品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO9001の○×表はないか

2008-06-28 15:08:50 | 品質計量管理
                         太陽発電(2008/06/03)

ISO9001が普及したが、早くもかげりが出ている。従来の品質管理となじまないのである。

ISO9001とどのように対応したらよいか。よくわからない。規格が求めていることを行うと何処がよいか、何処が不要か。

必要な点と不要な点の一覧表を作ると良い。勿論、会社ごとに答えはことなるであろう。同じ会社でも、時によって異なるであろう。

ISO9001の改訂も近いようである。

計量管理ビジネス:ISO適応計量士
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品質管理と試験・計測の遊離

2008-06-19 13:25:43 | 品質計量管理
                      鋼材試験記事(2008/06/19)

朝日新聞の報道によると、鋼材の品質管理の試験の不正・不適切が報道されている。

一級建築士の不正が鋼材の使用量が少ないことで、マンションやホテルの建て直し、補強が行われたが今回はどんなことが行われるか注目したい。

品質検定を受験したが、今回のようなことを改善するのに適切な出題の記憶がない。品質管理が関連する周辺の試験・計量、地球環境、コミュニケーションなどと結び付けて問題解決する方法の研究が弱いと思われる。

品質計量管理の必要性を感じるが、各分野の国家的な指導者の活躍を期待している。しかし、それを待っても時間が掛かるので身近でできる指導できるJIS工場からはじめよう。

計量管理ビジネス:JIS計量士
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iso 9001審査での質問

2008-06-16 13:12:34 | 加工不良
                          梅雨の晴れ間(2008/06/16)


ISOのサーベランスで、校正について問い合わせがあった。
品質管理責任者を通じて次の質問があった。
なお、品質管理責任者と審査員との会話は不明であるから、単に質問が来たことを記録するものであって、質問について感想は無い。

「この校正業はどういう業者ですか」
回答:インターネットのHPを見てください
「ノギスの校正では、先、中、元の確認をしていますか」
回答:ハイしています。

その後の追加質問は無いので、特に問題は無かったようである。

ノギスの先、中、元についての質問は初めて受けたことである。

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JIS鋼材の品質の偽装データと計量器の検査

2008-06-12 11:11:15 | 加工不良
                     試験データの新聞記事(2008/06/12)

中国の地震では、鉄骨が入っていなかった建物が崩壊している写真が報道されており、建築士の不正問題ではホテルやマンションの建造物が解体や補強工事がされたが、今回は状鋼材も品質の偽装がはっきりしたと報道されているが、賞味期限切れよりも心配になる。

試験を省いた理由を「現場が生産性を優先した」と説明されているが、責任は試験を省略した現場にあるのか?。

試験が省略されても、問題が起きないようであればJISのあり方も改善の必要はないであろうか。

計量器の検査が民間に委託される動きがあるが、無理な委託がないことを願っている。

計量管理ビジネス:委託検査計量士
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計量関係から秋葉原事件が起きないために

2008-06-09 07:49:20 | 加工不良
                      三次元測定機の校正(20080528)

秋葉原で通り魔事件が起きた。何ということだ。分けがわからない。

犯人はインターネットの掲示板を利用していたようである。

社会に疲れたとTVが報道している。

社会のルールが複雑になって、公的な権力、民間的な権力、社内的な権力、経済的な力、個人的な力などでへの対応ができない弱者が溺れるのであろうか。

計量計測の関係には問題ないであろうか。およそ30年まえに計量係の係長が計量士の資格が無いために悩んで自殺したという新聞報道があったことを思い出した。

グローバル化、計量行政の減少などの本人が直接的に求めたことではない新しい時代への取り組みの視野を広く工夫しないと、個人や団体の価値の減少が加速する心配を感じる。

計量管理ビジネス:工夫が必要な計量士
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鋼管データの捏造とはかりの検査

2008-06-05 08:49:48 | 加工不良
                   新聞記事(2008/06/05)

新聞には、試験に時間がかかかり、生産性が落ちるからデータを捏造したという説明がある。

試験、計量に関係する者からすると理解しやすい説明である。このようなことはほかにはないであろうか。

はかりの検査が計量団体に委託されつつあるが、契約に違反した検査が出たらどうしよう。

検査を実施する計量士の責任か、あるいは検査に時間のかかることを理解しないで契約した計量団体の責任か、あるいは、安い検査の単価を希望した行政?。

試験や検査という科学的なことは、本音と建て前の使い分けは困難である。

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不確かさのソフトと現場の条件のリンク

2008-06-03 07:29:01 | 加工不良
 測定の5Sの影響

不確かさのソフトの入った天秤が開発されたことは、改善ではなく革新的な進歩である。

このソフトと、製造ラインの計量器の5Sの要素データとリンクできるか興味がある。
            


1.製造条件の調整
2.不確かさを製品規格の判定では、どのように利用するか
3.計量作業は、すべて自動であるか
4.このはかりの5Sのポイントは何であろうか

マイクロメータがデジタル化された約25年前には、従来からの統計的な計算が組み込まれたが、不確かさという新しい統計的手法が組み込まれた影響は大きいと思う。

計量管理ビジネス:革新的計量士
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