神戸市立小磯記念美術館で野田弘志展を観てきました。
この展覧会も昨年末観に行ったもので、会期は1月31日(日)までです。
野田弘志は写実絵画の第一人者で、東京藝術大学で小磯良平の教室で学びました。
鳥も野菜も花びらも石ですらも、緻密な線と色で描き込まれていて、まるで写真のようです。
もっとも、この写真のようだという表現は彼に対してはいい表現だとは言えないと思うのですが他の言葉では言い表せません。
着物の縮緬、手の甲の筋、裸婦の白い肌の下の血管。
見とれてしまう作品ばかりです。
一昨年、ドキュメンタリー映画が公開されたようです。観ていませんが・・・。