品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

袴田事件と計測のPR

2014-03-28 15:49:09 | 品質計量管理

1966年、静岡県の旧清水市で4人が殺害されたいわゆる袴田事件で、静岡地方裁判所は27日、袴田巌元被告の「再審開始」の決定を言い渡したが、無罪判決の理由の根拠にDNA判定があるが、そのDNA鑑定には、当然計測技術が関係していたと思えるが、このつながりが一般の新聞TVの報道では説明されていないので、計測の価値が理解されない理由の一つと思える。

専門分野が高度化して、説明が困難になり省略されることは理解できるので、計測関係者がその分を補う工夫が必要と思う。そのために測定ゲームが必要と考えている。

老人のぬいぐるみ




大樹寺と100円ノギス

2014-03-26 19:45:13 | 品質計量管理
岡崎市 大樹寺(204/03/23)

徳川家康ゆかりの寺である。
駐車場で五平餅を売っていた。大変良く流行っていた。

徳川家康の仕事に比べたら、100円ノギスのことは小さなことである。

この年齢になっても何もできないのであるから、100円ノギスでも使えれば良しとしよう。

老人のぬぐるみ

不確かさゲームの用具と方法の検討

2014-03-21 07:23:47 | 品質計量管理

韋駄天尊(2014/03/20)



韋駄天尊の由来

新宿のワシントンホテルを出たところに写真の韋駄天の銅像があった。そして参拝する人がいた。


測定の不確かさのゲームの用具
1.ノギス:100円
2.標準器:木片30×30×30の1か所をデジタルノギス(0.01mm)で測定して標準値(不確かさを含む)をつける。42円 3個 126円
3.測定物:上記の2か所を使う
  
不確かさゲームの概要
1.100円ノギスの校正:100円ノギスを標準器で、30、60、90のポイントで測定して器差(不確かさ含む)を求める
2.各木片の2か所(合計8個)のデータを求める
3.同上の不確かさを求める
4.同上のデータから3個の木片の最大寸法になる組み合わせを作り出して、最大寸法と不確かさを求めて全長測定値Aとする
5.同上の3個の木片の組み合わせた状態を100円ノギスで全長を測定して測定値と不確かさを求めて全長測定値Bとする
6.全長測定値A~全長測定値Bを求めてCとして、不確かさの一致度とする

さて、Cは不確かさの一致度といえるであろうか。

この作業は2~4名で行う。

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測定の不確かさゲームの構想

2014-03-17 09:19:05 | 品質計量管理






スキマ測定ゲージ

100円ノギスを使って、測定の不確かさゲームをつくろうと準備をしている

測定の不確かさをがゲームにするのは、科学的、技術的に適していないかもしれないが、1970年代にマイコンゲームがあって、その後パソコンの発展は周知のとおりであるから不確かさのゲームがあっても悪くはないであろう。

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100円ノギス、賃上げ、東日本災害、1000年の恨み

2014-03-11 08:23:05 | 品質計量管理
100円ノギス(2014/03/08)

100円ノギスは、測定の教材を作成するにはありがたい製品である。

古い測定技術技能の講習会の参加費は、無料に限りなく近くないと参加者が集まらない。古い技術技能の習得にはコストが掛けれないほど経済的な発想は厳しい状態である。

古い技術技能がなければ将来の経済は発展ないことはわかってはいるが、目先の状態はそれを許さない状態である。話が飛ぶが、少子化は問題であるといいつつも解決できないことと共通したことのように思える。

新聞TVの報道によると賃上げが実施されるが、これで格差がさらに大きくなり古い技術技能と少子化現象に拍車が掛ける心配がある。

東日本の復興を現在の内閣は強調するが、新聞、TVの報道とギャップが大きい。また、復興計画を1000年たっても恨みを忘れない韓国の人はどう感じているであろうか。何かにつけて国益、国益というが近隣諸国への配慮がないと、1国のみの国益は成り立たない。

どうすしたら良いかわからないので、100円ノギスで古い技術技能と現在の技術を結び付けるための”測定の不確かさ”の教材を作ることにする。

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百均的測定の不確かさの活用

2014-03-07 09:02:22 | 品質計量管理

100円のキッチンスケール


100円のキッチンスケールの裏側

100円のキッチンスケールが出現したのはグロバール化現象といえる。このキッチンスケールの実用性は、現在の便利なキッチンスケールが出ている中でどこまで利用者の支持を受けるかわからないが、何はともあれ低所得者が合理的な暮らしをする上では貴重なものである。

百均的な考え方で測定の不確かさの活用方法を探してみよう。

1.不確かさの求め方
・ものさし
・方眼紙
・サイコロ
・達磨落とし
・けん玉

2.プラスチック部品
・ギヤー
・シャフト
・ベアリング

3.簡易式不確かさマニュアル

4.100円ノギス

さて、測定の不確かさをハイテクとして用いている人々にはどう思われるであろうか。
ローコストでエネルギーの消費が少なくて、合理的な生産方式を実現するには簡易的な測定の不確かさも役立つと思う。

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全国計量士大会

2014-03-06 17:00:09 | 品質計量管理
百均のキッチンスケール


2014年の全国計量士大会では、次の事例報告があった。
1.これからの計量・計測管理と計量士に期待するこ
 トヨタ自動車(株)計測技術部次長 大竹英世氏

2.新たな計量士活動について
一般社団法人東京計量協会 計量管理事業部 竹添雅雄氏

3.計量計測管理における計量士の役割と将来のあり方
OTプランニング(株) 代表取締役社長 小野威氏

内容は当然これからの計量士が行うことである。

・この提案をどのように実現するか、日計審の計量士部会は大きな宿題を背負った。

・計量行政室は、どのような計量行政を発信するか期待が持てる。

・企業の経営者からの計量士活用への提案も期待が持てる。

写真は、百均のキッチンスケールである。百円でこの秤の技術は素晴らしい。
円高、円安など経済の変動もあるが、頭の切り替えが急務である。

今年は、規制強化を希望する発言は出なかった。
百均の秤は規制対象外であるが、でも使い方の指導は必要である。
使用者の教育をどのようにやった良いか。
測定の不確かさはどうのように求めるか。

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