品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

8月のワークショップのアセスメント

2012-08-26 09:31:23 | 品質計量管理
8月21(火)に実施した計量測定ワークショップのアセスメント及びアンケートをまとめた。
コーチングは予定と異なった内容でおこなった。予定どおりにできなかったことは予定に無理があったことが原因であり、次回は予定の検討を十分行う。







放射線計量と計測管理の知名度

2012-08-21 10:03:33 | 品質計量管理


朝日新聞(20120819)

新聞記事から推測するに、放射線計量の管理も実情が組織のトップにまで伝わっていなかったと思える。

計量管理の状況は、多くの場合はこの程度と思えるが、このように考えると進歩がない。

こうなると、大きな危険を起こさせる業種の計量管理は法律で実施を義務つけるよい。しかし、危険な業種の線引きが難しい。

大きな線引きは、発電所、航空機、新幹線、伝染病医療、水道、大気汚染、薬品、食品の中のある部分が思い当たる。

計量管理のプロは経済産業省の管轄であるが、対象が広いから一つの行政機関では対応できないので、従来からの方法は改善の必要がある。

老人のぬいぐるみ





オリンピックで認められる、認める

2012-08-19 08:45:49 | 品質計量管理


夏の草木(2012/08/19)

オリンピックでメタルをとると評価される。そして、実力が認められる。

認められると選手は喜ぶ。

自己ベストを更新しても認められて選手は喜ぶ。

いずれも評価されて喜ぶことである。

評価されることは、認められることは、本人に元気を与えることに関係している。

オリンピックの選手の該当者は少ないので、これを職場の状態に関係させると次のように考えはどうであろうか。

本人の能力に対して評価する。本人の能力が向上していれば認めることにする。

ただし、人間の能力は年齢とともに低下するのが一般的であるので、上記の認め方は自然現象への不合理が起きるので更に検討が必要である。

昨日、コーチングの研修会で”認める”、”認められる”をテーマを検討した。

このテーマに対する正解は、各人で求めることになった。

コーチングの勉強内容が以前と違って実用的になってきた。

老人のぬいぐるみ














0.001mm目盛りのマイクロメータで0.0001mmを測定する

2012-08-15 21:40:16 | 品質計量管理
オリンピックの選手の演技をみて、人間はやれば素晴らしいことができると思えた。

そこで、測定関係者としてトレーニングを重ねて、0.001mmのマイクロメーターの使い方をトレーニングして0.0001mmの精度を測定したいと考えている。

アナログ式のマイクロメータにデジタルの機能をつけたマイクロメータが以前はほとんどであったので、このマイクロメータで0.0001mmを測定する方法を検討している。このことは0.01mmのマイクロメータで0.0001mmを測定できることになるかもしれない。

9月に計量測定ワークショップで提案する準備を進めている。

老人のぬいぐるみ

測定オリンピックを創りませんか

2012-08-13 07:42:42 | 品質計量管理




ロンドンオリンピックで多くの選手のトレーニングの結果が華やかに、にぎやかに報道された。

測定が持っている機能を社会で役立てるには、測定について多くの人に理解してもらう必要を感じている。


次の会話で気が付いた。

ISO9001のベテラン審査員の言葉、”測定がよいと品質がよくなることがわかりませんが...”


こういう状況であるからISO9001を取得しても品質がよくならないと思う。


この状況は、現実であるから測定関係者は素直に認めなくてはならない。

そこで、測定オリンピックを創って測定の持っている機能がPRできる場面を創ろう。

測定関係者が測定のトレーニングを行う仕掛けを創ろう。

測定がよいと、品質がよくなることが理解されるようにしよう。

測定がよいと、コストが削減できることをPRしよう。

測定がよいと節電ができることをPRしよう。

測定がよいと、利益が増えることをPRしよう。


種目
1.5感による測定(目測)
2.目測の読み取り
3.測定標準の製作
4.データの活用
5.その他

老人のぬいぐるみ























油汚れのピンゲージの測定実験

2012-08-11 07:48:27 | 品質計量管理



油汚れのピンゲージの測定の様子(20012/08/09)

油汚れのピンゲージの実験をする準備ができたので、N社で実験をしていただいた。

私の予想では、油汚れであると測定の不確かさが大きくなると思ったが、結果は予想とは異なった結果が出た。

8/21の計量測定ワークショップで8名の参加者の皆さんにやってもう予定である。

どんな結果が出るであるか。

8名の測定実験が効率的にできるように、準備中である。

老人のぬいぐるみ

ものつくりの寓話 フォードからトヨタへ

2012-08-03 10:03:05 | 品質計量管理
ものつくりの寓話(610ページ) 和田一夫著 名古屋大学出版会

この本は、膨大な資料を調査して書いてある。緻密で根気のある著者の気合の入った寓話である。

私の読書力ではこの本の情報の一部しか読み取りことができなかったが、今後何かあったら読み返したいと思っている。

私が知りたかったことは、フォードとトヨタが高精度の自動車部品を大量に生産するにいたった経緯であったが、その点の具体的なことは何も登場しなかった。著者は、加工、測定の専門家ではないにしても”ものつくり”の中にはあってもよいとおもえるが。

計量管理はブラックボックスという人がいるが、計量管理は隠しているとは思えないが一流大学の教授からも見えないようである。

計量管理の関係者しか計量管理のブラックボックスは、明らかにすることができないことは当然といえるが、計量管理の関係者には文書や映像で明らかにする能力がないことが情けない。

老人のぬいぐるみ