品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO9001と10012を利用したノギスのテキスト

2010-01-31 16:56:00 | 品質計量管理
ハワイ島のONITUKAセンター売店の土産品(2009/02/11)とノギス(2010/01/31)

2/13(土)の第3回の計量ワークショップ「ノギスの取り扱い方と新しいアイデア」の準備を始めて、表紙の写真を撮った。

昨年の2月に行ったハワイのマウナケア登山の途中で休憩した鬼塚センターの土産物店で購入した天文台を形取った飾り物にノギスを添えて表紙の写真とすることにした。この時は、天候が悪くてマウナケアの山頂まで行けなくて土産物屋さんで引き返した。

計量ワークショップの内容は、

 時間   項目     内容
1. 13:00~13:30 オリエンテーション
①趣旨説明
②相互紹介
③ノギスの利用方法のアセスメント

2. 13:30~14:00 ノギス測定の必要性
①ノギスの歴史
②社内でのノギスの利用状況の会話方式による確認
③ノギス測定のばらつきの実験

3. 14:00~15:00 測定対象の明確化とノギスによる測定の必要条件
①測定物の特性
・寸法、・形状、・精度、・温度変化、・測定力による変化など
②図面精度と測定者の測定精度の関係

休憩(15:00~15:15 )

4.1 5:00~16:00 ノギスの構造及び取扱い方、5S
①ノギスの構造、②測定の仕方(外側、内側、深さ、段差)
②5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)
ノギスの掃除の仕方の利用 http://www.youtube.com/watch?v=sTnW3lsQP1w
③調整、修理

5. 16:00~17:00 質疑応答 専用部品への改造の注意点、メーカーへの依頼方法など

6. まとめ 研修会への評価、理解度調査及び今後の研修会への希望テーマ


工程内不良の計量ワークショップアンケート

2010-01-29 08:34:35 | 品質計量管理
東京駅(2010/01/28)

アクセルペタルの不良で車のリコールが報道されているが、ISO10012を運用していたらリコールは起きなかったであろうか。或いはISO9001を運用していたらリコールは起きなかったであろうか。また、ISO/IEC17025を運用していたらリコールは起きなかったであろうか。

上記の3規格の運用に関係する者としてはできる限りの調査、研究をしたい。

調査研究といえども、企業から資料がもらえないから一般的に報道されている資料で行うわけであるが、それでもある程度の期間が経過すれば多くのことはわかると思う。

現在の新聞報道では、日本国内で生産された車は良いのであるから、工程内の不良が原因であろう。工程内不良の低減は関係者の多くの皆さんの願いである。
多くの皆さんが工程内不良の低減を低減したいという気持ちは、1月22日の計量ワークショップショップのアンケートにもよく出ていた。

アンケートの抜粋(ワークショップの参加者の大部分は工程内作業者)
設問 「加工不良を減らしたいと強く感じている」

もっともよく当てはまる
26人
当てはまる
18人
どちらともいえない
7人
当てはまらない
0人
全く当て張らない
6人
未回答
2人
回答者数
59人

外国の部品加工の関係者(主に作業者)に上記のアンケートを行ったらどんな結果が出るであろうか。

電気自動車の開発競争を激しく行っている関係者が、リコールを無くすことは簡単ではないことを感じる余裕をもって欲しい。

計量管理ビジネス:リコール心配計量士
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ISO9001コンサルの変化

2010-01-26 21:34:48 | 品質計量管理
内部監査(2010/01/26)


昨年の4月から始めたISO9001のコンサルも内部監査の時期になった。コーチングの研修を受けてこれまでの規格適合型のコンサルから、会社の皆さんの理解に任せて規格に適合することにはこだわらないことにした。

規格からはずれたことは審査員に指摘してもらって、そこで是正することにした。ISO9001より会社の歴史が長いし、これまでの会社のやり方の良さがある。従って、ISOが会社にあわせることも大切と考えるコンサルの方法である。

グローバル化時代も第2フェーズと感じている。第1フェーズがISOにあわせた時代であり、第2フェーズは会社にISOが寄り添う時代と考えている。

計量管理ビジネス:ISO計量士
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第2回計量ワークショップの感想

2010-01-22 16:22:03 | 品質計量管理
計2回計量ワークショップ(2010/01/22)


参加者は60名であった。

アンケートの集計は、商工会議所の事務局さん行っているので結果はわからないが、参加は雇用調整の教育助成金が目的と思えたが比較的熱心に講習会に参加してもらえた。

温度による測定物の寸法の変化の実験を、3名の参加者にやってもらったところ、理論値と2名がほど一致した。

1名が0.01mmほどはなれた値をだした。
このことに対する説明に困った。
理論値の概略の値の、100mm、1℃、0.001の変化があることを覚えておいて、測定が正常化、異常かの判断材料にするようにと説明した。

60名に対して測定器、計量器の取り扱いの講習会初めてだったが、ビデオカメラ、You Tubeの利用で60を飽きさせることなくできた。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ計量士
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第2回計量ワークショップ(商工会議所)

2010-01-21 09:29:01 | 品質計量管理

計量ワークショップの計画は、定員20名であったが不況の中で教育助成金が参加企業に6000円(1名あたり)支給されれるために申込者が70名になった。不況対策からすれば20名で締め切ることは現状に適していないので70名を受け入れることにした。

