神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

亡くなった友人のマンションを買いたいな

2017年10月25日 09時36分02秒 | 日記
一昨日と昨日と2度亡くなった友人のマンションに行った。

一昨日は運よく彼女の教え子が来ていて、ベランダの片づけとかしていたから、お部屋を見せていただけた。

いや、私が勝手に上がり込んで見たというのが正確なような・・・。^^;

友人の教え子の方は、部屋が散らかっていることを自分の恥のように恥ずかしがって、私に入れとは言わなかった。

が、私は、自分が彼女の最晩年の親友だったと自負しているから、勝手に上がった。(苦笑)

それで一渡り部屋を見せていただいた。

確かに部屋は散らかっていたが、それは彼女が学者だったから、本類が異常に多く、それが整理されていない状態だったからだ。

それと、寝室には衣服も多少散乱していたけれど、まあ、想定内だ。

そんな部屋の中のことより、私は、窓からの景色のすばらしさに打たれた。

北側の寝室の窓からは、京都北山が拝めるし、南側のベランダからは京都の市街地が望める。

京都市は高層ビルの建てられない条例があるので、彼女の6階の部屋からでも十分眺望がよい。

部屋の間取りも悪くない。

なにより大きな納戸のついているのがいい。

蔵書の多い彼女も、この納戸を見込んで、この部屋を買ったのだろう。

なにしろ蔵書の多い人だったから。

南面にあるLDKは日当たりがよくて居心地よさそうだし、その隣の和室も広い押し入れがついて使い心地がよさそうだ。

教え子さんによると、現在、この部屋は裁判所の管理になっているため、第三者は手を付けられないが、裁判所の手続きが完了したら、ご連絡さしあげますと言ってくださった。

そこで、帰り道に思った。

彼女のマンションを手に入れることはできないかと。

私は、昔から京都に住むのが夢だった。

このマンションは観光客の押し寄せるような喧噪はなくて、それでいて交通至便なので住むのに理想的だ。

学生街であるから物価は安いし、安い食べ物屋もたくさんある。

けさ夫にそのことを話すと、そうすればと。

夫も、うるさい私から離れて一人になりたいから、買えばと言う。

う~ん、しかし資金は?

それが問題だ。

           *

  長男の滋賀にも近く東京の娘も便利に来られる京都

  友人の住みゐし住まいに住むことは亡き友人とゐるがごとしか

  ここならば高速バスで高知へも帰られるなりいと簡単に

  大阪の次男も東海道線で来られる京都ここに住みたし