品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

加工不良防止のための測定の研修会

2010-02-21 10:20:26 | 品質計量管理
ノギスの測定(2010/02/13)

測定技能の必要な人に測定を教えるのが重要であるが、計量団体の計量研修は適管事業所で測定についてある程度の知識のある人に研修することが多い。

適管でない中小企業には、測定技能を習得すると加工不良の防止に役立つことを知らない場合と、知っていても教育ができない状況の場合がある。

そこで、第4回の計量ワークショップは「加工不良防止のための測定の利用方法」としようと検討している。

内容をどうするかいろいろと考えた結果、次のようにしようと思っている。
1.ISO9001が要求していることを説明する。
1)「監視」、「測定」、「調節」、「製品の検査」
2)始業点検
3)保守保管
以上を不良防止と関係つけた具体例を用意する。

2.ISO10012が要求している測定プロセスの設計を説明する。
1)計量要求事項(何のために測定するか)
2)何を測定したらよいか
3)どのように測定したらよいか
以上を具体的に説明する準備をしよう。

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ISO10012をリコールの予防に活用する勉強

2010-02-18 08:15:34 | 品質計量管理
リコール関連新聞記事(2010/02/18)

ISO10012を勉強しているメンバーと話し合っていて、リコール対策に積極的関わっていこうと発言したが、メンバーはリコールには関わりたくない意見が多かった。

このメンバーは、計測の精度とか不確かさに関心が強いようである。これらは計量関係者が勉強しなければ他にやる人がいないので社会的に重要なことである。

しかし、勉強した結果をどのように使うのか、これまでも計量計測の研究成果はたくさんあるが、リコール、事故、にどのように活用してきたのか。

測定の不確かさが不明のために、または、計測誤差が大きかったためにリコールや事故が起きたのか、計測について何が不足していたのか、

ISO10012の大きな目的は、計測の品質が悪いために起きるリスクを管理することであるから、今が計量計測のリスクを勉強する良い機会である。

リスクとの対応を避ける人に考えを変えてもらうことは不可能であるから、新しいく勉強した計量士と10012を社会のために有効的な活用方法を話してみる。

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加工不良の防止とノギスの測定

2010-02-16 06:55:36 | 品質計量管理
ノギスの測定訓練(2010/02/13)

ノギスの測定方法を工夫して加工不良を防止したいと思っている。これは測定の方法を利用して加工不良を予防することである。

測定方法の工夫からリコールも防止できないか。測定方法だけでは加工方法もリコールも予防できないが、測定方法が悪くては加工不良もリコールも起きる要素の一つである。

第4回計量ワークショップは「加工不良の防止のための測定の利用方法」というテーマでやりたいと考えている。

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第3回計量ワークショップの発見

2010-02-14 07:55:27 | 品質計量管理
第3回計量ワークショップ

タイムスケジュール



第3回計量ワークショップは、中小企業中央会の新現役チャレンジ事業から要請があって実現できた。

ここでの発見は、ノギス測定における新しいアイデアの発見であった。それは、ノギスのような歴史のある測定器の使い方にも、測定対象(製品)にあわせた新しい測定方法であった。

この方法は、ノギスにかかわらず多くの測定器についていえるので、計量ワークショップの価値が発見できた。

このタイムせけジュールは、若干の変更を加えればはかりや、温度計などの多くの計量計測に利用できる。

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リコールと計量器の販売制度

2010-02-13 10:19:38 | 品質計量管理
三河線の鉄橋の取り外し(2010/02/13)

三河線の碧南から三河吉田までの運転が廃止されて、使われなくなった矢作川にかかっていた鉄橋が取り壊されている。

リコールには非常に多くの要因があり、当然非常に多くの関係者がいる。ISO10012の関係者としてリコールにどのように関係しているのか気にしている。

ISO10012は最近の技術であるが、その考え方は計量法であるので20年昔のことを思い出すと、計量器の販売には免許が必要であった。計量器を正しく使うために販売するときに簡単な指導をする必要があったので販売に免許制度があった。

車や太陽発電も風力発電もエコ時代であるから、新しい技術が取り入れているがそれらは未熟であるから、販売するときに正しい使い方の指導が必要と思える。新しい技術の利用方法として伝統ある制度の活用を提案したい。

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プリウスに初雪

2010-02-06 08:16:54 | 品質計量管理
プリウスに初雪(2010/02/06)

この地方には珍しく雪が降った。
マスコミにプリウスのブレーキの話題が多い。この約10年間プリウスに乗っているがはじめのプリウスは、急ブレーキが従来車よりよく効いたので操作に注意をしたが2台目のプリウスからは普通の車とあまり変わりなくなったと感じている。

この雪の中でもプリウスのブレーキの改善に奔走している関係者は多いと思れるが、風邪を引かないようにスリップ事故など交通事故のないように、落ち着いて取り組んでもらいたい。

2003年にメートル条約の発祥地(BIPM:パリ)を、品質管理の国際規格(ISO9001)の今後の動向を予測するために訪問した時に、局長さんはこれからの社会は短時間に世界的にいろいろなことが伝わるといっておられたので、多くの車種に地球的規模で影響しているプリウスのブレーキもグローバル化現象であろう。

メートル法が長年継続している理由を局長さんにお尋ねしたら、それは自然科学を基にした方法である説明された。ブレーキは機械技術、油圧技術、電子技術、人間工学などの総合からできあがっていると思う。ニュースによれば、広く多くの専門家による検討をすすめるとのことであるから、雪も程なく解ける感じを受ける。


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