品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

2009年QC検定の受験

2009-03-23 08:57:23 | 品質計量管理
                             QC検定(2009/03/22)

QC検定と計量管理のの関係を調べるために、2007年、2008年に続いて今年もQC検定を受検した。

QC検定2級の問題には、計量の関係する問題は1問もなかった。この状態はQC関係者が計量のことを知る機会は非常に少ないといえる。

QC関係者は、計量知識が無くてもQCが効果的に実施できるであろうか。

計量関係者は、計量を利用するQC業務を知らなくてもQCに役立つ計量管理が効果的にできるであろうか。

クレーム、工程内不良を低減するには計量は必要ないであろうか。

計量管理ビジネス:QC計量士
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グローバル化時代の計量管理の見直し

2009-03-15 12:30:44 | 品質計量管理
ウグイスの「ホーホケキョ ケキョ ケキョ ケキョ」と鳴く声がよく聞こえる矢作川の中の雑草木(2009/03/15)

グローバル化時代は、世界同時不況がくるとは予想しなかった。これは経済知識が無かったためであるから考え方を改めなければならない。グローバル化は、勝ち組が勝ったが勝てばよいということにはならい社会状況が新聞に報じられている。これ以上不安な社会にならないでほしい。

ISO10012を活用しようとしているが、これもグローバル化の一つの方法であるので、どのように対応したらよいであろうか。生産物が有り余って在庫になっているので、単なる生産性をあげるためにISO10012は必要ない。では、ISO10012はどこにどのように利用したら社会的な役割を果たすであろうか。

これから必要なことは、高齢化社会を支えること、地球環境を改善すること、人権が無視されていること、などにISO10012が役立つようにすることは欠かせない。では、どうしたらそれらを実現する方向に進むことができるのか。

中国は、省エネにISO10012を利用している。省エネの対象は多くあるので何かは役立つと思える。妥当なことといえる。

計量管理ビジネス:わからない計量士
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ISO10012のチェックリストのまとめ方

2009-03-14 07:57:21 | 品質計量管理
                      枯れ草のなかの水仙の花(2009/03/13)

インターネットを利用する電話会議が軌道に乗ってきている。毎月2回、夜の9時から10時の時間を利用する会議であるが、副代表が議事録をしっかり取っているので議論が継続的に発展できている。

10012の実施状態をチェックリストで見てみようという議論をしているが、
意見の始まりは、JISを作成しても使われていないものがあるので、ISO10012は使いやすいJISにしようということである。

今回のチェックリストの設問形式は、実施している、いない、ではなくてどのように実施していますかということであって、実施方法を書いてもらう方法になっている。

ISO9001も10012も個々の要求事項の目的が明確でない場合が多いので、実施している、いないというチェックでは何回やっても改善の効果が少ない9001の監査の弱点を補う方法である。

個々の要求事項の実施状況をまとめることで、10012への個々の要求事項の実施方法が見えるようにする狙いがある。

このチェックリストのまとめをJISの参考に記載すれば、使いやすいISO10012のJISができる。

計量管理ビジネス:計量士勉強会の参加計量士
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工内不良を低減させる計量管理の普及

2009-03-08 22:00:34 | 品質計量管理
            明治時代に作られたいわれている水門(2009/03/7)

写真の水門は明治時代に作られたといわれている水門であるが、現在も立派に機能を果たしてる。計量制度は明治時代よりずっと前から世の中の役に立つ役目をしている。

計量技術も発達して計量制度も新しくなっているが、計量管理技術を活用する制度はISO10012を取り入れるまでに発展していない。

一度に、ISO10012を全部導入するのは、困難としても部分的にはできることは多くある。そこで、世界的な不況で企業に時間が余っている現在はISO10012の説明を聞いてもらうチャンスといえる。

教育助成金を利用して、工程内不良の低減など企業に役立つ計量管理(ISO10012)の普及活動を計量管理ビジネスにしするように協会に働きかけてみよう。

計量管理ビジネス:ISO10012計量士
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JCSS・基準器・新計量管理ビジネスモデル

2009-03-07 07:27:00 | 品質計量管理
            昔は繁栄していた養鰻場のある風景(2009/02/8)

緊急雇用助成金の教育支援事業の影響は大きい。簡単な説明で毎月2日間、1年間教育する仕事が2件契約できた。これでは営業努力の必要がないし、営業技術も向上しない。補助金頼みの仕事の危うさが感じられる。

全国計量士大会のフリーディスカッションのメインテーマはグローバル化時代の計量士のあり方を求めるものであったが、内容はJCSSと基準器が両立している計量行政の現状への理解の仕方が大部分であった。

何年たっても、計量士の職域の拡大と正面から向かい合うことができないでことは、計量士の新しい職域には入りたくない潜在意識が強いことが感じられる。

この潜在意識を払拭するには、100年に一度の世界的な不況がチャンスである。計量管理の新ビジネスモデルを作るための委員会が必要である。あるいは、現在の委員会を継続するならば委員の6割が新しくならないと、基準器、JCSSという潜在意識は払拭できそうにない。


計量管理ビジネス:ビジネスモデル模索計量士
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工程内不良を低減させるビジネスモデル

