ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『チーム★アメリカ/ワールドポリス』

2005-08-15 23:35:12 | 映画
11日の木曜日にシネアミューズで鑑賞。

『サウスパーク』のトレイ・パーカーとマット・ストーンの最新作。しかも人形劇。サンダーバードを彷彿とさせつつも、人形たちに表情があって、パリやタイムズスクウェアやセットもリアル。それをエログロナンセンスに破壊し尽くす。笑っていた顔がだんだん引きつってくる。

世界平和を守るために結成されたチーム・アメリカは、各国にテロリスト対峙に出かけ、行く先々で全てをぶっ壊して帰って行く。トレイ&パーカーの標的は、テロリストや、北の将軍様だけではなく、マイケル・ムーアやジョージクルーニー、ショーン・ペン、スーザン・サランドンなど映画界へも及ぶ。首をポッキリ折られたり、腹をえぐられたり、皆、グロテスクで壮絶な最期を遂げる。普通、怒るわなぁ。マッド・デーモンは「まっどでーもん」しかしゃべらないオマヌケ。『ザ・ホワイトハウス』の大統領、マーティン・シーンも登場(反戦活動家としても有名)。一人興奮。日本からはアキヒトさん夫妻もご出演。全く似てないけど。右派左派、両方を茶化すことで、混沌とした世界を表しているのか。違うな、単に笑い飛ばしたいだけだろうな。

また、この映画はミュージカル映画とも銘打ってるから、挿入歌もオバカでウケる。『パールハーバー』に対抗意識を燃やしているのはなんでだろう?

こんな映画の感想を終戦の日に書くのも何ですが。絶対に真剣に見ちゃダメ。それにしても、操り人形たちのベッドシーンがこれほど笑いを誘うとは。


サウスパーク 無修正映画版

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↑これはこれで面白い。