品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

45分でわかるように10012の説明

2011-09-29 15:03:34 | 品質計量管理






秋の気候(2011/09/29)

今日は大変秋らしい気候である。さわやかである。

N社の方と話をしていたら、45分でISO10012が解るように説明できないでしょうかといわれた。

45分とは、説明を聞く社員が集まるの都合がよい時間のようである。職場から会議室に集まる時間と、説明を聞いて職場に帰る時間で1時間にするためには45分かよいという。



この流れでどうであろうか。

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指導の最初は”やってみせる”

2011-09-24 06:44:46 | 品質計量管理
20110919(第3回測定トレーナー)



第3回の測定トレーナー研修会の事前打ち合わせで、”やってみせてから説明する”、と"説明してからやってみせる”では、どちらを先にするかを検討した。

検討結果は、”やってみせる”を先にすることになった。

例1:説明の順序
1)行動:マイクロメータを持ってみせる
2)説明:マイクロメータをこのように持ちます。

やってみせるが先にやることが多い。
しかし、時間の差は非常に少ない。

例2:説明方法
1)マイクロメータの使い方の指導を言葉の説明のみで行う場合
2)同上で、行動のみで説明しない場合
1)と2)では、どちらがうまく指導できるであろうか、言葉より行動の方が良いと思える。

写真も、モノクロからカラーになったので、一般的にはカラーが良いと思える。これと、上記の例とは話が違うが。

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測定方法の伝え方にコーチングの取り入れ

2011-09-19 06:56:15 | 品質計量管理





2011年9月19日の朝

測定室で講習会を開催するようになって今回で10回目である。

振り返ると、準備の内容が大きく変わった。

初回は、テーブル付きの椅子をレンタルして行った。

2回目は、記録板を購入してテーブル付き椅子のレンタルをやめた。

3回は参加者が2名になった。

ISO9001の有効性の向上のテーマをやめた。

宣伝対象を変えた。

5月にJIS Q 10012が発行された。

iPad2取り入れて、東京からも参加してもらった。

テキストの内容の改善を続けた。

今回から、やらせてみる、聞かせる、褒めるの手順の中にコーチング手法を埋め込む説明方法を取り入れる。

これが、目指している測定方法をうまく伝える方法である。

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商工会議所で計量の講習会を開催する方法

2011-09-17 06:12:10 | 品質計量管理
東京都の下水道(2011/08/29)

不景気になるたびに、私の仕事は大きな打撃を受けてきているので、円高の進行で地域の産業が大きな打撃を受けると、またしても私は大きな打撃をうける予感がしている。そこで、商工会議所の方と相談していたら、商工会議所の方も大変心配してみえた。

何か、対策の良い事例はないであろうかと相談した。その結果、私から品質管理には計測が大切であるということをホームページに掲載されていた会社を紹介した。

紹介した会社は、金融破綻の大不況から脱自動車部品に取り組んでいることで、NHKの放送で紹介された会社である。

紹介した会社が計測に理解があるので、この会社とISO10012を紹介する講習会の計画が成立した。

以上の説明では、説明不足で意味不明であるが、詳細説明はしばらく時間をおいて、結論は、講習会の目標は地域の産業を不況に強くすることである。

商工会議所の会員に、不況に強い事業所になってもらうための講習会である。その方法として、脱自動車部品の方法と、そのために必要な基盤技術である計測の紹介である。

計測のみでは、講習会は開催できない。即ち、”脱自動車部品”などと組み合わせれば計測の講習会が商工会議所で開催できる。この結論に至る経過と視点を計量計測関係者に理解してもらいたいので、後日説明させていただく。

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中小企業向け測定基礎講習会の実施方法

2011-09-15 06:50:13 | 品質計量管理
JAB研修会の帰り(2011/09/14)

「ベイズ統計」という統計手法の解説があった。
新しい方法が研究されていることに驚く、各分野の専門性が深化している。
ISO/IEC17025では、便利な方法である。

群馬県の計量協会から中小企業の測定基礎教育の問い合わせがあった。中小企業への測定の基礎教育は対象者が広いから、各県で”測定トレーナー”を養成してそのトレーナーが活躍して測定教育を展開する取り組みが大切である。

測定教育ので新しい説明方法として、計量、計測、測定の長所をわかりやすく説明する必要を感じている。例えば
”計測のみが持っている力”
という表現方法である。

なお、情報化時代であるから、このブログを読んでいただいている方の中から、測定トレーナーが誕生することを期待している。

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計量、測定管理ができていない理由-京都会場

2011-09-08 06:57:22 | 品質計量管理



京都会場、三河安城駅(20011/09/07)

中小企業では、計量、測定管理ができていない理由をアンケートすることを昨日思いついたので、アンケー項目を変更して実施した。

アンケートの集計は、近日中に行うがざっと見た感じでは、私が予想した範囲以外は少なかった。

1)簡単であるから教育の必要がない
2)難しいからできない
3)時間がない
4)効果を知らない
5)講習会が少ない
6)教えてくれる人を知らない
7)費用が火蹴れれない

出席者が計量士でったから、私の予測の範囲であったと思える。
次回は、一般の人にアンケートをとってみる。

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測定トレーナー養成講習会(京都)

2011-09-07 06:19:40 | 品質計量管理





朝(2011/09/07)

今日は、日計振の測定レーナー養成講習会の初日である。

およそ30年前からいわれてきた、計量法以外に計量士が活躍する場面の拡大である。

中小企業の計量管理が大企業と比べて不十分であるから、それを改善して、その改善のために計量士が活躍することで職域を拡大することである。

TVの報道によれば、全国の中小企業の件数は420万社あるようであるから、そこへ働きかける仕事は膨大な量であるが、これまでやられてこなかったことにはそれなりの大きな理由があろう。

1.ノギスやマイクロメータ、はかり等は簡単であるから教育を受ける必要がない。

2.教育を受ける機会がない。

3.教育を受けるメリットを知らない。

等が経験的に予想される。

予想されるが、これを科学的に確認する必要がある。

アンケート劣ってみよう。

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ISO10012と9001/TS16949の関係

2011-09-03 07:04:09 | 品質計量管理





浅草(2011/08/30)

ISO10012委員会の状況から考えると、ISO10012はTS16949と関係つけると効果的な使い方が出るように思える。

3つの規格の内容から考えると、ISO9001との関係から行うのが理論的には効果的な使い方と思える。

現実にISO9001を運用している人には、TSに取り組んでいる人ほど熱心さが感じられない。従って、TSとの関係を説明した方が10012を利用してもらえそうである。

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