品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

敏感な亀と経営判断

2009-07-30 15:12:03 | 品質計量管理
亀さん遺体(2009/07/30)



およそ1週間前のことであった。ウオーキングをしていたら亀が急いで堤防の斜面を滑るように走って降りて逃げ出した。

亀は、鈍感と思っていたが最近の亀は機敏な行動をするので驚いている。甲羅干しをしていて10m離れていても人を感じて水の中に逃げ込む。写真の亀は、人の気配で逃げ出して、コンクリートの斜面滑るように走り降りて、斜面の最後でドスンという音が聞こえてきた。腹を強打してその後写真のように死んだようである。

この不景気で、仕事を断ってきた会社に様子見の電話をしたら、人も何もかも経費の削減したら仕事が出てきて、生産が間に合わなくて混乱しているという。うれしい悲鳴をあげていた。不良品を作らないでないで欲しいが。

こちらは、まだ暇であるのでこの間にISO10012を導入するための資料作りをしているが、わかっていたつもりでも作り始めると不足している資料に気づいて追加の写真を写している。

新計量管理ビジネス:測定の5S計量士
老人のぬいぐるみ



計量ワークショップ ”品質向上のための測定の5S”

2009-07-27 10:08:07 | 品質計量管理
朝日新聞(2009/07/27)



中日新聞(2009/07/27)

計量ワークショップ「品質向上のための測定の5S」のディスカッションで、ISO10012を利用しようと考えて、アセスメントを作成して、A計量士と相談したら得点に同じ結果がでるのではないかと、ヒントをもらった。

そこで次のように改善した。
あなたの考えていることに相当する番号を選んでください。
3点,よく当てはまる
2点,当てはまる
1点,当てはまらない
0点,全く当てはまらない

設問
①測定の5Sが良いと品質が良くなる。 解答  点

②測定の5Sが良いと納期が守れる。解答  点

③測定の5Sは加工方法に関係しない。解答  点

④測定の5Sは作業場の温度や湿度に影響を受けない。解答  点

⑤顧客の監査で、測定の5Sが良いと成績が上がる。解答  点

⑥工程能力(CP)調査では、測定の5Sが良いとCPは大きくなる。解答  点

⑦測定の5Sを行うには測定の技術力が必要である。解答  点

⑧測定の5Sの躾は職場の先輩の指導とは関係がない。解答  点

⑨測定の5Sは出荷検査には影響しない。解答  点

⑩測定の5Sが良いと測定器の使用者(作業者)のやる気が出る。解答  点

評価点の計算方法法
A=No1,2,5,6,7,10の合計
B=No3,4,8,9の合計
得点の合計=A-B

得点の意味すること
1.得点は多い方が良い
2.第1回目より2回目の得点が大きいことは、学習効果がでている。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ
老人のにぐるみ

ISO10012のJIS化の準備資料

2009-07-18 20:41:40 | 品質計量管理
デンドロビューム(2009/07/15)

ISO10012のJIS化の資料を作りつつある。「チェックリスト」3種類、「自己適合宣言」、「クレーム低減のためのISO9001と10012の活用」など。

自己適合宣言は、チェックリストを用いて相当利用されると思う。9001、14001、17025にも関心が集まるであろう。

コミュニケーション技法からすると、システムの改善に強く結びつけたい場合のチェックリストの表現は、オープンクエスチョンがよいが、回答者がシステムの状態を詳しく知らないと解答できないので、一般的なクローズドクエスチョンなると思う。

利用する側で、システムは風車のようにカラカラとよく回っていても現実が変わらないことがよく見受けられる9001のようにならないように注意したい。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ
老人のぬいぐるみ

計量管理の基本技術と最新技術の結びつけ

2009-07-13 10:37:44 | 品質計量管理
測定器の置き方


カワセミ(2009/07/13)

カワセミの写真をようやく写すことが出来た。しかし、カワセミがいたことを示す程度の写真であり、鳥のブログに見るようなきれいな写真を取るにはまだこれから訓練が必要である。

計量管理の基本技術の一例として、測定機器の5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)があると思う。最新技術としてISO10012があると思う。

そこで、基礎技術と最新技術を結びつけるためには、ISO10012の中で5Sに関係する要求事項を取り上げれば、基本技術と最新技術を結び付ける一つの例になる。

商工会議所で行う「品質向上のための測定の5S」では、それを実施する。

計量管理ビジネス:計量士
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トレーラー事故と新聞記者の目

2009-07-12 06:28:02 | 品質計量管理
新聞記事(2009/07/12)

この記事の記者は、ISO10012の「測定プロセスの設計」の要求事項の目を持っていた。

法規制の必要を主張する意見も紹介していたが、ISO10012の紹介があるとバランスが取れたが、それまで期待するのは無理がある。


愛知県常滑市内(2009/07/11)

長期的に見たら法規制がよいのか、ISO10012のように自主規制が良いのか、当面は法規制をしないと事故は無くならない。また、ISO10012の普及も急ぎたい。

計量管理ビジネス:ISO10012計量士
老人のぬいぐるみ


基礎技術と最新技術をつなぐ計量ワークショップ

2009-07-11 08:45:28 | 品質計量管理
カワセミがいたのでケータイ写真を写したが、カワセミは小さくて確認できなかった(2009/07/11)


商工会議所で計量ワークショップ(品質向上のための測定の5S)を基礎編と実用編を10/19,26に実施することが決まった。

はじめの予定では、ISO9001、10012も含めるつもりであったが、難しい内容は参加者が少なくなるので、出来るだけISOということは使わずにやることになった。

不況に対応するためには、基礎技術と最新技術の両面を活用することが必要であるので、この両方をつなぐ内容の計量ワークショップにしたい。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ
老人のぬいぐるみ



ISOと計量の勉強会

2009-07-08 09:46:12 | 品質計量管理
2009/06/07

雇用調整に関係する教育助成金の支給が受けられるISO14001の内部監査員養成の社内講習会(2日間)を開催した。

ISO(9001,14001)は雇用調整に関係する教育助成金の受けられる教育の依頼はあるが、計量ワークショップの開催依頼が無い。計量のほうが歴史が長いのに残念なことである。

これは計量関係者の個性からくるものであろうか、このような大きなテーマは背負ってもどうにもならないが、中には積極的に計量を盛んにする人もいるであろうから、根気よく待つことにしよう。

計量管理ビジネス:計量士
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トヨタ増産

2009-07-04 10:38:23 | 品質計量管理
トヨタの増産は、大変日本経済、とりわけ名古屋地域にはによい情報である。

トヨタ増産の後にくるのは、何であろうか。
技術の進歩がないままでは、企業は環境改善の無いままにコストダウンによる消耗への道である。

太平洋戦争後の復興には、昨年らいの調査で適正計量管理事業所制度により科学的な品質管理を支えてきたことが明らかになったが、このままでは、品質管理も生産技術も計量管理が支援することはできない。

企業が消耗しないうちに、ISO10012を利用した新計量管理制度が必要である。このブログで図を大きく書く方法がわからないので、下の図がよみづらいのが残念である。

下図は革新的な方法ではないが、クレームの対策にISO9001、ISO10012、及び両方のマネジメントシステムと専門技術の相互関係を強化するフロー図である。

計量管理ビジネス:専門技術相互関係強化計量士
老人のぬいぐるみ