生活に困ったシングルマザーが事件や事故現場の「クリーニング」業に手を出すお話。『リトル・ミス・サンシャイン』のチームが作ったとか。
あらすじだけ聞くと『おくりびと』をイメージする。人が亡くなった後のお世話という点では、この映画でも同じ。でも、死体は片付けられた後の、血の飛び散る現場をクリーニングするわけで、死者に対する厳粛な雰囲気とかとは距離がある。
その分、こっちは個人の(というより社会の?)危機的状況をいくつも重ねる。そして、最後までそれらはほとんど解決しない。つい、オイオイ、と思ってしまうのだけど、『おくりびと』があまりにもトントン拍子で、周囲の偏見や父親との確執といった問題をクリアして行ってしまったので、むしろこっちの方が現実的なのかも。珍しい仕事を題材にしながら、主題はそこにはないみたい。
主演は『ダウト』で褒めたエイミー・アダムス。目元に妙齢感が出てます。お父さん役のアラン・アーキンは、アカデミー助演男優賞を獲った『リトル~』の時ほどファンキー感がないけど、いいおじいちゃんっぷり。同じく『リトル~』でチョイ役を演じたメアリー・リン・ライスカブ(24のクロエ)が今回は結構大きい脇役。出てきた瞬間、笑ってしまったよ。
あらすじだけ聞くと『おくりびと』をイメージする。人が亡くなった後のお世話という点では、この映画でも同じ。でも、死体は片付けられた後の、血の飛び散る現場をクリーニングするわけで、死者に対する厳粛な雰囲気とかとは距離がある。
その分、こっちは個人の(というより社会の?)危機的状況をいくつも重ねる。そして、最後までそれらはほとんど解決しない。つい、オイオイ、と思ってしまうのだけど、『おくりびと』があまりにもトントン拍子で、周囲の偏見や父親との確執といった問題をクリアして行ってしまったので、むしろこっちの方が現実的なのかも。珍しい仕事を題材にしながら、主題はそこにはないみたい。
主演は『ダウト』で褒めたエイミー・アダムス。目元に妙齢感が出てます。お父さん役のアラン・アーキンは、アカデミー助演男優賞を獲った『リトル~』の時ほどファンキー感がないけど、いいおじいちゃんっぷり。同じく『リトル~』でチョイ役を演じたメアリー・リン・ライスカブ(24のクロエ)が今回は結構大きい脇役。出てきた瞬間、笑ってしまったよ。