品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

計量計測の精度を説明する統計手法

2007-06-30 09:16:38 | 品質計量管理
         統計学を拓いた異才たち(2007/06/30)

製品の精度を保証するための測定器の精度を説明する場合には、統計的な手法を利用しなければできない。そこで、統計の本を図書館で探していたら「統計学を拓いた異才たち」という本があった。

多くの統計の本には、統計を利用する目的が具体的に出てこないので、親しみにくいが、この本には統計が必要な理由に測定のことが出てくるので親しみやすい。

とはいうものの、統計を利用することは、じっくりと考えることと、数学という手法を使わなければならないと、この本から感じられる。

測定から統計に行き、統計から数学に行く、その次は何処へ行くのか、マネジメントはどうなるか。

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安全安心 水道メータの取り替え

2007-06-29 07:55:14 | 品質計量管理
          水道メータの取り替え(2007/06/27)


指導メータの取り替えの工事があった。

大変手際の良い工事であった。手順も良くムダのないすばらしいやり方であった。

計量は、何事も社会の規範である。大切にしたい。

エレベータ、ジェットコースターもこうあって欲しい。

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検定は危険を避けるためである

2007-06-28 07:13:56 | 品質計量管理
               確立、統計の原理がわかりやすい

検定は、危険をさけるために考えられた方法である。

ある仮説のもとで、怒りにくいことが起きれば、その仮説は捨てた方がよい。

捨てれば、危険を避けられる。

秤の検定も、そのとうりだ。

検定の実施方法に囚われていると、本質が見えないことが起きる。

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図面規格と分布の説明

2007-06-27 08:45:34 | 品質計量管理
               おはなし統計的方法(日本規格協会)

図面の規格に対して、測定器を選定するのであるから図面に対して製品がどのような分布になっているか把握する必要がある。

工程能力Cp=1.33とはどのなっているかの説明は、写真の本で良く説明がされていた。

この知識は、測定器の選定では欠かせない。では、次に必要なことは何であるか。続いて、調べることにする。

Cp=1.33が利用できる条件は、統計的手法として何が付いているか。もう少し統計的手法を調べてみる。

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製品と測定器の精度を説明する統計手法

2007-06-26 08:40:03 | 品質計量管理
                        名古屋駅(2007/06/23)

測定器の選定は、以前から簡単には決まらない課題である。しかし、簡単ではないが実際は会社の経験や個人の経験によって理論付けられて選定されている。

ここでは、精度の比率のみを検討する。そのために必要な要素として統計的な手法が欠かせない。欠かせないと言うより、統計的な手法で説明して結論が決まるといえる。このことは多くの実務者を悩ませることであるが、測定の実務者は統計的な手法を習得しなければならない。

統計学に詳しい研究者が、実務者にわかるようにかみ砕いて説明している場合は少ないように思える。実務者のレベルがいろいろであるから十分な説明は困難であろう。

ここまでくれば、統計的手法を習得する一つの実験を行うことにする。
手元にある統計の本をざっと調べ手見ると、
1)30年前は、文章と図で書かれていた
2)10年前からExcelが使われていた
3)3年前は、2色印刷になっていた
4)練習する内容の本がない

図書館、本屋さん、インターネットで統計の練習の本を探してみる。

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ISO10012-測定器に必要な精度

2007-06-25 08:36:53 | 品質計量管理
                   名古屋駅の前(2007/06/23)

ISO10012は計測マネジメントシステムであるが、製品の精度に対する測定器の精度を決めるための項目が明確に決めてない。

測定器に必要な精度を考える必要性はどんな時に起きるか。
1.校正を考えるとき
2.計測管理を考えるとき
3.製品を検査するとき
4.製品の加工を受注するとき
5.製品の製造工程全体を考えるとき
6.製品を加工するとき
7.製品を出荷するとき
8.製品を設計するとき
9.その他

製品の精度確保に必要な測定精度を検討するために利用する文献は何があるか
1.測定システム解析(TS16949のコアーツール)
2.GUM
3.JIS9090
4.その他

