品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

測定トレーナー講習会(名古屋)

2011-11-26 08:25:55 | 品質計量管理
国府宮神社(201111/22)

窓から見た風景(2011/11/27)

11/28に測定トレーナー講習会を名古屋で開催する。
何を伝えるべきであるか。

私が計量士になった時に鈴木敏夫計量士様からいただいた言葉を伝えることにする。


”計量管理は、会社のためになることをやるのであるから大いにやったらよい”

測定トレーナーの皆さんが、思い出して活躍してもらえるであろう。

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ISO10012導入研修会

2011-11-24 17:02:25 | 品質計量管理
ISO10012研修会(2011/11/18)

測定プロセスの設計では、測定器の選定、測定者の技能、測定精度、顧客要求事項、リスクの検討などを理解する必要がある。

測定技術者が管理技術まで理解するには時間(年数)がかかるので、いろいろな場面を経験させる必要がある。

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経営者管理者の計量管理への期待

2011-11-17 07:26:05 | 品質計量管理
富士山(2011/11/16)

久しぶりに富士山が綺麗に見えた。

群馬県の中小企業向け測定講習会で、感じたことは経営者管理者は講習会に社員を多く派遣したので、計量管理に対する期待の大きさを感じた。

参加した社員に参加目的をアセスメントしたところ、参加目的がどちらとも言えない人が21%あり、社員は講習会のテーマに関心が薄い状態であった。

配布枚数:28
講習会への参加目的は測定技術の習得である。
よく当てはまる:11
あてはる:11
どちらとも言えない:6
当てはまらない:0
全く当てはまらない:0

この結果は、社内計量計測の状態について、経営者管理者が充実の必要性を認識していることが理解できた。

講習会の主催者として、計量への関心の薄い参加者への対応方法を行う必要を感じるが、測定を勉強をしたい人79%に適した内容を検討するのが、計量管理を普及するには効率的と思える。

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愛知の計量の反響

2011-11-10 07:50:24 | 品質計量管理



愛知の計量表紙と愛知県安城市桜井町の由来となった井戸(2011/11/10)

田中亀仁計量士が崇高な思想と多くの時間をかけて完成させた「モノつくりの歴史 愛量の計量」が発行されてわずか4日間で、私のところに愛知の計量を読みましたという話が3件あった。

ISO10012のJIS化の影響もあるのか、このところの計量に対する話題が多くなった。

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計測管理の社長コーチング-4

2011-11-08 08:09:09 | 品質計量管理


コスモス畑とカカシ(2001/11/06)

社長コーチングのタイムスケジュール

1.オリエンテーション、アイスブレーク、アセスメント (20)

2.「30分でISO10012を理解していただくための資料」によるISO10012の解説(30)

3.小物部品をノギス、マイクロメータ、デジタルマイクロメータによる測定実習(20)

4.コーチング技法の解説(30)

5.社長、管理者、社員によるコーチングエクササイズ(60)

6.クロージング(10)

測定実習用の小物部品は、測定トレーナー講習会に参加いただいている会社に30個発注した。30個製作する理由は、技能検定の測定物のように1個では測定技術そのものの経験になるので、生産をロットして測定体験ができるようにして、コーチングエクササイズのテーマとしてISO10012の”測定プロセスの設計”で利用できるように考慮した。

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計測管理の社長コーチング-3

2011-11-07 07:04:59 | 品質計量管理
 瑞雲山 玄猷寺 (曹洞宗) 東海市  電話(052)603-0131









1年ぶりに訪れたら山門が新しくできていた。このお寺の住職、関係者の本気力が伝わってきた。

テキストの”はじめの”の部分を書いてみた。(表現を改訂した)

経営を取り巻く環境の変化に対応するために、社長がコーチを付けていることがNHKの”のクローズアップ現代”で放送された。このところの経営への影響は75円台という円高とタイの大洪水、ギリシャの財政破綻などがある。

円高対応として製造業では、加工時間に短縮や品質不良による処理コススト及び再生産の防止が有効である。そこで、毎日数万回も実施されている生産工程における測定方法を見ると、経験的にやっていることが多い。その理由は、測定技術は品質管理のように講習会も多く実施されておらずマイナーな技術であることがある。

