毎度のことながら、あまり計画を立てないで出かける旅です。
2日目は天気は下り坂ということで、旧三笠ホテルを経由して、白糸の滝までぐらいは行ってみようということになりました。
旧三笠ホテルは国の重要文化財。
明治38(1905)年に落成、ホテルの営業は翌年から開始されました。
岡田時太郎の設計、日本人の手による純西洋式木造ホテルです。
電灯を使ったシャンデリア、軒を支える湾曲した腕木、凝ったカーテンボックス、太い縁の窓枠と幾何学模様のガラス窓など手の込んだ装飾が見られます。
当初からのガラスも残っているそうですよ。
明治のガラス越しに見える緑がとてもきれいでした。
ホテルの前から、白糸ハイランドウェイを通って、白糸の滝に向かいました。
白糸の滝は落差3m、幅約70m、浅間山の地下水が岩肌から湧き出しています。
滝の水は湯川、千曲川へと流れ込みます。
雨が降り出していなかったので、鬼押出し園にも行ってみようかということになりました。峰の茶屋から鬼押出し園へは鬼押ハイウェーを使います。
ちなみに白糸ハイランドウェイは草軽鉄道、鬼押ハイウェーはプリンスホテルが管理運営している有料道路です。
鬼押出し園は霧の中でした。
50年前に来た時とは形が変わった^^はずの浅間山もまったく見えません。
入園はしないことにしました。
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