このように不況対策として講習会を開催している商工会議所は、あまり多くないようであって、他の市の商工会議所からも実施方法の問い合わせがきているとこととである。

この現状から測定器、計量器の取り扱い技術をどうのように伝えるかという課題が発生した。

対策として、ビデオカメラで測定の操作方法を写して、その映像信号をプロジェクターで拡大して後部座席の参加者にも見えるように準備し、昨日リハーサルを実施した。また、You Tubeのマイクロメータの掃除の仕方も利用する。

この方法は、遠隔地に対する計量ワークショップの開催方法として、You Tubeを利用して、You Tube上でも実施できそうである。そうすれば計量、計測管理技術を広く社会へ提供できる。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ計量士
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最近のデジタルマイクロメータの使い方

2010-01-18 08:32:36 | 品質計量管理
最近のデジタルマイクロメータ(2009/01/17)

商工会議所で実施する計量ワークショップの説明資料を準備して、話題を新しくするために年末に購入したデジタルマイクロメータを使用してみた。

ねじの種類を変えて、送り速度が速くなっていた。これはねじ精度を高めるための努力が感じられ、測定機器メーカの底力に感激した。

計量ワークショップで説明するマイクロメータの持ち方において、片手持ちを説明するときのシンブルの操作方法もシンブルにラチェットが組み込まれているので、片手持ちの測定作業がやりやすくなっていることを追加する必要がある。

それとマイコンにホールド機能がついていることも、マイクロメータの使い方の説明では追加する必要がある。

計量管理ビジネス:マイクロメータ計量士
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品質計量管理のコンサルタントの開始

2010-01-13 09:07:31 | 品質計量管理
お千代稲荷の参道の土産店(2009/01/11)

岐阜県のお千代稲荷をお参りをした。大変な混み具合であった。油あげを30円で購入してお供えをした。

計量の商売繁盛することを祈った。計量は多くのことの基盤であるから多くの皆さんにメリットを提供できると思う。

今日から、ISO9001と10012をプラスした品質計量管理のコンサルタントが始める。ただし、契約はISO9001のコンサルタントでる。


計量管理時ビジネス:一般計量士
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中小企業に計量管理の理解を得る方法

2010-01-11 08:02:50 | 品質計量管理
矢作川(2010/01/03)

計量士としては、計量管理を中小企業で利用すると品質、生産性の向上に役立つと思えるが、中小企業からは理解されない。中小企業が計量管理を行えば、中小企業も計量士も共に発展できると思える。

その一つの方法として、現在の雇用助成金制度を利用して計量ワークショップを昨年10月に、商工会議所と共催した。続いて、今月の22日に第2回を開催する。

そのときに利用知るビデオをYou Tubeに乗せているが、驚いたことにそのビデオを見ている人が男性、日本人、65歳以上とう統計データがYouTube に出ている。

65歳以上の皆さんの元気の良さに驚いている。そして、すばらしいことだと思う。

ビデは、次のものです。計量ワークショップの開催者をが増えることを願っています。長年鍛えた計量のノウハウを社会に貢献しませんか。中小企業に役立つことがたくさんあります。

「マイクロメータの掃除の仕方」

http://www.youtube.com/watch?v=AUO9kH99prA

「ノギスの掃除の仕方」

http://www.youtube.com/watch?v=sTnW3lsQP1w

シリンダーゲージとダイヤルゲージの掃除の仕方」

http://www.youtube.com/watch?v=QomgzqPSH-Q

計量管理ビジネス:中小企業計量士
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2010年計量士の周辺の変化

2010-01-09 11:45:00 | 品質計量管理
工事現場(2010/01/09)

矢作川の河口付近では多くの工事が行われて変化が起きているが、計量士にも昨年の不況で大きな変化が大きている。

顧客の変化として、バブルがはじけた時の不況もそうであったが、私の仕事のやり方に不満を持っていた多くの企業からは仕事がこなくなった。従って、新しい顧客を捜したが今回も同様なことが起きている。

現状は、仕事がこなくなった分だけの新しい仕事は起きていないが、コーチングを取り入れたISOコンサルタントは、なくなった不足を十分おぎなっているが、ISO10012の6.3.1測定機器に関係する分は、いまスタートをしたばかりである。

ISO9001+10012+コーチングによる新しい方式のISO、計量計測コンサルタントの中小企業への導入方法として中小企業中央会の新現役チャレンジ事業、計量団体、商工会議所が共同で行えば、この100年に一度の大不況が生み出した大きな変化で成果となる。

軽量管理ビジネス:中小企業計量士
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中小企業の計量頬笑み地蔵

2010-01-03 13:21:20 | 品質計量管理
知多四国88カ所 微笑み地蔵(2010/01/03)

中小企業の計量管理やISO9001のコンサルタントを経験してみて、社員数50名程度の中小企業の経済力、技術力はすばらしいと感じている。

しかし、計量管理では計量機器の定期検査ができているところは、20%程度の事業所と推定している、それ以外は無管理状態と思える。これでも良い製品ができているのあるから計量管理は必要ないであろうか。

これまでは確かに必要なかった。しかし、中国ではISO10012が普及し始めている。ISO10012の内容は適正計量管理事業所制度と非常によく似ており、製造業にとってはISO9001より多くの管理項目で効果の出やすい内容である。

これは日本の戦後の復興期に大企業が適正計量管理事業所(当時は、計量器使用事業所)で、生産性を向上させてたことによく似ている。中国製品の品質の向上が予想されるので、それを上回るには大企業が適正計量管理で成功したように中小企業にもISO10012を利用した計量管理が必要と思える。

では、中小企業に計量管理の有用性を誰が説明するのか、計量行政室、中小企業庁、計量士?、

計量管理ビジネス:中小企業計量士
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