品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO10012測定プロセスの設計をする人々

2008-11-23 10:22:14 | 加工不良
                                       富士山2008/11/20

冬になると富士山がきれいに見えて新幹線に乗る楽しみが一つ増える。

10012規格の要求事項の全範囲をカバーするには、対象製品に合わせて測定プロセスの設計を行う必要があるので、組織の規模も1人から15人程度になると思える。

測定プロセスの設計を実施するには、次のことが気にかかる。
1.情報の共有化
2.合意の形成スキル(委員会の進行)
3.場所の設定(本社、事業所、現場、TV会議、)
4.その他

次の場に適した測定プロセスの設計が考えられる。
例1.単純な部品を加工する場合
例2.複雑な部品を生産する場合
例3.製品を開発する場合
例4.製品を生産する場合
例5.その他の場合


計量管理ビジネス:測定プロセスの設計計量士
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計量月間行事

2008-11-22 14:24:10 | 加工不良
                                            計量月間(2008/11/21)


計量月間行事が行われている。大正の中期に山陽鉄道で行われた計量管理が、太平洋戦争後の日本の産業の復興で工場の科学的な管理のために取り入れて大きく貢献しているので、さらに普及するための講演会が事業所で開催された。

工場の科学的な管理に基本は、自然科学を基本とする計量を利用することがもっとも有効と言える。計量の標準を研究する人たちが一堂に集まって計量標準フォーラムも開催された。

金融破綻で、計量管理も大きく変わるであろう。計量標準フォーラムでもISO10012が取り上げられたことと、一般の品質保証のことも取り上げられた。これは、計量標準の関係者の考えが標準の活用を考え始めた変化であろう。

計量標準のど真ん中の人たちが、計量標準が利用されている状態に目を移したことかもしれない。金融破綻が計量標準のど真ん中の人にも影響してきたかも知れない。

計量管理ビジネス:金融破綻の影響で改善する計量士
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ISO10012とPC98001Fと測定器検査台帳

2008-11-14 12:21:53 | 加工不良
                             国府宮神社2008/10/27


約20年昔のことであるが、16ビットのパソコン98001f2で測定器の検査台帳をN88BASICで作った。

台帳とは何かを調査した。
1.お寺の過去帳
2.市民病院の帳票類
3.土地台帳
4.戸籍謄本
5.ドイツ製のガス機器の検査成績書
6.各社の測定器検査台帳
7.小説「豊臣秀長」堺屋太一著

コンピュータは、データでも入れれば、整理集計する機能が有るということであったが、作り始めてわかったことに、入力するデータをあらかじめ分類しておかないと、プログラムを作るのが非常に複雑になり、パソコンの能力では処理しきれないということがわかった。

「豊臣秀長」の中に、岐阜県の清洲城を改修するときの記録には、1つの帳面に食料、木材、人工など多くの物が記入されていたが、長浜城を作るときは、食料、材木などそれぞれに帳面が分けて使われていたとあったが、これは大変参考になった。

検査台帳を作るにはコンピュータや、プログラムを作るの能力を考慮して、あらかじめ分類することの大切さを実感した。

ISO10012は、従来の計量管理を近代化して新計量管理となるが、規格の要求事項の実施の方法は、総合的に検討する必要を思い出している。

計量管理ビジネス:新旧計量士
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NECPC8001と超計量管理技術

2008-11-11 07:54:23 | 加工不良
                                 1983年

NECのパソコンPC8001で計量管理の近代化ができた。それが20年後のJCSSの取得につながっていた。

こうしてみると、進歩する技術に取り組むことが次につながる感じがする。

測定の5Sに長年取り組んでいるが、これは次につながるであろうか。

測定の5Sに興味を持ってもらえる企業は、超大手の企業という現象がある。

これはどうしてであろうか。測定の5Sは、ISO10012を超える超高度の計量管理技術といえるのであろうか。


計量管理ビジネス:超計量士
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全国計量大会

2008-11-05 07:53:54 | 品質計量管理
                    全国計量大会(2008/11/04)


恒例の何でもはかってみようコンテストに今年もすばらしい発想があった。

記念講演は、環境がテーマであった。環境の話の多くは、このまま行くと大変なことになるという暗い話が多いが、改善方法の明るい部分もあった。

計量に環境を改善する役割を期待された部分もあって、講師が主催者の役割を理解されていたことに納得感があった。

受賞を受けた人の中に、大会及び参加者を見下すことを言う人もいた。

計量行政を熱心に語る人もいた。

地方の検定所の先輩で後輩を指導する参加もあった。

全国計量大会はが、何でも張ってみようコンテストや後輩を指導する場としても役立っていた。

計量管理ビジネス:サポーター計量士
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