品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

中小企業向け計量計測研修会の内容

2010-08-29 20:26:59 | 品質計量管理




夏の終わり(2010/08/29)

まだ35℃を超える暑い日が続いているが空は澄み渡ってきている。
夏草の背丈が急に伸び始めてきた。
気温は高くても季節は秋といえる。
涼しきならなければ秋とはいえないかもしれないが、これからは暑い秋があるかもしれない。

中小企業を考えると、市内の商工会議所の3000件の会員のうちに、大企業は10件あるであろうか。
ほとんどが中小企業であるから、中小企業向けの計量計測管理の対象が圧倒的に多いといえる。

QC手法からすれば、現状把握であるから、アンケートを行いたい。
全国の商工会議所さんにお願いできないであろうか。
そのためには、アンケートの専門業者に依頼する必要があろう。
今年は予算がない。
簡単なアンケートをしてもらえる方法を検討しよう。
何とかしたい。

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定期検査料金の値引きー2

2010-08-27 10:26:19 | 品質計量管理

残暑が厳しいが季節は秋めいてきた。

前日の測定器の検査用金の値引き交渉が終わった。
結果は11%の値引きになった。
残念ながら測定に対する価値観が少ない会社には、定期検査の価値観が理解されない。

対策1:
測定器の5S講習会を低料金実施の提案。

対策3:
ISO9001有効性の向上の講習会の提案。

対策3:
QC検定の講習会の提案

上記は、顧客にとつてプラスになる提案をした。
この資料作りに4日間、あれこれと考えた。

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定期検査料金の値下げ要求

2010-08-24 08:33:29 | 品質計量管理
納戸町の太陽発電(2010/08/23)

東京新宿納戸町で見かけた風力と太陽発電による小規模エコである。

測定器の定期検査の料金の50%値引き要求があった。この顧客(中小企業)は以前からよく請求してくるが具体的に検討する必要がある。

1.現状把握
1)値引き要求は現在1社のみである。
2)他の会社は検査料金が高いという会社はもう1社ある。
3)その他の会社はない。
4)上記の2社は、設備関係の仕事をしている。
5)上記の2社は業績がよい
6)社長の個性が強い
7)計量管理知識は高くない
8)1社は20年来の取引がある
9)1社は今年からの取引である

2.対応案
1)話し合って説得をする
・社長の個性であるから非常に困難である
2)値引き率を下げて受け入れる
3)取引をやめる
4)検査する測定器を減らす
5)来年はやり方を変える
・社員に手伝ってもらう
・出張検査にする
・その他

3.チャンスに変換する方法を探す
1)定期検査と品質管理を結びつける
・品質計量管理のテスト事業にする
2)中小企業研修会のメンバーの意見を聞く
3)顧客に支援を求める
4)社長の個性であるから不可能に近いが、個性の別な活用方法を探す
4)その他

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中小企業向け計量計測研修委員会

2010-08-22 06:08:25 | 品質計量管理
名駅(2010/08/18)

人それぞれの服装が見える。一人一人考えを持っている。明日の中小企業向けの委員会のメンバーも一人一人の考えを持っていて、初めての人であるからそれがわからない。そんな中で始めるわけであるからどうなるか予想ができない。意見の合意が出来るのか心配である。


これまでのやり方はプロダクトアウトが多かったので、マーケットインでやりたいが、中小企業の計量計測管理のマーケットはなんであるのか。

8/11に、ある中小企業の専務さんに聞いたところでは、製品をはかったときに測定値がいろいろな値になるので、その点を教育して欲しいといわれた。

先ずは、委員の考えているマーケットはなんであるか。出発点はそこにしよう。

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中小企業向け計量計測研修会の議論

2010-08-20 11:26:27 | 品質計量管理
夏の畑(2010/08/20)

猛暑が続いているが、隣の畑は手入れがよいので花が綺麗に咲いている。
早く猛暑が収まってもらいたいと思っているが、昨夜ベルギー在住の方とSKYPEを利用して1時間ほど話をして時に、ベルギーは18℃程度で肌寒いということであった。

いよいよ中小企業向けの計量計測の研修会を検討する委員会が始まる。品質管理の講習会は毎日品質管理協会が実施している。ところが計量管理の講習会は年間数回の開催である。中でも中小企業に焦点を絞った講習会はきわめて少ないと思える。

中小企業で必要な計量管理技術とは、どんな内容であるか、個別の計量技術になるとそれは計量機器メーカの保守技術にならざるを得ない。例えば、アムスラーの管理で、精度が低下している場合にはメーカーに依頼することになる。しかし、調整できる場合は管理業務になる場合もある。メーカーの仕事と、管理の仕事の区分は単純ではないが、区分の仕方を考えるのが計量管理ともいえる。委員会での議論が楽しみである。

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多変量解析の講習会を受講した

2010-08-19 06:12:51 | 品質計量管理
名駅前(2010/08/18)

