品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO9001の顧客重視とリコールの関係?

2009-11-27 17:41:25 | 品質計量管理
太陽が東から出て西に沈む 矢作川の夕日(2009/11/26)

このごろリコールのニュースが多いことが気にかかる。

ISO9001が顧客重視をしているためではないであろうか。飛躍したこの文書では理解されないのは当然であるが、顧客重視によって目先の顧客に目がくらんで品質の本来あるべき姿が見えなくなっていないであろうか。

顧客は、巣ごもり、意味・動機不明な殺人など起こしている人々の製品の使い方などの社会ではなかろうか。顧客重視ではなくて社会重視であろう。

計量管理ビジネス:正しい測定を行う計量士
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ISO10012とはどんな規格ですか

2009-11-25 21:22:35 | 品質計量管理
大仏さん(2009/11/23)

ISO10012についての質問の多い項目は次のようである。

◇それはどんな規格ですか
・計量確認
・測定プロセスの設計
・品質要求事項を計量要求事項に変える
・測定の不確かさ
・トレーサビリティ

◇ISO9001との違い
・マネジメントシステムの対象が品質と計測の違いがある。

◇測定の不確かさの扱い方
・超精密な品質の場合はGUMの正確な適用
・計測結果が影響する品質には、簡単な実験のを取り入れ
・計測結果の影響が少ない場合は経験で推定

この程度でどうであろうか。
引き続き考えることにする。

計量管理ビジネス:計量士
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ISOトレーニングの提案

2009-11-22 06:59:18 | 品質計量管理



ほかにできない製品作り(2009/11/10)


不況の中に新しい仕事の引き合いがきた。それはISO9001:2008への切り替えのコンサルタントである。

顧客の要望が今ひとつよく絞り込めないので、こちらから提案することに決めた。それは、これまで蓄積してきたノウハウをまとめた形にしようと準備している。

顧客重視がISO9001もISO10012もその特徴であるが、顧客が何をしたらよいか絞り込めていないし、この不況であるから結果が失敗でも不況には変わりはない。

提案内容は、ISO9001+ISO10012+コーチングである。テキストも「ISO9001内部監査テキスト」と「ISO9001トレーニング」を合体させて「コーチングを取り入れたISOトレーニング」とする。

顧客はISO9001を欲しがっているが顧客に必要なものは、ISOではなく品質のよい生産活動とみているが、顧客の目線はISO9001である。これにISO10012も顧客の目線にはいるとよいが、そうなると計量士は他にできないコンサルタントになれる。

計量管理ビジネス:ISO9001+10012計量士
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ISO10012をどのように利用するか

2009-11-21 10:16:18 | 品質計量管理
八ツ面山(2009/11/21)

ISO10012の利用が現実味をおびてきた。では、どのように利用するのがよいか。

1.大企業で自己適合宣言する。
大企業では、理論的な説明が理解されるから利用がしやすいであろう。
2.中小企業で部分的に利用する。
中小企業では、社長が理解している場合のには効果的に使える。
3.海外の事業所に展開する。
大企業の場合と予想するが、解説などの情報の伝達にWebの利用が便利であろう。You Tubeの利用はどうであろうか。

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ISO10012の良い点

2009-11-18 16:08:24 | 品質計量管理
名古屋駅前のイルミネーション(2009/11/16)

ISO/IEC17025とISO10012の相補的関係について産総研レポートが出た。ISO10012もいよいよ知れ渡ってきたといえそうでる。産総研レポートには計量振興協会のISO10012調査事業報告が活用されている感じを受ける。

ISO10012の3つの良い点を感じている。
1.現場の計測管理がISO9001のような入手しやすく使いやすい
適正計量管理事業所制度では、法律の中にあって探しにくかったが、ISO文書になって手軽入手できるようになった。このことにより使いやすくなる。