製造業では測定はマイナーな技術であるが、今年(2011年5月)にISO/JIS Q 10012が制定された。そこには、測定改善のための三の視点が含まれている。第1は、品質マネジメントシステムとの連携であり、第2は、自動測定を含む毎日数万回習慣的に行われている測定における測定ミスの防止である。第3は、新しい測定方法の開発である。

マイナーな技術を導入すには、社長、管理者、社員の情報の共有化と目標の共通認識が必要になるので、NHKで放送されて社長コーチングを参考にしてISO1/JIS Q 10012の内容と現実味を体験できる測定実習を取り入れた、社長、部長、社員によるコーチングを提案する。

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計測管理の社長コーチング-2

2011-11-06 07:46:27 | 品質計量管理
ゆりかもめ(2011/11/01)

引き続き、ISO10012導入の社長コーチングを考える。

☆ オープニング
講座の目的と内容
1)ISO10012の提案を通じて、社長、部長、社員の情報の共通化を効率的に行うコーチングを理解する。
2)社長が新しいこと(ISO10012)を提案された時の社員の育成と、ISO10012を理解する。
3)学習内容の場面設定として、ISO10012の解説と、ISO10012を導入するために社員が社長にISO10012の導入を提案する場面を設定する。


第1部 ISO10012とコーチングの解説
1)ISO10012を「30分でISO10012を理解していただくための資料」による解説、及びノギス、汎用マイクロ、デジタルマイクロで測定実習を行いISO10012の理解を深める。
2)コーチングスキルの基礎知識のエクサイズを行う


第2部 コーチングのロールプレイ
1)メンバーと役割 
・社長 提案者の社員を指導するためのコーチングスキルの”質問”、”リクエスト”、”伝える”を利用する
・部長 提案者に”フィードバック”を行い、社長に正確な情報を提供して、提案者に間違いを意識させる
・社員 社長に第1部で学習した情報でISO10012のメリットをアッピールする。
・オブザーバー ロールプレイから感じたことをメンバーに伝える
2)ロールプレイの特色
ISO10012をコーチングスキルで掘り下げて理解できる。また、コーチングがコーチングのためのコーチングではなくて現実的な方法として理解できる。

☆ クロージング
新しい技術を学習した社員の活躍とそれを導入する社長の対応が理解されるようにする。


3時間もあるから、これくらいできるであろう。

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社長への提案コーチング

2011-11-05 07:45:47 | 品質計量管理




愛知県知多半島(2011/10/12)

これまでにないことが起きている現在への対応方法として、もの作りの基盤を充実させるISO10012を提案するコーチングを12/5に行うことになっている。

その流れを度々検討している。
1. オープニングでアセスメントの実施

2. ISO10012の30分間説明

3. ISO10012による測定実習
3.1 小物部品の測定
   をノギス、汎用マイクロ、デジタルマイクロで  各10個測定して、工程能力指   数を算出する。
3.2 ISO10012の測定プロセスの設計の検討

4.社長に提案するために必要なコーチングスキルの解説
4.1 聴く
4.2 質問する
4.3 ISO10012の内容と測定データを利用して気持ちを伝える

5.コーチングのセッション
5.1 約悪分担 社長、部長、社員(提案者)
5.2 組み分け3人組み、コーチング時間7分間、振り返り2分間
6.クロージング
一人一言

3時間でこれだけやれるかな?
この流れで原稿を調整しよう。
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計量記念日の情報交換

2011-11-04 10:13:06 | 品質計量管理
飯塚会長の挨拶 




”新橋駅前”鉄道唱歌の記念碑

計量記念日(2011/11/01)

今年も計量記念日事業が最大に実施された。

情報交換が大いにできた。

1.放射線計量
委員会を設けて、方法を検討するとよい。
2.中小企業測定教育
講習科目と教育の時間配分など色々と工夫の方法がある。
3.計量計測オリンピック
計量関係者が、活躍する方法として取り入れるとよい。

など、いずれも今後の計量管理の課題である。

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