静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ 米国の原爆への向き合い方 ≫  融和と寛恕へ進むよう願う  アジアの怨念にも終止符を!

2016-04-18 09:29:32 | 時評
* 米国 広島訪問、各紙が支持…「大統領は敬意表すべきだ」http://mainichi.jp/articles/20160418/k00/00m/030/029000c?fm=mnm
・ 先のG7外相会議の際、日本政府の呼びかけに応じ、G7各国が広島の慰霊碑と原爆資料館を訪れ、献花した。 米国の主力各紙が、ケリー国務長官の訪問を肯定的にとらえ、
  日本と被爆者の「核兵器廃絶への願いと努力」に米国は敬意を表すべきだ、とする社説論陣を張った。従来から大きく踏み出した米国の論調は徐々に米国世論にも影響を
  及ぼすと期待したい。
・ 一方で<第二次世界大戦中の1942年にフィリピン・バターン半島で米兵捕虜ら多数が死亡した「バターン死の行進」の生存者や家族で作る団体は、旧日本軍の米兵捕虜に
  対する追悼がされていないと日本政府に訴えている>。 

 ⇒ 戦争中の互いの非道な行為を素直に認め、謝罪/追悼する相互の働きかけが拡大すれば、米国に限らず欧州諸国とも更に<融和と寛恕>の気持ちに向かうかもしれない。 其の保証は無論ないが、少なくとも雰囲気は変化するだろう。 日本の呼びかけに応じてもらうと同時に、日本が未だ追悼も謝罪もしていない出来事が残っているなら、この際、日本から率先してはどうか? 例えば、記事にも出ている【バターン死の行進】だ。

 また、こういう動きを日本が主導すれば、被害国の特権として責めることばかり続ける一部のアジア諸国の態度が、相対的に「非融和的」「敵対的」「怨念依存」と映り、
日本外交にとってプラスにもってゆけないものか?  甘いかもしれないが、「原爆被災を被害者面するな!」と息巻く国も、自分が相対的な孤立化に向かうなら攻撃を止めるだろう。
  ・・・いやいや、「反日、こんなに美味しいカードは死んでも離さないよ」というところか???
コメント
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