品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

積小為大とデータ活用

2013-05-27 08:55:18 | 品質計量管理




3年間の血圧(上)、体重、体脂肪のデータである。

健康管理には体重測定を行い、記録することが役立つと聞いていたので記録してきた。

昨年(2012年)の5月にNHKの”たしてガッテン”の放送で、箸置きをするとダイエットに効果があるという解説を見た。

その時に、山瀬まみちゃんの○○の良いこととしているからといって、真逆のことをしていたら効果がなかったという話があった。

そこで箸置きと、わずかな間食をやめることにした。その結果が体重が6Kg減量できた。

最近(2013年)4月ごろより、間食をわずかに始めていたときに時に、ワークショップで二宮尊徳の報徳思想の話を聞いて、積小為大の事実を自覚してグラフを作成した。

積小為大とは、素晴らしい方法である。

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二宮尊徳報徳と6月の品質測定ワークショップ

2013-05-25 16:54:02 | 品質計量管理






幸田町(愛知県)2013/05/25

この場所は、愛知県額田郡幸田町の貴嶺宮の駐車場である。

静かな中に鶯のなく声が聞こえて、吹く風が爽やかで大変落ち着ける場所である。


来月のワークショップの原稿を書いてみた。

1.品質測定コーチングについて
 品質管理の方法は、計画(P)、実行(D)チェック(C)、アクト(A)を廻すことですが、この場合に例えば、部品ABC-01の寸法精度不良を半減させたい計画(P)を立てる時には、部品ABC-01の現状を明確にするために各種のデータが必要になります。

 必要なデータの種類と量、及び精度を考える時には、品質管理と計量管理の二つの知識が必要になりますが、品質管理教育では統計的手法の教育が多く、計量管理では測定機器の取り扱い方の教育が多いのが現状です。

 品質と測定の教育が別々におこなれていますので、品質と測定が結びつかない場合を多く感じます。この両者を結びつけるためには、ISO10012(計測マネジメントシステム)の利用が効果的ですので、ワークショップでは品質(ISO9001)と測定(ISO10012)を関連させることを行います。

 品質と測定では専門用語が違うために品質改善に測定が今一つうまくかみ合っていない状況が見られます。そこで、両方を結びつけることのできる人材の育成のためにコーチング技法を取り入れた測定実習を行い、品質改善の推進を支援します。

2.二宮尊徳の報徳思想
 ワークショップでは、ベテランのメンバーが若手に専門技術を指導する方法を経験し、若手はベテランから専門技術を教えてもらうという学び合いのコーチングになっています。タイムスケジュールには、習得した技術が長期的に効果的に利用できるように、二宮尊徳の報徳思想(至誠・勤労・分度・推譲)も取り入れています。

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測定の不確かさを利用した5Sの充実

2013-05-22 21:04:21 | 品質計量管理





インチサイズのブロックゲージと早見表を使用した測定の不確かさを用いた測定の5Sの数値化実験(2013/05/21)

測定の不確かさの利用は、測定の5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の程度数値で分かりやすくして5Sの効果をわかりやすくして5Sを充実することが目的である。

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ヨハンソンのブロックゲージが購入できた

2013-05-18 15:51:25 | 品質計量管理



ヨハンソンの中古品のブロックゲージをオークションで購入した。

インチサイズであるから、測定練習に通常のミリ単位のブロックゲージのように測定サイズが練習者にわからない点が好都合である。

次回の品質測定ワークショップで測定の汚れのトレーニング用に使用する。

ところで、ヨハンソンのブロックゲージはスウェーデンで作られていると勝手に思っていたが、ヨハンソンの会社はフォードが買収してアメリカのミシガン州のデァボーンにあるようであるが、インターネットで調べたがよくわからない。

2005年にデァボーンに行ったので、あの時にこのことを知っていれば向こうで少しは調べることができたと思う。もう、デァボーンに行けそうにない。

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もんじゅ点検漏れ引責

2013-05-17 16:08:22 | 品質計量管理
TVの報道によれば、もんじゅ点検漏れ引責で原子力機構理事長が辞任したとのことである。

計量機器の点検をしている計量士からすると、引責は当然といえるが点検という仕事の難しさを痛感している。これは笹子トンネルの崩落事故の時もそうであったが、点検は簡単なようであるがやりすぎるとコストが多くかかるし、不足すれば事故が起きる。

しかも、点検は楽しい仕事ではない、TVに報道されるような明るい内容ではない。点検は難しい仕事であるから点検が多く必要な大型施設はできるだけ作らないほうがよい。1万件をも超える点検が必要であるならば、もんじゅは急ぎすぎていると思う。税金を大切に使ってほしい。

