嬉しい。置物が周囲の自然に溶け込んでいるのもいい



石造多宝塔(湖南市指定文化財)



聖武天皇の菩提を弔うために鎌倉時代に建立した。最大級の石造多宝塔とある



鐘楼






手水舎






本堂(国宝)
寄棟造、檜皮葺き。桁行(正面)、梁間(側面)とも五間
平安時代最末期ないし鎌倉時代初期(12世紀)の建立と推定



寺伝では、奈良時代に聖武天皇の勅願により、良弁が創建し、聖武天皇の皇女誕生に七堂伽藍を建立し長寿寺と名づけたという



扁額には山号の「阿星山」
前回は堂内にある仏像も拝観せずに退出したので、今回は時間をかけてゆっくり拝観することにした



堂内には「春日厨子(国宝)」や「阿弥陀如来坐像(重文)」「釈迦如来坐像(重文)」など魅力的な仏像がある



弁天堂(重要文化財)
室町時代建造。入母屋造、桁行一間、梁間一間






この堂内に「丈六阿弥陀如来坐像(重文)」が安置している



白山神社
長壽寺の鎮守社

拝殿(重要文化財)






本殿






三重塔址
天正3年頃、織田信長により安土城山中の摠見寺(信長菩提寺)に移築された



左が本堂(国宝)、正面が弁天堂(重文)



緑のトンネルを通り山門から駐車場へ



おもてなしの最後は、石斛(セッコク)



撮影 令和元年5月20日
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