ISO10012の利用目的は、序文に書かれているが広い範囲で決めてあるから、利用者にとっては計測マネジメントシステムについて、高度の知識がないと利用しにくい書き方である。
高度の計測マネジメントシステムの知識のある者には、ISO10012を利用する必要性は大変少ないといえる。ISO10012の利用者への便宜を考えれば、各要求事項ごとに要求事項の目的を指針として示す事が必要と思える。

測定器に必要な精度を考える必要のある立場の者が、ISO10012を決めるときに関与していたであろうか、疑問を感じる。

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職域の拡大と法律の外への働きかけ

2007-06-22 14:46:44 | 品質計量管理
           あいち産業振興機構のホームページ(2007/06/22)

あいち産業振興機構に、専門家派遣事業がある。計量の専門家として登録されている計量士もいる。

ある適管の工場長が秤も品質に関係しているので、品質管理課が関係するように指示した事を聞いたことがある。

計量士も少しずつ、法律の外と関係が出来つつある。

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ISO10012-要素知識

2007-06-17 07:43:15 | 品質計量管理
               シンガポールのホテルのフロントの女性2006/09/26)

ホテルのフロントのコンピュータが故障して、15分間ぐらい待たされた。退屈であったので女性に写真を撮らせてもらった。ホテルのホームページにこの写真データは送ってある。

ISO17025は、測定器の試験・校正についてのマネジメントシステムであるが、ISO10012は、製品を製造するために行う測定マネジメントシステムでである。

ISO17025を理解するためには、測定の知識が主に必要であるが、ISO10012の場合は製造工程の知識と測定の知識が必要になる。

製品の規格(公差)と測定精度の関係を調べるために必要な知識は何であろうか。

1.統計:平均、バラツキ、分布、推定、回帰、検定、分散分析など
2.工程:cp、cpk、ppm
3.規格:ISO9001、10012、TS16949、GUM、VIM、JISなど
4.法律:計量法(考え方のあらすじ)
5.手法:品質管理、品質工学など
以上が主なことと思えるが、これらの中のどの部分かを特定する必要がある。

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ISO10012-製品の規格と測定器の精度の関係

2007-06-16 07:43:18 | 品質計量管理
               梅雨の合間  愛知県知多半島(2007/06/15)


ISO10012-1:1992の4.3確認システムの指針の中に、
「・・・校正由来する誤差は出来るだけ小さくすること。測定の大部分の領域置いて、それは使用時に確認された装置の許容誤差の1/3及び出来れば1/10以下であること。」
がるが、ISO10012:2003ではこの部分はなくなっている。

理由はよくわからない。TC176の関係者に聞いてみることにする。

人間が行う行為は、必要があって行っているので、必要な部分ごとに専門性があって、それぞれ、
計量:法定計量の関係
計測:電気関係
測定:寸法を扱う機械関係
観測:気象関係
分析:化学関係
など。
便利な使い方を開発してきているので、分野が異なると理解しがたい面があるので、10012を読んでも理解しがたい部分があるが、それは仕方がない。10012は使用者が各論は作り上げることとである。10012を法律のように縛られて使用することはない。

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ISO10012の調査-1

2007-06-15 07:19:22 | 品質計量管理
                     計量管理教育(2002年5月)


ISO10012(計測マネジメントシステム)の調査研究がはじまる。
メンバーは、自動車、電気、食品、航空宇宙などの関係者である。

計測マネジメントであるから、多くの業界に関係しており、各業界では、計測をどのようにマネジメントしているか、どんな調査結果がが出来るかとても楽しみである。

計量標準のマネジメントは、自然科学の原点であるから業界による差は、利用する精度のレベルに関係する程度と思う。

ISO10012は、製品との関係が出てくるから、自然科学の原理を製品にどのように反映させているか面白いところである。

調査結果は、2008年3月に出るが、日本語、英語の対訳版の形になると良いが、翻訳の費用が出るか、あるいはボランテアで翻訳するか。

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