自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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プラド美術館展ーベラスケスと絵画の栄光ー@兵庫県立美術館

2018-09-30 | 展覧会

兵庫県立美術館プラド美術館展ーベラスケスと絵画の栄光を観てきました。
会期は10月14日(日)までです。

マドリードにあるプラド美術館はスペイン王家の収集品を中心に1819年に開設された世界屈指の美術館です。
そのプラド美術館の至宝ベラスケスと17世紀絵画の傑作が神戸にやってきました。

チラシのキャッチフレーズは「美の無敵艦隊、神戸へ。」^^です。

16世紀から17世紀にかけて、アメリカ大陸など広大な植民地から流入する莫大な富を背景に一大帝国を築いたスペイン。その豊かな経済力をあますところなく使って、歴代の国王は未曾有の規模で美術作品を収集しました。

また教会と王権によって美術は奨励され、偉大な画家も輩出しました。

 

この展覧会はフェリペ4世の王付き画家として活躍した偉大な画家ベラスケスの7点の絵画を中心に、リベーラ、ムリーリョ、ルーベンス、ロランなど61点の油彩画と9点の資料で構成されています。

王宮の壁を飾ったからでしょうか^^、サイズの大きい作品が多いです。
迫力満点です。ほぼ400年の時空を超えてきても、訴えかけるパワーは衰えていません。

 

常設館ではひょうご近代150年。
収蔵品でたどるひょうごのあちこち、150年のあの時この時。
「県美プレミアム、収蔵品によるテーマ展」
会期は11月4日(日)までです。

 

イサム・ノグチ:Little Id

 

やなぎみわ:案内嬢の部屋B1 榎忠:ハンガリー国にハンガリ(半刈)で行く

 

元永定正:赤から黒へ

 

島袋道浩:そしてタコに東京観光を贈ることにした
映像作品です。

 

最後に回った展示室は夏恒例の「手で見る」シリーズです。
県美プレミアム、館外作品による小企画「触りがいのある犬ー中ハシ克シゲ」
こちらも会期は11月4日(日)までです。



作家、中ハシ克シゲさんの愛犬サンをモデルに、ご自分も目隠しして、手の感覚だけで作られました。
見学者も触れます。

 

添い寝犬
黒いブランケットをめくると・・・

 

 

県立美術館に向かう歩道橋から見上げる空は青く、高く、再び大きな台風が近づいて来ていることなど信じたくありませんでした。

 

(9/28撮影)

 

 

 

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