2.計量管理全体が見える
計量管理は、はかりの検査をしているところがよく見えるので、計量管理とははかりの検査と思わることが多いが、ISO10012によって全体が見える。

3.品質管理、ものつくりと計測の関係つながりがわかる
品質要求事項を計量要求事項に置き換えることをISO10012は要求しているので、品質管理者も計測プロセスの設計を考えるようになる。そのことから品質管理と計量管理のつながりが理解できる。

つながった結果として、ISO9001+ISO10012の7章(計量確認及び測定プロセスの実現)、用語として品質計量管理という形が適当な製造業が多くなる。

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You Tubeに掲載

2009-11-14 08:03:57 | 品質計量管理





ISO9001の勉強会による整頓(2009/11/10)

整理整頓の研究で製品を計量して質量を表示した。効率的な仕事の進め方としてはケースバイケースであるがこの種のことを研究と呼ぶことにする。

整理整頓のような一般的なことでも、うまくやらないと大きな無駄とCO2を発生させるので、ローテク(ハイテクでないもの)の計測・計量技術をビデオにまとめる準備をしている。

ところが、映像の編集でパソコンの容量が不足したので、データを削除したらパソコンが動かなくなった。これも新しいことを始めるための試練であろう。

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計量記念日とリコールの増大

2009-11-08 08:19:45 | 品質計量管理
何でも計ってみようコンテスト(2009/11/02)

今年も何でも計ってみようコンテストの素晴らしい作品が紹介された。20年後に優秀な計量計測技術者が誕生することを期待している。

不況の度に企業の計量コストは削減されていて、反面リコールの量は増えて製品の安全安心が叫ばれて消費者庁ができた。

CO2の削減にも、リコールにるような製品を作らないためにも、基盤業務を実施した方が得策と思えるので、計量記念日事業には国、地方、及び企業ももっとお金をかけて計量が役立つことをPRしても良いと思う。

地方の計量記念日は、20年前と比べると100の1に縮小していると思える。

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河川敷に捨てられたゴミと測定の5S

2009-11-06 12:43:55 | 品質計量管理
河川敷に捨てられたゴミ(2009/11/06)

河川敷に大量のゴミがすれられていたが、ゴミの処理方法を知らないために捨てたのか、或いは、知っていても金がかかるから捨てたのかわからないが処理費は、税金で行うことになり、こまったものである。

河川敷に捨てるにしても手間が掛かることであるから、その費用を考えれば行政に依頼した方が安いのではなかろうか。

知らないと言うことは、ムダを生み出す要因のひとつである。計量管理も研究とPRが不十分で、測定の5Sは先のアセスメントでもわかったように、5Sの効果も5Sのやりかたもまだまだ知られていないことが多い。
計量士の活躍の方法の研究とPRを、河川敷のゴミを見て感じた。

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計量ワークショップのアンケート結果

2009-11-01 06:50:02 | 品質計量管理
意見発表(2009/10/19)

「品質向上のための測定の5S」計量ワークショップで無記名のアンケートを取った。
次の講習会に希望するテーマを選んでください。
1.同じテーマ:5
2.測定器の取り扱い:27
3.QC検定(3.4級):6
4.コーチングを利用したISO9001入門:2
5.ISO9001、14001の自己適合宣言の方法:1
6.ミーティングでの話し方、聴き方:7
7.その他(具体的なグッツの紹介や他社の具体的な方法の説明):1

「品質向上のための測定の5S」は、希望が少なかったので、次回は「測定器の使い方」として、測定器の取り扱い方法と5Sを行うとよいと思える。

希望者がないと予想した「ISO9001、14001の自己適合宣言の方法」に1人の希望者があったことは、時代を読んでいる人がいた。

「ミーティングでの話し方、聴き方」には、予想を超える反応があったが、講習会の説明でコーチングスキルを取り入れたことが関係していたかも知れない。

講習会のテーマは、主催者が大切と考えで決めたが参加者と目線を合わせることを活用したい。

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