静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

☆ 2016.04.26. ≪ 在日コリアン攻撃に賠償判決 ≫ 日本人への攻撃だから と1審は退けた?

2016-04-26 11:07:00 | トーク・ネットTalk Net
 ☆ 在特会訴訟 暴言は「人種差別的思想の表れ」賠償額を増額 http://mainichi.jp/articles/20160426/k00/00m/040/024000c?fm=mnm
・ 生島弘康裁判長は、在特会による行為を「人種差別的思想の表れで違法性が強い」と認定。1審・徳島地裁判決を変更して賠償額(約230万円)を増額し、在特会側に
  約436万円の支払いを命じた。
・ 1審判決は「(在特会の)攻撃対象は徳島県教組と元職員の女性であり、朝鮮人に対する差別を扇動するとは言い難い」としたが、生島裁判長は「被告らは在日朝鮮人に
  差別意識を有し、攻撃をインターネットで公開することで支援者が被害を受けることを広く知らしめ、活動に萎縮効果をもたらすことを目的としていた」と指摘。
  ネット公開による名誉毀損(きそん)も認めた。在特会側は、損害賠償請求権の時効成立を理由に請求棄却を求めていた。
  ⇒ 1審の徳島地裁が「(在特会の)攻撃対象は徳島県教組と元職員の女性であり、朝鮮人に対する差別を扇動するとは言い難い」とは、何たる妄言だろう。 
 私は呆れてものが言えない。 また、本件で徳島地裁裁判長になった人は、いったいどういう親の下で道徳教育を受けてきたのだろう、と哀しくなる。

 法治に携わる法曹界も様々な人々の集まりであることは<思想の自由>そのままであり、日本がそのような自由な国で居ることは大事なことだ。
だが、およそ<ヘイトスピーチ><民族/人種差別>に関してだけは、誰も思想の自由を盾にすることは許されないと私は信じている。 何故なら、何度も云っているように、あらゆる差別は人間の基本的尊厳を否定し、人間として誰もが互いに尊重すべき「基本的人権」を壊すからである。他者の存在を否定する「自由」が認められて良い筈は無い。 
 自公両党が国会に出したヘイトスピーチに関する理念法案が、「言論の自由」を盾に罰則規定を持たぬものになったことは皆さんご存知だろう。理念法に留め、罰則規定を盛り込まぬことで<誰の尊厳>を損ない、<誰の自由>を守ろうとするのか、言うまでもない。   このような政権が行政府を動かす国なのだ、いまの日本は。。。
コメント
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