自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

イヌだか、ネコだか。

2020-09-08 | 花・木・実・いきもの・自然

円満字二郎さんという辞書編集者さんがいます。
まるで、ペンネームのような円満というのは本名だそうです。

円満字さんが岩波書店のPR誌「図書」に漢字の植物園in広辞苑という連載を持っていて、(連載は昨年終了)、ほったまま今になって読んだ号に、エノコログサが取り上げられていました。

『広辞苑』にはこうあるようです。
「イネ科の一年草、路傍に普通にみられる雑草」と。

たしかにエノコログサやオヒシバ、メヒシバは大昔から都市近郊の野原や道端に生えている由緒ある^^雑草で、令和の今でも隙あらば^^生えてきます。

 

私はモリモリ生えてたら、即カメラを向けます。
上の2枚目の写真は昨日のブログに使った写真と同じ場所で、以前撮ったものです。
穂先が長くて垂れる、アキノエノコログサという種類もあるようです。

さてエノコログサ、漢字で書くと「狗尾草」。「夏、緑色の犬の尾に似た穂を出すから」。
もともと中国での名称です。
日本語の「えのころ」は「犬の子」のことなので命名の発想は共通しています。

ただエノコログサ、別名は「ネコジャラシ」。
円満字さんは、犬と猫のコラボレーションに嬉しくなってしまいます。と、記していました。

イヌジャラシでもよかったかな?
イエイエ、絵柄からいったらネコのほうが似合いますね。

 

コメント
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