西加奈子さんが家族でカナダ・バンクーバーに住み、がんになって現地で治療したことを知ったのはNHKあさイチのプレミアムトークで、でした。
相変わらず細身で元気で、軽快な関西弁のおしゃべりは、とても大きな波を乗りこえたきたとは思えませんでした。
この『くもをさがす』は乳がんの告知をされてから日記をつけ始め、日記を追うようにして書かれたノンフィクションの文章です。
はじめ、出版の予定はなかったし、誰に向けて書いているのか分からなかったそうです。
でもいつからか「あなた」に向けて書いていると気づいたそう。
そう、読んでいる多くの「わたし」、それぞれの「わたし」にです。
遺伝子検査で高確率で転移・再発の可能性があると知った西さんは両乳房の全摘を決意、乳房再建の手術をしないことを決めます。手術あとはとても美しかったそうですよ。「きれいやなー」看護師が言います。
「分かるで!」「せやんな!」「決めるのはカナコやで」「あなたの体のボスは、あなたやねんから」。
文中、西さんが出会うカナダの女性たちはみんな関西弁で話します。英語がそう聞こえたのだそうです。
自分へ、家族へ、友人たちへ・・・、つのる思いがほとばしるような文章でした。
今夜(8/13)京セラドームでの阪神・ヤクルト戦は中継ぎ・抑えの投手の好リレーで、5-3で阪神、勝ちました。
梅野捕手がデッドボールで手首を骨折、今季の再登場はかなわないようです。優勝が手に届きそうなシーズンなだけに、悔しいでしょうね。
世の中の敵は、ガンと思います
でも諦めてはいけませんね
私の息子も血液の癌になり、克服し5年が過ぎ10年になろうとしています
元気で頑張って居ます
作者も頑張って欲しいです。
阪神も近本が帰って来ると、鬼に金棒?を感じます
順列が付き始めましたが、下剋上狙いの3位争いが面白くなりそうです。
ガンには本人だけでは立ち向かえないようですね。
西さんも大勢の方と一緒に頑張ったそうです。
ただ、闘病とか病気をやっつけるという言葉は使わずあくまでも「治療」
をしていると、考えるようにしたそうです。