本読むより講習会を受講するほうが理解の早さは格段に早い。多変量解析の講師は説明の順序をわかりやすく準備されていた。

多変量解析の手法とコンピュータを使うと忍者が魔法使いのようになれると感じた。コンピュータの他に多変量解析のソフトも使える必要があるから相当のトレーニングが必要になる。

多変量解析の手法で、次のことが解析して、それぞれの業務を効果的に進めることが出来ないであろうか。
1)測定の5Sの程度の解析と効果的な5Sの進め方
2)ISO9001を診断して効果的な進め方
3)ISO10012を診断して効果的な進め方
上記は、いずれも見るべきことが決めてあるので、5段階で得点を付けて解析して、改善点を固有技術で指導できそうである。

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計量士国家試験の学習スタイル

2010-08-17 06:49:09 | 品質計量管理
お盆の花火(2010/08/13)

計量士の受験を支援して、若い計量士の増える活動を始めて3年目に入るがなかなか調子が出ない。支援の方法もうまくないが受験者も今ひとつ元気がない。受験者には、計量士の試験に関係なく、受験勉強ををしていることを知られたくない気持ちが強いと思われるので、強く進めることは極力さけてやんわりと情報の提供をしている。

計量管理の仕事は、会社の組織では品質管理、品質保証に所属することが多いのでその人々とコミュニケーションをとるには、品質関係の知識があるとコミュニケーションが能率的に出来る。そこでQC検定を受検して品質管理の情報を入手している。

QC検定も4級から順番に3級、2級と毎年受験してきて、その級に対応した情報を入手してきている。問題で気づいてことは作業能率がQCの問題に含まれることがあった。また、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)から”整理、整頓、清掃、清潔、しつけ”へと順番が変わっていた。

今年は、1級の受験準備をしている。1級の問題に関係する経験は少ないが品質工学が20年前より発展している感じを受ける。また、統計学でコンピュータを利用して発達した部分は人間が魔法使いのように、或いは占い師のような能力を得た感じを受ける。

1級の受験準備では、2人のコーチについてもらっている。1人のコーチには目標から逸脱しないようにスケジュール管理を担当してもらい、もう一人には、記憶問題がよく記憶できるように過去問題を読んで、解答をチェックしてもらっている。

計量士の受験準備中の人も、受験メンバー同士が工夫して協力しあったら能率的に受験勉強ができると思う。そのためには、受験準備中であることを知らせる元気が欠かせない。

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安心と安全のためのISO10012と新適管制度

2010-08-12 07:20:48 | 品質計量管理
定盤の上のブロックゲージ(2010/08/12)

ISO10012と適管との共通性があるというISO10012の調査報告書について、異論があったという連絡を受けた。計量管理の方法について異論が出るのは少ないことで貴重なことである。意見がいえるまで報告書を読んだ人がいることを注目したい。

計量管理についての参考書も講習会も、品質管理に比べると非常に少なくて計量管理についての関係者の関心度が少ないことに寂しさを感じていたが、今回のように異論が出たことは、ISO10012が計量管理の関心度を高める力を持っていることを感じた。このISO10012の注目度を活用すべきである。

アバウトに見れば、ISO10012も適管も同時代にできて方法も同じであり、あの時代が計量管理を必要としていたと思える。最近のように製品のリコールが多発している現象は、品質管理の講習会のみでは安心と安全が実現できない。以前にも書いた記憶があるが新適正計量管理制度が必要な時代と思える。

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統計的手法の説明力

2010-08-06 08:08:34 | 品質計量管理
名古屋駅付近(2010/08/05)

多変量分析の講習会を受講して、講師の統計的手法の説明のうまさに驚いた。何を求めるためにどういう計算を行うかを大変わかりやすく説明してくれた。統計的手法の講習会は何度か受講したがこれまでにないわかりやすい説明であった。

わかりやすい理由
①何のためにやるのかを図で説明する
②行う内容を図で示す
③行った結果式を説明した

わかりやすい説明に必要な力量
①テーマについての理解
②コンピュータの利用
③テーマについての熱意

計量ワークショップに参考する。

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ISO012と「数学の行列」

2010-08-04 07:18:08 | 品質計量管理
行列とベクトルの本(2010/08/04)

これまでに行列の勉強をしたことがないので、図書館で本を借りてきて勉強しているが、同じ内容の本でも書き方の工夫が大いに異なっている。勉強の仕方にも自分に適した方法があるので、本を選ぶにも自分に適した本を利用している。

ISO10012と行列の関係は、ISO10012を品質管理の関係者に説明するには、品質管理の方法で説明しないと理解されない。品質管理の方法で説明するためには、品質管理を勉強する必要がある。品質管理の知識があることを伝えるためには、QC検定に合格するとよい。QC検定に合格するには、多変量解析の知識が必要である。多変量解析解析を理解するには行列を理解する必要がある。

何を行うにも準備が必要である。
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