国立国際美術館で貴婦人と一角獣展を観てきました。
(会期は10/20まで)
JR大阪駅から地下鉄四つ橋線西梅田駅に向かう地下通路の壁には絵が描かれているのですが、その中の1点がこの展覧会の看板になっていました。
国立国際美術館に行くたびに思います。
ここはメインの展示室が地下3階にあって、地震には強いだろうけれど、浸水に関してはどうなのだろうかってね。
さて、この展覧会、フランス国立クリュニー中世美術館所蔵の6面の連作タピスリーの展示で、国外出たのは1974年のアメリカに次いで2度目だそうです。
西暦1500年ごろの制作で、高さ3mを超える現物と合わせて、デジタル画像で肉眼では見落としてしまいそうな、細かい部分も見ることができました。
私はこの大作を作らせた貴族や掲げたお城より、どんな人たちがこれを作ったのかということに興味がわきました。
組み込まれた要素に共通性はあっても、仕上がりは個々に違いがあって、同じチームが作ったようには思えませんでした。
デザイナー(?^^)、職長さん、職人さんたちがそれぞれ競い合ったのかなぁ。
500年前の働く人々の姿をぼーっと思い浮かべました。
触覚・373×358cm
味覚・377×466cm
嗅覚・368×322cm
聴覚・369×290cm
視覚・312×330cm
我が唯一の望み・377×473cm
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