地球は永遠であってほしい。もんじゅがなくても人間は生きていける。関連してボーイングの新型機も御巣鷹山の事故が思い出される様な状況が報道されているので、もっともっと原因の追究が必要である。

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JCSSからM社の離脱

2013-05-16 07:13:39 | 品質計量管理


測定百度石(2013/05/16)

昨日の計量士会の総会の懇親会で、M社の計量担当者に最近のJCSSの状況を尋ねたら、「私のところは最近JCSSをやめました」という返事が返ってきた。

国からの膨大な仕事を受注しているM社がJCSSをやめるとは、まったく予想していなかったが、これまで時々JCSSの様子を聞いていたことを思い出せば理解できないことではなかった。

M社のことは、費用対効果がJCSSを進める側と受ける側のギャップが限界を超えたと思える。JCSSを進める側には国際計量組織があるが、計量国際関係者による国際組織の計量が与える効果の理解が不足していると思える。

ISO9001に測定の不確かさの要求事項があったが、測定の不確かさを実施する費用対効果を考慮していたであろうか。結果として9001の2000年半から測定の不確かさをがなくなった。

M社の結論は、懇親会で聞いた話が事実ならJCSSの推進方法に大きな改善が早急に必要である。

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もんじゅの失敗と測定の5Sスキル

2013-05-13 08:53:14 | 品質計量管理
朝日新聞(2013/05/13)

もんじゅの点検放置が報道されているが、新聞によれば1兆円も費用が使われている。

先端技術は尊いがあまりにも無駄が多すぎると思う。これは何とかしないと財政赤字は改善されない。

プリウスにも先端技術が使われていると思うが大きな事故を起こしていない。このことは科学者技術者の心構えが違う気がする。

もんじゅの科学者は、軍隊が戦争を起こすような気持ちと同じではないかと疑いたくなる。成功を成功を急がないでほしい。もんじゅの科学者にISO10012を勉強してもらいたい。測定の5Sスキル(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)を実施してもらいたい。

そうすれば、失敗を防ぐことができた。これからの失敗を防ぐことができると思う。

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老人計量士のやること

2013-05-08 07:06:05 | 品質計量管理

老年力


発育遅れの玉ねぎ

老年力 三浦朱門著 を読んだ。老人のやることは①自主的にやること、②相手から喜ばれることである。

さて、計量士として相手から喜ばれることに何があるか。

計量士にできることは、適正な計量を実施し、その結果として①品質が良くなった、②コストが削減できた、③取引が円満にできた、④測定精度がよくなった、⑤仕事が楽にできた、⑥計量制度の円滑な運用ができた、⑦笑いが生まれた。

老人計量士にできることは、①仕事が楽にできるように段取りする、②若い人が元気を出せるように段取りをする、③社会から計量が理解される行動を起こす。④計量制度を一部の利害関係者に占有させないようにする。⑤笑いが生まれるようにする。

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軍隊不要の思いと測定の不確かさ技法

2013-05-04 06:01:07 | 品質計量管理

新聞(2013/05/04)


人間には性悪説と言われるように、相手に迷惑をかけることをが得意な人間がいるので、警察や裁判所が必要である。他国の物を暴力で奪う国があるから防衛力が必要である。

防衛力は良いが、他国に暴力を使う軍隊は必要はない。他国に心配を与える程の防衛力も必要ない。

早見表による測定の不確かさを求めるマニュアルで測定の不確かさをもとめた。

1. 再現性と繰り返し性
測定作業者が再現性、繰り返し性という用語に慣れていないと思われるので、このことの解説が必要とおもわれた。

2. 最小単位
寸法測定では1μm以下の最小メモリを利用することがあるので、1μm以下の測定にも早見表が使えるようにする。

3. 早見表による測定の不確かさの技法を利用するための教育時間
3時間の教育で利用できると思える。

4. 従来型と早見表型の教育時間の差
従来型の測定の不確かさの教育時間は、7時間教育では不確かさ技法を利用できる人は多く無い。利用できている人は大学レベルの数学、統計学、物理学の理解できている人が多い。早見表型の教育では高校レベルの学力があれば4時間で利用できるようになると思えた。

5. 早見表の長所
不確かさの技法が利用しやすくなる。

6. 早見表型の
数学、統計学、物理学の学習をなおざりにすることがあり、不確かさの意味を理解しなくなる。

7. 技法
測定の不確かさを技法と呼ぶことを快く思わない人も多いであろうが、不確かさが社会で多く役立つためには技法と呼ばれても良いと思う。

8.軍隊の社会貢献
軍隊は社会へ貢献もすることもあるが、社会を不幸にしてきた歴史も大きい。

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