ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『人のセックスを笑うな』

2008-02-23 01:31:37 | 映画
どこかの地方都市、美術学校に通うみるめはリトグラフ講師のユリに誘われ、アトリエでモデルをすることに。そしてユリの無邪気な姿にずるずる引き込まれていく。

この映画、どう考えても永作博美、である。あまりにも自由すぎ。淡々と進んでいく若者たちの日常の中に、降ってきたユリ。人間、だいたい何かに縛られてる。勉学、仕事、家族、結婚、友人、世間、年齢…。そういうものを軽々飛び越え生きている。みるめについては「だって触ってみたかったんだもの」。あっけらかんとそう言うユリの姿に、惚れちゃう憧れちゃう。まさに永作萌え。39歳と19歳の恋愛なのに、背徳感とか熟女感(^_^;とか全然感じないのが不思議。ありです、あり。

引きの画が多いから、たまにユリとみるめがアップになってチュッチュしてたりすると、どうしようもないぐらいキュンキュンくるわぁ。写真がまさにそのシーンなんだけど。ここで私はオチマシタ。

ただ、彼女と付き合っていけるかと言えば、ムリだよなあって思う。現にみるめは苦悶しきりだったし。ああ、そんな考え方する時点で、自分は不自由確定。エンディングテーマの歌詞、「もう知識はいらない」ってリフレインが、ずっと脳の底にこびり付いてる。