2009-03-05 07:18:22 | 品質計量管理
                             コーヒー園(2009/02/09)

             ビジネスモデル案

        中小企業緊急雇用安定助成金制度の活用

         工程内不良を低減させる計量管理指導
                          ○○○○計量士会

 雇用をまもり、社員の技術修得を目的とするこの制度を利用して、業務多忙の時にはできなかった基礎的で、しかも高度な計量計測管理技術の社内教育を計量士グループで実施する方法をご提案します。

1.教育内容 (ISO9001 6.2.2 力量、教育・訓練及び認識) 
1) 電子天秤、秤の取り扱い方、及び検査 (ISO9001 7.5.1 d)監視機器及び測定機器が利用でき、使用している)
2) 測定機器のの使い方、5Sの方法及び調整方法 (ISO9001 7.5.2 e)監視及び測定が実施されている)
3) トレーサビリティ (ISO9001 7.6 a)トレーサビリティの確保)
4) 計量関係トレーナーの育成 (ISO9001 6.2 人的資源)
5) 計量管理の基礎知識 (ISO10012:計測マネジメントシステム)
6) 測定の不確かさの利用方法 (同上)

上記の教育内容は、貴社の要望で調整します。


2.時間
 1日8時間、日数はお打ち合わせによります。
3.方法
 貴社会議室、工場現場、インターネット利用等。
4.料金
 教育助成金の範囲内。
5.その他
 教育助成金の申請は、貴社でお願いします。

お問い合わせ
 グループ代表計量士 ○○○○ 
 ○○○県○○○市○○○○-○○番地
 TEL ○○○○ー○○ー○○○○ Eメール ○○○○@○○○○

100年一度の不況のために、仕事が無くて次の時代に備えて職場で教育が実施されようとしている。多忙なときには目先のことに追われて基礎的なことがおろそかになっていたが、今は基礎的なことを考える時間があり、助成金も出るので計量管理教育が受け入れてもらいやすい。

この機会に、抽象的なISO9001を具体化させて、加工不良の改善に計量管理(ISO10012)が役立つことが理解されるされる。ビジネスモデルがスタートできる。

計量管理ビジネス:ISO10012計量士
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工程内不良を低減するISO10012を教育助成金で普及

2009-03-03 07:54:15 | 品質計量管理
                          三次元測定器の校正

ISO10012のことであるが工程内不良が計量管理(ISO10012)で低減できるという表現は多く使われてないと思う。計量管理は測定の不確かさとか、トレーサビルティなどの表現が多い状況である。

測定の不確かさも、トレーサビルティもその効果は品質をよくすることに貢献できるので、工程内不良を計量管理(ISO10012)で低減すると表現している。

計量管理(ISO10012)では、多くの人は感心を示さないので教育助成金で一度計量管理(ISO10012)の内容に触れてもらって、なるほど不良を低減するには計量管理(ISO10012)が必要であるとの理解を得るために、不況の中で話題になっている教育助成金を取り上げている。

この教育助成金制度は、ものつくりの基本の計量管理(ISO10012)にスポットライトを当てることができる。従って、製造業の底力を向上させるのに役立つと思う。


計量管理ビジネス:底力計量士
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工程内不良を教育助成金で低減するチャンス

2009-03-01 07:09:01 | 品質計量管理
                        海の風景(2009/02/28)


計量計測を上手くやらなければ、工程不良が起きることは誰でも知っているが、計量計測を上手くやる方法を知らない企業がが多い。計量計測を上手く行うための教育を行うきっかけをつくるには、100年に一度の不況による見直しを企業が実施していて、しかも、雇用支援事業の補助金を利用すれば無料で社員教育ができるので、今はチャンスである。

http://www.roudoukyoku.go.jp/topics/2008/20081204-jyoseikin/pdf/01-chyusyou.pdf

では、どのように実施するか考えてみる。

1.カリキュラム
1) テキスト:振興協会、地方の協会、及び個人の計量士が持っている参考書、ビデオの中から選ぶ。
2) カリキュラム:モデルを作成する。
3) 補助金がもらえる内容:従来から実施していなかったことが必要であるので、計量教育は補助基金の対象になる。

2.実施方法:1人、2~3名のグループ、協会で行う方法を組み合わせて行う。

3.PRの方法:チラシを作る、協会のHPに載せる、DMを送る

4.企業と打ち合わせを行う:個人計量士、協会、振興協会

5.実施
1) 1人、グループ、協会
2) 遠距離の場合はインターネットを利用する。
このインターネットの利用方法は、わかりにくので少し説明をする。

・時間配分
企業での教育を1人で1日中行うのは、負担が多きので1日8時間の中にインターネット利用する時間を数時間を取り入れる。

・インターネットの取り入れ方
a) インターネットの利用できるように設備を用意する。
b) 協会、個人のHPの中から教材として利用できる物がたくさんあるのでそれを選んで決めておく。
c) 教育会場と計量士をインターネット電話でつないで講義を行う。インターネット電話で講義をしてもらえる計量士は、一般計量士勉強会グループに数名いる。この方法は一度様子を見れば多くの計量士ができるようになる。

6.協会、グループなどによる組織力が必要

計量管理ビジネス:グローバルか対応計量士
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