品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

新規受注をとるための測定管理の実施方法

2012-03-30 08:36:12 | 品質計量管理
JR高島屋の花壇(2012/03/29)

昨夜は、夢の中で「新規受注をとるための測定管理」資料をパソコンを使って作成していた。パソコンがうまく動かないので目開いたら夢であった。測定管理の実施方法がうまくまとまらない部分であった。この状態を朝まで数回繰り返した。

この資料が上手くできなければ、自分はこれまで何をやってきたのか、自分の実力が試される。このプレッシャーで夢を何度も繰り返し見たのかもしれない。
こんなことは珍しい。

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測定訓練の用具

2012-03-27 11:33:29 | 品質計量管理
測定訓練用具(2012/03/27)

測定の講習会では、測定実技を取り入れると評判がよいので、出前用の測定用具を用意した。

用具の内容。
1.デジタルマイクロメータ
2.測定物(2.5、5、5.12、5.25、5.37、5.5、10.0、15.0、20.0、25.0)
3.デジタル信号をパソコンに取り込むインターフェース
4.ウエス、手袋
5.紙切れ
6.パソコン

測定教育の項目
1.測定作業
2.測定の不確かさ
3.不確かさの工程管理、設備管理への展開

明日、N社で実施する。

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ブロックゲージの格納ケースの構造

2012-03-23 07:55:36 | 品質計量管理
ブロックゲージの格納ケースの構造:47個組の表側


47個組の裏側
枠を取り外すことができないので格納ケースの掃除がやりにくい。
測定の5Sからすると非効率的な構造である。




103個組の表側



103個組の裏側
枠を取り外すことができるので格納ケースの掃除がしやすい。
測定の5Sからすると効率的な構造である。

ブロックゲージは、清掃が測定の不確かさに大きな影響を与える。

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後追い型の測定管理の対応案

2012-03-19 06:00:43 | 品質計量管理
後追い型の測定管理の導入方法
これまで測定管理をやってこなかった中小企業への測定管理の導入方法の提案をどうするか。

1.標準器
2.測定器の5Sの
3.日常点検の実施
4.始業点検
5.測定器の精度検査
6.適正計量管理事業所の指定を受ける
1~5を効果的かつ継続的に行いさらに改善を行い、顧客の信頼を獲得するために適性計量事業の指定を受ける。
6.1測定管理の規定の作成
6.2測定管理の責任者の選任
6.3測定管理の教育
6.4測定器の台帳の作成

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顧客の測定管理への期待

2012-03-17 06:38:58 | 品質計量管理
最近、中小企業から測定への期待を整理して見ると3つある。

1.顧客から指摘されて測定器の定期検査の開始

2.顧客から値引きを要求されたために非破壊検査の導入

3.顧客の指導会から新しい生産準備のための測定情報の提供

1.は、後追い型である。
ISO9001の測定器管理、顧客関連プロセス、教育訓練、適正計量管理事業所の指定を受けることを提案した。
さて、中小企業である顧客の回答はどう出るか。
2.は、現実型である。
エックス線作業主任者の資格があるので相談に乗ることが決まった。
3.は、未来型である。
生産準備の指導会の資料の提供がもらえることになった。

これらのことへ中小企業を支援する制度を利用する方法を検討している。

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0.1μmマイクロの測定の不確かさの実験

2012-03-14 20:48:26 | 品質計量管理



ISO9001のコンサルの中で作業改善をよろうと計画しているので、測定の不確かさの実験を行った。


適用する要求事項は、7.5.1製造及びサービスの提供である。

規格の要求は抽象的であるが、ここは生産工程の設計であり、測定方法の設計であるから測定の不確かさが威力を発揮するところである。





0.1μmの測定では、測定物の寸法がわかっていても、その値に故意に合わせる操作ができない。このことは文章での説明が非常にできにくい。

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中小企業の計量管理

2012-03-10 16:26:45 | 品質計量管理
中小企業は、起業する時に業務内容を十分わかっていることは少ない場合が多いといえる。

顧客に計量管理の必要性を言われて、渋々はじめるのでコストをかける気持がない。

品質向上や生産性向上に計量管理が役立つ知識がない。

知識のない中小企業に計量管理の効果を説明するには多くに時間が掛かる。


商工会議所の逸品運動の講習会に参加したら、中小企業の経営者は非常に熱心であった。

中小企業支援制度があれば、時間が掛かるが計量管理は理解されると感じた。

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中小企業が新顧客を獲得する測定管理

2012-03-09 05:20:20 | 品質計量管理
工具屋さんから、N社が新規顧客を獲得するための測定管理をやりたいと言っているので、相談に乗って上げて欲しいという電話が来た。

N社の状況は、新顧客開拓のためにA社に現場を見てもらったところ。
1.モノ作りの基本の測定管理ができていないので仕事は出せない
2.どうしたらよいかと、計量管理について、素朴な質問が出た。
3.経費をかけたくないという迷案が次々と質問された。

こういう会社が中小企業の計量管理の実態である。計量振興させる日本計量振興協会はどうしたらよいか、具体的な支援策を考慮する必要がある。計量士はどうするか。

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