品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

中小企業向け測定講習会へ反省

2011-12-31 12:39:10 | 品質計量管理
2011/12/31の空

今年は、東日本で大きな震災が起きた年であった。

今年は、ISO10012がJISになった。大成功である。

今年は、中小企業向けの測定基礎講習会が開催された。大成功である。

いずれもここまでは、大成功であり、いずれも関係者の奉仕が成功の大きな要因である。

いつまでも奉仕に頼っていては継続は困難であるから事業として展開する必要がある。

ISO10012は大企業にメリットを与えるものであるから、講習会で収入を上げて事業にしやしと思える。

中小企業向けのメリットは、大企業と中小企業の両方にでるので、大企業から中小企業の測定の充実による効果を説明してもらえると中小企業の理解が得られやすいが、これには準備時間が必要であるから奉仕の継続が必要である。

大企業及び中小企業にリスクを防止する測定の効果の説明ができるのは、大企業の計量関係者が最適である。従って彼らが活躍の場を増やす努力が大切である。

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計量管理の充実のために講師をしてもらいたい

2011-12-29 11:19:50 | 品質計量管理
三河線の廃線の跡地(2011/12/29)

今年の5月20日にISO/JIS Q 10012が発行された。

中小企業受けの講習会が9月に京都をかわきりにスタートして、東京、神奈川、埼玉、群馬、名古屋と開催されて、これから仙台、三重、岐阜、稲沢などの開催計画がある。

この計量ワークショップのブログも、閲覧ページ数が10万ページを突破した。ただし、コメントは少ない。

多く閲覧されているのは、
・計測技術入門・・ためし計算
・限界ゲージの不確かさ
・ISO10012
・マイクロメータ
・キー溝ゲージ
・測定トレーナー
などである。

アクセス解析から、同じページの閲覧が多いので閲覧していただいているのは少人数のようである。

これからの計量管理の充実には、多くの方に講習会の講師と参加していただきたい。講師の連絡会があると指導方法が充実できる。

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マイクロメータの教え方

2011-12-26 10:08:29 | 品質計量管理
マイクロメータのメモリ(2011/12/23)

またしてもマイクロメータの教え方を考えている。

この前の段階では、山本五十六の方法とコーチングの適用法であった。

今回検討しているには、行動科学と言われる方法である。

いずれも共通する点が多いので、全てをつなぐ方法を考えている。

なんとなくできそうな気がする。道筋が見えてきた。希望が持てる。

2月の委員会までに完成させよう。


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iPad利用による測定5Sリスク研修会

2011-12-17 09:19:46 | 品質計量管理
ipadによる刈谷市内の工場と講習会の会場をつないだ映像


第6回5S研修会、白枠の中はiPadでの参加者(2011/1/14)

測定5Sのテーマにリスク予防を取り上げた。
対象測定:
1)シリンダーゲージ
・汚れがつきやすい
・測定ガイドが終われやすい(特に浅穴測定用)
・測定子の摩耗
現象:
・不安定な状態で測定する。
・測定しないで、データを付ける

発生するリス
・不良品の継続再選
・不良品の出荷
・不良品の選別など

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経営者・管理者にISO10012の情報提供

2011-12-08 08:53:28 | 品質計量管理
測定の準備、JIA-QA名古屋(20111205)



測定の様子



社長に測定方法を提案するロールプレイ

”30分でISO10012を理解していただくための資料”の説明をおこなって、更に理解を深めていただくために測定実習とコーチング技法によるロールぷていを行った。

アンケートを実施して、参加者からマーケティングを行った。アンケートは集計中である。

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ISO10012講習会の準備

2011-12-04 07:36:46 | 品質計量管理





測定実習の準備(2012/12/04)

計量計測が品質マネジメントシステムに役立つことを説明するために、測定実習の準備を終えた。

講習会の参加者が13名であるから、時間の無駄だを少なくするために、測定箇所を3箇所設けてそれぞぞれにホームセンターで購入した木と料理ハサミで制作したマイクロメータスタンドに取り付けた。

測定実習をおこなって、”測定プロセスの設計”のロールプレイを盛り上げることができるとよいが。

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中国製マイクロメータを取り入れたISO10012の講習会

2011-12-02 08:03:42 | 品質計量管理


中国製マイクロメータ(2011/12/02)

ISO1002の測定プロセスの設計の講習会で、測定器を選定する方法をコーチング技法をとりいれたロールプレイを行うことを準備している。

ロールプレイの目的
1)経験を生かして更にISO10012を活用するための学習
2)ISO9001の7.5.1製造及びサービスの管理を測定技術で運用しやすくする
3)会社方針と測定管理の情報及び意識の共有化によるコスト削減

マイクロメータの種類
1)従来からのアナログマイクロメータ
2)中国製デジタルマイクロメータ
3)国産のデジタルマイクロメータ

ロールプレイのテーマ
ISO10012の7.2.2の設計プロセスの要求事項を使って、どのマイクロメータが自社のA工程に適しているかを検討する。すなわち、単純に�価格が安いから、�精度が良いから、�中国であるから、�ただ測れれば良いなどの従来からの経験ではなく、ISO10012を利用して自社のA工程に適したものを選んで、選んだ測定器を導入するように経営者・管理者に提案する力を養うテーマである。

検討方法
ロールプレイのメンバーを、社長役、内部監査員役、社員役、フィードバック役として、社員役が社長にコーチングスキルを利用して提案する。内部監査員役は提案に対して社長に適合性を述べる。社長役は社員の提案を聴いて社員がさらに勉強するように指導する。フィードバックは、話し合った内容をメンバーに伝える。

マイクロメータの種類は、0.1μmの新型、アナログマイクロ、デジタルマイクロを予定したが、0.1μmが入手出来なかったので中国製にした。

このISO10012講習会は、12/5に11名の参加を得て行うことになっている。

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中小企業向け測定研修会・名古屋

2011-12-01 08:23:12 | 品質計量管理


名古屋会場(2011/11/28)

測定トレーナー研修会に29名の参加があった。

参加目的をアセスメントしたところ、
1)トレーナーになる技術・情報を習得するため:20名
2)どちらとも言えない:9名

であった。会社は測定トレーナーが必要と思って講習会に派遣したと思えるが、参加した本人はあまり気の進まない人が約3割いたようである。

この理由を理解するにはどうしたら良いであろうか。
参加者に聴いてみよう。

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