Mr.ビーン、10年ぶりの新作。いやあ、お懐かしゅうございます。NHKの深夜放送で見たなあ。
今回、Mr.ビーン(ちなみに“ミスター”は名字らしい)は、慈善クジに当たってフランスのカンヌへ旅行に出かけることに。毎度のことながら、自分自身でトラブルを起こして巻き込まれながら、どんどんあさっての方向へ。ロシア人の少年やフランス人女優と共にドタバタしながら、カンヌへ向かうが…。
フランスだから言葉が通じないわけで、いつも以上にジェスチャー芸に磨きが掛かってる!とは言っても、テレビシリーズのシットコムのような観客の笑い声が付いてはいない。かといって映画館のお客が大笑いすることもなく。ちょっとそこは寂しい。
でも、スピーカーから流れるアリアに合わせて歌い上げる真似をするシーンは、抱腹ものながら、ある種、感動してしまう。そりゃみんな金を投げ込みたくなるよ。ジャック・タチの『ぼくの伯父さんの休暇』がベースにあるらしいけど、『ぼくセザール10歳半1m39cm』を観たときの郷愁を誘う感じに似てる。
終盤、ビーンが持っていたビデオカメラが役立つ。なるほどうまいオチだ。南フランスの気候のように、カラッと気持ちの良いコメディだった。
今回、Mr.ビーン(ちなみに“ミスター”は名字らしい)は、慈善クジに当たってフランスのカンヌへ旅行に出かけることに。毎度のことながら、自分自身でトラブルを起こして巻き込まれながら、どんどんあさっての方向へ。ロシア人の少年やフランス人女優と共にドタバタしながら、カンヌへ向かうが…。
フランスだから言葉が通じないわけで、いつも以上にジェスチャー芸に磨きが掛かってる!とは言っても、テレビシリーズのシットコムのような観客の笑い声が付いてはいない。かといって映画館のお客が大笑いすることもなく。ちょっとそこは寂しい。
でも、スピーカーから流れるアリアに合わせて歌い上げる真似をするシーンは、抱腹ものながら、ある種、感動してしまう。そりゃみんな金を投げ込みたくなるよ。ジャック・タチの『ぼくの伯父さんの休暇』がベースにあるらしいけど、『ぼくセザール10歳半1m39cm』を観たときの郷愁を誘う感じに似てる。
終盤、ビーンが持っていたビデオカメラが役立つ。なるほどうまいオチだ。南フランスの気候のように、カラッと気持ちの良いコメディだった。